Photographed by BLACK MANAtelier_moku、山科拓郎 ライフハッカー[日本版]より転載。

キャッシュレス時代と言われるようになって久しいですが、皆さんはどうしていますか?

「スマホしか持ち歩かない!」というツワモノもいらっしゃるでしょうが、お札やカードが手元にないと不安という方が、まだまだ多数派なのでは。

かくいう私もお札やカードは持っておきたい派。…ですが、お札やカードは極力ミニマルに持ち運ぶのが理想です。

「わかる!」という方にぜひチェックしてもらいたいのが、現在machi-yaでプロジェクトを実施していて、ユニークかつ明確なコンセプトを持つふたつのプロダクト。

かたやキャッシュレス時代に適合したフレーム型のジュラルミン製カードケース「NIUM CLASSIC」、かたや完璧を目指して製作された一万円札とほぼ同サイズの長財布「Uno」、です。

カテゴリは違えど、用途には似通っている部分がある両者。機能や特長、サイズなどをまとめて比較してみました!

「NIUM CLASSIC」は手のひらサイズ、「Uno」は長財布最小クラス


まずは、サイズを比べるために「Uno」の上に「NIUM CLASSIC」を重ねてみました。比較対象として、左にはiPhone 13 miniを置いています。


そのコンパクトさが一目瞭然な「NIUM CLASSIC」は、クレジットカードやICカードとほぼ同サイズ。実寸は長辺91×短編60mmほどで、重さは約15gでした。

スマホ以下の小ささで、ジャケットの胸ポケットやサコッシュなどの小さなバッグにも余裕で入ります。


一方の「Uno」は、長辺163×短辺90mmで、一万円札+3mm程度の大きさ。長財布としては他に類を見ないコンパクトさで、お札を不便なく収納できる限界ギリギリを攻めています。

単純なサイズ比較では「NIUM CLASSIC」に軍配が上がりますが、あえて縫製を省くことでサイズダウンし、スマートなデザインを実現している点には注目すべきでしょう。

「NIUM CLASSIC」にもお札が入ります

ここからは、それぞれの容量をチェックしてみましょう。


「NIUM CLASSIC」には、厚さ0.8mm以内のクレジットカードや保険証、免許証などが最大6枚収納可能。

利用頻度の高いタッチ決済可能なクレジットカードや交通系ICカードなどを裏表の1枚目に入れておくと、カードを取り出さずにすぐ使えて便利です。


逆さにすると「カードが落ちてしまうのでは…」と思いきや、ケース内部の特殊な板バネがカードを一定の強さで固定してキープ。ケース内でのガタツキも軽減されます。


さらに、差込口はスロープ型になっていて、出し入れ時にはカード先端が湾曲。スロープに乗るため、スムーズに出し入れができました。2枚目、3枚目のカードもストレスなく利用できます。


収納できるのはカードに限りません。リターンによってはマネークリップが付属し、最大15枚までお札を挟んで持ち運べます。

お会計が現金オンリーのお店に行ってから焦らないように、こちらも用意しておくとスマートかもしれません。

「UNO」の収納力はまさに完璧!


対して「Uno」は、7つのカードポケットにカードを収納可能。薄いカードであれば2枚重ねで収納できるので、見た目以上に入ります。

カードがフィットするので、現時点では逆さにしても落ちる心配はなさそうでしたが、素材の経年変化によりポケットが広がった際は少し注意が必要かもしれません。


続いて、お札の収納部ですが、こちらには一万円札10枚を含めて30枚を収納可能とのこと。

スペースの無駄なくピシッとお札が収まっている様子には、美しさすら感じます。


薄くシンプルな構造にするために、仕切りは設けられていません。…が、むしろお札を取り出しやすくなっていました。

普段は二つ折りにしてホックで留めるため、安心して持ち運びできそうです。


一方、浅底の小銭入れは二つ折りにしたままでもアクセス可能。

硬貨は500円玉2枚を含めて最大25枚収納でき、日常生活で不便を感じるシーンはほぼないでしょう。立てた状態なので、金額を確認して取り出せるのも利点ですね。


遊び心のあるマルチ収納ポケットには、鍵やAirTag、常備薬なんかを入れておけます。ギターやベースを弾くなら、ピックの収納にも良さそうです。

綿密な設計から見事な収納力を実現している「Uno」。比較してサイズが大きいアドバンテージ以上に、文句のない使いやすさに仕上げられていると感じました。

ジュラルミンと革。どちらも高級感のある素材を採用

最後に注目したいのが、使われている素材です。


航空機にも採用されるジュラルミンの一枚板を、日本の高い技術力で削り出して作られる「NIUM CLASSIC」。継ぎ目のないスタイリッシュなデザインと輝きが、所有欲を満たしてくれるでしょう。

超軽量ながら高剛性を誇り、通常利用ではまず変形が起こらないというから驚き。大切なカードをしっかり守ります。


「NIUM CLASSIC」が一枚板なら、「Uno」は一枚革の構造。縫製が少なくデザインがスマートになるだけでなく、強度や安定感も増します。

素材はイタリアとドイツのレザーを採用。写真のサンプルはドイツ生まれの「ノブレッサカーフ」で、型押しによって均一な模様が作られています。表面の顔料のおかげで水や汚れに強く、長く同じ風合いで利用可能です。


一方、イタリア産の「プエブロ」は、使い始めは和紙のような手触りとマットな質感。使うほどに表面の繊維が寝て光沢が増し、深みのある色合いになっていきます。経年変化を求める人にはこちらがオススメです。

ふたつセットで使っても便利です

さまざまなポイントで「NIUM CLASSIC」と「Uno」を比べてきましたが、正直なところどちらにも甲乙つけがたい魅力があります。

コンパクトにまとめてキャッシュレス化を目指すなら前者、長財布好きで必要十分な容量を確保したいなら、後者がマッチするでしょうか。

ただ、個人的にはふたつを併用するのもオススメです。例えば旅先では、基本は「Uno」にお札やカードを入れておき、身軽に行動したいとき「NIUM CLASSIC」に入れ替えるとか。どちらもスペースに余裕をもっておけば、とっさの名刺入れとしても重宝すると思いますよ。

machi-yaで実施中のプロジェクトでは、「NIUM CLASSIC」が一般販売予定価格から5%OFFの6,631円、「Uno」は10%OFFの17,820円(どちらも消費税・送料込み)から支援可能な状況です。

下記リンク先ページでは、製作のこだわりやバリエーションなどをチェックできます。長財布かカードケースか、それとも併用か。ページにアクセスして、検討されてみては?

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