ROOMIEの音楽と部屋でもヘッドホンアンプや、Audioengineのデスクトップスピーカー「A2+」の記事を書いてきました。
ひとつを良くすると、新たな弱点が出てくるもので、新たにヘッドホンも購入したので紹介します。
ゼンハイザー「HD599」
ゼンハイザー ヘッドホン オープン型 HD599 21,700円(Amazon参考価格税込)オーディオ好きには有名なドイツのゼンハイザー社。
ワイヤレスやノイキャンのイヤホンやヘッドホンにも力を入れていますが、1967年に世界初のオープンエアー型ヘッドホンを発売して以来、オープンエア型と言えば同社です。
HD599は、2016年にホームリスニング用500番台の最高機種として登場した定番です。
どれぐらい定番かというと、Amazonの限定品(HD599SE)が存在するぐらいです。
ゼンハイザーの正規品はアイボリーの2トーンで通称プリンカラー、Amazon限定品はブラック。
通常は正規品の方が値引されていますが、Amazonのセール期間は逆転し、私の場合はセール期間にブラックを購入しました。
ゼンハイザー ヘッドホン オープン型 HD 599【国内正規品】 21,700 Amazonで見てみる 25,805 楽天市場で見てみる !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")
細かいスペックは?
周波数特性は12Hz~38.5kHz、感度は106dB、重量は250g(本体のみ)。
フィット感抜群のイヤーパッドで重さを感じません。
ケーブルは交換可能で、3m(ステレオ標準プラグ)と、1.2m(ステレオミニ)、ステレオミニへの変換アダプタが付属。
バランス接続用のケーブルは付属しませんが、バランス接続は可能なので、後日ケーブルを購入して試してみます。
外殻がアルミ製のメッシュなので音が漏れますが、隣に座っている人がいれば聞こえる程度です。
外部の音も良く聞こえます。
遮音性はありませんが、オープン型には、蒸れにくい、音場の広がりが良いなどのメリットがあります。
エージング
HD599に限らず、ヘッドホンのレビューには、「最初は音がこもる」「高音が突き刺さる」「200時間のエージングが必要」などの感想があります。
ある程度の慣らし期間は必要かもしれません。
使用時間を記録しながら使ってみると、約40時間で低音が増えて、中高音が伸びるように変わりました。
しかし、エージングは聴く側の慣れという見解もあります。
あまり気にしないで良いレベルです、最初から十分良い音ですよ。
聴いてみると
ヘッドホンを新しくすると、最初はどうしても新旧比較をしてしまいます。
ドラムとベースとキーボードの低音が重なる箇所が、明確に聴き分けられる〜、とか、ボーカルが楽器に埋もれないで、浮き上がって聴こえる!
などと、細部を分析的に聴いてしまいがち。
しかし、明るく開放的な音に触れていると、”細かい事は気にしないで音楽を愉しみなさいよ” と、言われているような気がしますね。
リラックスして音楽を楽み始ると、全ての音が生き生きと粒だって輝いているよう。
それでいて、うるさくない、週末のワクワクした感じにシンクロします。
これがリスニング用の上級機ですね。
ゼンハイザーでは、モニター用にはインピーダンス(電気抵抗)が300Ω と、アンプの性能が問われるヘッドホンがあります。
HD599はインピーダンスが50Ωなので、PCやスマホに直結でも普通に使えて、ラジオや動画の音声を聞いても、それなりに良い感じで使えます。
自室で過ごす時間がとても快適に
そんな扱いやすいイメージのHD599ですが、ロスレスやハイレゾの音楽データを良い機器で再生すると、本当の実力を発揮します。
ロスレス(CDレベルの音質)が1億曲、ハイレゾでは数百万曲がサブスクの音楽サービスで利用できます。
これにより、PCにDAC付きヘッドホンアンプやパワードスピーカーを追加するだけで、10年前なら考えられなかったほどの低価格でクオリティの高い音楽を楽しめます。
現状の音楽配信の仕組みが、すべての音楽関係者から支持されているわけではありませんが、私にはとてもありがたいです。
家族が増えたり、転居したりのタイミングで、スピーカーやターンテーブルなど大きなオーディオ装置を手放し、PCやCD付きラジオで、、まあこれでも良いかぁ〜と、徐々に自宅で音楽を聴かなくなってしまいました。
今年は「もう一度音楽を聴こう」ということで、自室のPCオーディオを充実させHD599を導入、自室で過ごす時間がとても快適になりました。
いつの間にか音楽を聴かなくなってしまった人、自室で過ごす時間が少なくなってしまった人、ゼンハイザーHD599は、もう一度、音楽を聴きたい! と思わせてくれますよ。
新年に買い替えたのはデスクトップスピーカー。 Audioengine「A2+」は、音質だけじゃなく生活のクオリティも上げてくれました
FiiOのヘッドホンアンプ「K7」をデスクに採用したら、PCオーディオでも音楽の没入感がケタ違いに! ハイレゾってこんなにすごいんだ
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