• このエントリーをはてなブックマークに追加
ワイヤレスでハイレゾ級の音を鳴らせるLDACと、音質に配慮したノイキャンを搭載。良コスパのヘッドセット「VOCA MAX」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

ワイヤレスでハイレゾ級の音を鳴らせるLDACと、音質に配慮したノイキャンを搭載。良コスパのヘッドセット「VOCA MAX」

2023-12-15 14:00
    ※こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。

    Photographed by 田中宏和

    音楽を愉しむための音響機器は、時に “沼” と表現されるほど奥が深いもの。

    音質を求めて高額な機器を導入しようとすれば、“お金がいくらあっても足りない” 状況に陥ってしまうわけです。

    しかし、神経を集中するようにして音を聞き分ける必要があるプロとは違い、気持ちよく音楽を愉しめればOKという一般ユーザーにとって、あまりに高価な機器はコスパが悪すぎるのも事実。

    この点、machi-yaでプロジェクト公開されている「VOCA MAX」は、ryoukosu“いい線” に仕上げられているプロダクトです。

    LDAC、ノイキャンを搭載したヘッドセット

    まず、「VOCA MAX」の主要なスペックを見てみましょう。

    対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3 Ready Bluetooth® 5.3 ドライバー:40mm 金メッキコートドライバー 再生周波数帯域:20-40,000z 感度:108dB インピーダンス:32Ω

    シンプルに、ハイレベルな音を鳴らせるだけのスペックを持っているのが分かると思いますが、やはり注目ポイントは、LDAC(Bluetooth 5.3)。

    SONYが開発したLDACは、有線と比べればデータ転送量(速度)に劣る無線接続でも、ハイレゾ相当の音質を伝送できる技術。

    このLDACを搭載しているという1点において、「VOCA MAX」の価値は大きく高められていると言えます。

    LDACコーデックで転送するためのBluetooth 5.3に対応していない再生機器(スマホ)のために、専用トランスミッター(オプション)も用意するという徹底ぶりは、さすがと言うしかありません。

    少なくともスペック上は、現状で最高レベルの音を鳴らせるワイヤレスヘッドセットになっています。

    筆者環境の問題で英語版になっていますが、アプリはきちんと日本語化されています

    これに加えて、「VOCA MAX」はアクティブノイズキャンセリング(ANC)も搭載。

    ちなみにこのANC、専用アプリから細かくセッティング変更することが可能です。このあたりは、ソフト開発に強いメーカーらしいところ。

    外部の騒音レベルに応じて自動調整してくれるモード、自分で強さを変更できるモード、人の声や環境音だけ聞こえやすくするモードなどを選ぶことができます。

    とはいえ全体的な印象としては、ANCの効きは比較的マイルドな印象。これは、効かせすぎて音の頭打ち感やくぐもり感が出てくるのを避けるためだと思われます。

    そもそも、主に屋外で使われることを想定しているワイヤレスイヤホンと違い、室内で音楽に浸るような使い方もカバーする必要があるわけですし、音質を重視するセッティングを目指すのは、間違いなく正解ですよね。

    文句のない音質

    肝心の音質については、クリアで心地よい音を聴かせるのを重視している印象です。

    お借りしたサンプルが新品だったので、まだエイジングが進んでいない状態でのテストになっていますが、比較的ナチュラルな味付けになっていて、派手なアレンジや低音ブーストの類は掛けられていません。(アプリのイコライザーで調整することは可能)

    ユニークなポイントとしては、アプリ内で聴力テストを実施し、自分の耳に合ったイコライジング設定を施す仕組みが搭載されているところ。私のように50歳を越えて聴覚が衰えてきている人なら、違いを実感できるレベルでベターな音に変わってくれますよ。

    すでに、自分の好みに特化したヘッドホンを愛用している人にとっては、少し物足りないと感じる可能性があるものの、聴いていて大きな違和感が出ることはないはずです。

    一般販売予定価格が28,000円(税込)となっていますが、歴史がある大手音響機器メーカーなら、もう少し高めの定価設定をするだろうと思える仕上りになっていますね。

    付属品の中には、有線ケーブルもあります。これは、電池切れに備えて有線接続用に用意されているもの。もちろんマイクも搭載されています。

    テストする前は、有線接続することで、さらに音質が向上するのではないかと思っていましたが、そもそもLDAC対応ということもあり、私の耳では有線接続による音質向上を感じ取ることはできませんでした。

    ただし、リケーブルすることで音質が向上する可能性も残されています。こだわりたい人なら、試してみる価値ありだと思います。

    装着感がいいイヤーパッド

    イヤーパッドは、肉厚で柔らかいタイプ。サイズ感も問題なく、耳をスッポリ包み込めます。肌に当たる部分がスパンデックス素材になっていて、心地いいのも素晴らしい。

    ところが、残念ながらカバーの交換はできない仕様。正直、汚れや傷みが気になりますし、できればイヤーパッドカバーを装着して使いたいところですね。

    「VOCA MAX」は、真面目にきちんと作り込まれたワイヤレスヘッドセットという印象でした。かなり質のいいプロダクトだと思います。

    machi-yaのプロジェクトなら、LDAC対応のノイキャンヘッドセットとしては破格の値段で入手できると言っても過言ではなさそう。詳細は、下記リンク先ページよりご確認ください。

    サウンドに深み、ボイスに透明感—没入型AIヘッドホンの新境界。 22,400 超早割 20%OFF machi-yaで見る

    !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2023/12/1130070/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。