※本記事は2023年3月1日に公開された記事を再編集したものです。
Text and Photographed by 松本日奈 今回ご紹介するのは、上手につくれるようになりたいパスタの代名詞「トマトスパゲッティ」。しかもフライパンひとつでつくれるレシピです。

濃厚トマト味! 麺の食感の良さと香ばしさが段違い

こんなに美味しいなら、もっと早くやっておけばよかった!

「フライパンひとつで」シリーズ初回のスープパスタに続く第2弾は「トマトスパゲッティ」。シンプルな見た目ながら、ソースは濃厚。スパゲッティの食感の良さと香ばしさがたまりません。

具を入れないというのも、潔いでしょう? これがフライパンひとつでつくれるなんて!

フライパンひとつで「トマトスパゲッティ」

料理修業でイタリアに滞在していたとき、マンマがよくつくってくれたのがトマトスパゲッティ。丁寧に時間をかけてつくられたソースは、それはそれは美味しいものでした。

今回のレシピは、そんなマンマに「申し訳ない!」と謝らなければいけないぐらいの“手間なしスパゲッティ”です。



<材料(1人分)>

 ・スパゲッティ…70g
 ・にんにく…1片
 ・トマトジュース(無塩)…200ml
 ・ケチャップ…大さじ1
 ・ブイヨン…小さじ1/2
 ・砂糖…小さじ1/2
 ・塩…小さじ1/3
 ・バター…5g
 ・水…150ml
 ・オリーブオイル…適量
 ・こしょう…お好みで

<つくり方>

1. フライパンに少量のオリーブオイルを引き、半分に折ったスパゲッティを入れて火にかける。

2. スパゲッティに焼き色がついてカリッとしたら、端に寄せる。空いたところにみじん切りにしたニンニクとオリーブオイルを入れて、にんにくの香りを出す。

3. トマトジュースを加えてスパゲッティに汁気を吸わせるように火を通していく。

4. ケチャップ、ブイヨン、砂糖、塩を加えて、水を入れてさらに煮る。スパゲッティがアルデンテに煮えたら、最後にバターをからめて味をととのえる。好みでこしょうを振っても。



<ポイント>

まずスパゲッティを香ばしく焼くというのがこのパスタの面白いところ。焼いてから煮ると、ただ茹でるよりもゆっくりと火が入っていくので、途中で水分が足りなくなったら水を足しながら煮てください。

ソースに濃度があるので跳ねやすいです。フタをすると飛び散り防止にもなり、火もはやく入るのでいいですよ。写真、フライパンより小さいフタを使っていたことに、今ごろ気づきました(笑)。

濃厚なトマトのソースを香ばしいスパゲッティが吸ってくれて、思わず「うーんっ」と唸る美味しさ! お試しくださいね。

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松本日奈(まつもと・ひな)
料理家。北イタリア留学中に現地の料理人やマンマから料理を学ぶ。オリーブオイルや白バルサミコなどの調味料を使い、シンプルで素材を生かした家庭料理を提案。レシピ開発やケータリング、ひな弁と活動の幅を広げる。自宅などで開催する料理教室は毎回キャンセル待ちになるほどの人気ぶり。目黒区鷹番にある食材店「ラ・プティット・エピスリー」を営む夫、ふたりの娘、愛犬と暮らす。

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