Photographed by AikoShibata
タンナーのもとに眠る、デッドストック革にスポットを当てたプロジェクト第4弾が早くもmachi-yaに登場しました。
次なるアイテムは肩からかけられる紐がついた「軽ふわショルダーバッグ」。ここでは、プロジェクトの発端やアイテムのデザインなどをご紹介します。
デッドストック革を解消したい
兵庫県たつの市で実際に皮革産業に携わる発案者が目をつけたのは、タンナーのもとに眠る大量の革。これらは、サンプル用に作られたものなど、高品質ながら世に出ることのない革たちでした。
そんな行き場のない革を日常使いできるアイテムへと生まれ変わらせ、デッドストックを解消しようと、これまでにもさまざまなアイテムを開発し、多くの支援を集めてきました。
ちなみに、たつの市を含む兵庫県西播磨地区は、実は国内で流通する革素材のシェア7~8割を誇る一大産地。プロジェクトを通して「たつのレザー」の認知・普及も目指しています。
毎日使いたくなるバッグを目指して
これまでに3種のレザーアイテムを発表してきましたが、次なる1手がこのショルダーバッグです。これまで同様、長く使えるシンプルなデザインを追求しています。
ショルダー紐は長さ調節可能なので、ハンドバッグやワンショルダーなど、3WAYで利用いただけます。気分やシーンに合わせて変更できる点も、毎日使えるバッグを目指した工夫と言えるでしょう。
大容量ながら重さたったの450g
ビジネスシーンでは欠かせないA4サイズもお任せあれ。
衣料用に使われる軽くて柔らかな革を使用しており、なんと本体重量は平均450g程度しかありません。革バッグとは思えないほど軽いので、たくさん荷物がある日も安心です。
使わないときはコンパクトに折りたたみできる点も、この柔らかな革ならではの利点です。
個性豊かな革との出会いを楽しめる
デッドストック革の解消を目指すプロジェクトということで、中にはキズやシミ、色むらなどがある革もあえて利用している点もユニークなところ。
これらは言わば、革の個性。市販の革製品ではなかなか実感できない、この世にたった1つの革との出会いをお楽しみいただけます。
バッグのカラーは全部で10種類。指定可能な4色のほか、届いてからのお楽しみな「カラー指定なし」のプランはこのプロジェクトならではの楽しみです。ここでは紹介しきれなかったバッグのディテールなども含め、詳細はプロジェクトページにてご確認ください。下記のリンクからアクセス可能です。
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