日鉄によるUSスチール買収問題。ワシントン・ポスト「USスチール売却に関するパネルの行き詰まり、最終決定はバイデンに委ねられる。大統領は数か月間この協定に反対、協定を阻止すると広く予想。」」結局この問題は日鉄が政治的側面の理解不足から出ている。自分達の論理が正しいとの独善・過信。

USスチール売却に関するパネルの行き詰まり、最終決定はバイデンに委ねられる。大統領は数か月間この協定に反対しており、協定を阻止すると広く予想されている。（.washingtonpost.com、Panel’s deadlock on U.S. Steel sale leaves final decision to Biden　The president has opposed the deal for months and is widely expected to block it.）
政府高官審査委員会はホワイトハウスに対し、日本製鉄によるUSスチール買収計画に伴う国家安全保障上のリスクについて合意に達することができず、バイデン大統領が買収計画を破棄する布石となる可能性が高いと報告した。
事情に詳しい２人の関係者によると、対米外国投資委員会（ＣＦＩＵＳ）は月曜遅く、この協定の最終評価を出し

[フレデイ タン（ID：19005377）]

日鉄は中国と韓国に鉄の作り方を教えました。現在、中国と韓国の鉄は世界を席巻してます。両国の先生だった日鉄は小さい国内市場に押し込められ縮小再生産を余儀なくされてます。

USステイール買収を足場にして再び大きくなることは日鉄にとって残された最後の可能性なのです。

一方、米国は金融で世界を牛耳ってきましたが、中国・ロシアの強い反発にあい、金融の縮小は待ったなしです。その埋め合わせは産業の勃興しかありません。トランプの出現には必然性があるのです。

日鉄の高度な技術と経営手腕はUSステイールの再建には不可欠と思えるのですが、やはり、東洋人ではダメなんでしょうか。