朝コーヒーならぬ、「朝オルヅォ」を楽しむ。ノンカフェインで“牛乳アレンジ”もおいしいよ|マイ定番スタイル
Photographed by Dai Hashimoto
熊本市の市街地から北部に車を走らせると、自然豊かな中に歴史、温泉、世界遺産など観光スポットが多くあります。閑静な住宅地にある黄色の扉を開けると、そこにはこだわりのお部屋の数々がありました。
名前(職業):MAYOさん(フォトグラファー)、ご主人、しおんちゃん(6才)、そうわくん(3才)、いなぎくん(0才)場所:熊本県
面積:1F 55.06㎡(16.65坪)/2F 57.96㎡(17.53坪) ■目次
1. この部屋に決めた理由
2. 残念なところ
3. お気に入りの場所
4. お気に入りのアイテム
5. 暮らしのアイデア
6. これからの暮らし
この部屋に決めた理由
フォトグラファーをされているMAYOさん。7年前まではご主人と一緒に熊本市の東区に住んでいたそうですが、熊本県北部にご主人のおばあさまの土地があり、引っ越してきたとのこと。
「いま住んでいるこの土地は夫のおばあちゃんの土地なんです。
夫のご両親もこの近くに住んでいて、近くにいるとお互い安心なので、ここに家を建てることにしました」(MAYOさん)
「あとは熊本の住宅会社のコムハウスに小中学の親友が働いていて、そこ以外で家を建てる選択肢もなかったですね! 親友のコーディネート力がとても頼りになって、2人で家を作ったような感じです」(MAYOさん)
残念なところ
「作業時に手元が暗いのが難点なので、アトリエのライトの場所をもう少し考えれば良かったです。
あとはリビングの収納を増やしたことで、掃き出しの窓が小さくなったことですかね」(MAYOさん)
お気に入りの場所
スキップフロアMAYOさんのご自宅は、玄関を入ると階段があってリビング、さらに階段を少し上るとフリースペースがあります。スキップフロアになっていて、入った瞬間にワクワクする部屋ばかり。
「遊び心のある家にしたかったんです。フリースペースはいまは子どもの遊び場にしていますが、いずれは夫のくつろぎスペースやセカンドリビングとして、または子ども部屋として使おうかと思っています。子どもの成長とともに使い方を変えていく楽しみがありますね」(MAYOさん)
MAYOさんのアトリエ
MAYOさんは熊本市南区の川尻にあるキャンディーキャンディーという子供服のお店で手伝いをする傍ら、独学でハンドメイドを学んだとのこと。ハンドメイドは好きなものを作れるし、それを着ることができるのが面白い! とMAYOさんは目を輝かせます。
「いまは子育てでなかなかこの部屋に入る機会がないんですが、アトリエはお気に入りの場所です。作業台はコムハウスさんにオーダーで造作していただいて、壁紙はナタリーレテにしました。
この壁紙を眺めたりしながら、大好きなミシンでハンドメイドできる時間が楽しいです」(MAYOさん)
結婚してからハンドメイドに夢中になったというMAYOさんは、熊本市東区で運営している「camera×こどハロ」フォトスタジオメンバーの一人。
スタジオは去年の4月からスタートし、1万人規模ののイベント「こどもが主役のハロウィンマルシェ2022」も開催しています。今年は10月30日(日)の10時〜16時まで長洲町の金魚と鯉の郷広場にて開催されるとのこと。
お気に入りのアイテム
Bjorn WiinbladのフラワーベースMAYOさんのお部屋を見渡すと統一感がありながらも、小物類や飾りなどカラフルなアイテムがたくさんありました。
特に目を引いたのがBjorn Wiinbladのフラワーベース。
「知り合いがインスタグラムに載せていて、家にも合いそうだなと思って購入しました。色の展開が豊富でどれもかわいいんですよ」(MAYOさん)
FUTAGAMIのキッチンペーパーホルダー「FUTAGAMIのキッチンペーパーホルダーもインスタで見つけて(笑)。真鍮でできていてるんですよ。友人に誕生日プレゼントをもらいました。一生使いたいと思っています。
あとこのバウンティーのキッチンペーパーはコストコで買ったんですけど、厚くて丈夫でお気に入りです」(MAYOさん)
暮らしのアイディア
ダイニング照明MAYOさんの家で印象的だったのは玄関の扉が黄色だったこと。家に入る前からワクワクとした気持ちにさせるその色は、MAYOさんのお気に入りの色でレモンのようなダイニング照明も同じ色でした。
「ダイニングの照明も本当は白だったんですが、コムハウスさんにお願いして黄色に塗り替えてもらったんです。家電も壁も白だったので、アクセントになっていいなと思って。
いま住んでいる家に合う色を一番に考えますね。色が売ってない場合は問い合わせたり、照明みたいに塗り替えたり。メルカリやフリマで探すほど、物を選ぶことに妥協はしないですね」(MAYOさん)
自分でDIYする「DIYっていうほどではないんですが、イケアの水差しにシールを貼って水玉柄にしたり、3COINSのバスケットの蓋の周りにフリンジを付けてハンドメイドしたり、ちょっとしたアレンジをしています」(MAYOさん)
結婚してから世界が広がり、今までの自分とは打って変わってカラフルなものを身につけたり手にとるようになったというMAYOさん。
カラフルなものを見ていると、人と出会ったりなにかを見たり、人生は楽しまないと損だと思わされるとのこと。MAYOさんの選ぶカラフルな色合いには、そんなポジティブなパワーが感じられるものばかりでした。
これからの暮らし
「ライトのスイッチをいずれ変えたいですね。もう少しこだわりのある、例えば真鍮だとか、アクセントになる素材のものにしたいです。あとはキッチンの壁も子どもたちと一緒に塗り替えたいですね。
そんな楽しみも残しつつ、今を楽しんでいます」(MAYOさん)
結婚するまでは内気で、人から声をかけられるのを待つようなそんな自分を後悔しているというMAYOさん。
子育てやハンドメイドをしながらフォトグラファーとして活躍するMAYOさんのお話は強く美しく、まさにカラフルで遊び心のある部屋と同じで元気が出る人柄でした。
築23年の賃貸マンションにお気に入りの雑貨とDIYで工夫を加えるふたり暮らし。