料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、松本日奈さんのお気に入りのだしパックをご紹介します。

手軽なのに本格的なだしの美味しさが味わえる

みなさんはどんな和風だしを使っていますか?

“だし”とひと口に言っても、昆布やかつおぶし、煮干し(いりこ)、しいたけなど、素材はさまざま。

その風味を生かして、ゆっくりと丁寧にだしをとれれば最高ですが、忙しい毎日で頼もしい味方となるのは液体や顆粒、だしパックなどのタイプだったりしますよね。

そこで今回は、私が愛してやまない「だしパック」をご紹介します。

食品添加物も食塩も不使用で、安心&使いやすい

私が愛用しているのは、おだしのうね乃の「おだしのパック じん」。

料理の素材の美味しさを底上げしてくれて、飽きずにずっと使えるだしです。

使われている素材や風味、インパクトなどの異なる4種類があります。

このだしパックのために、わざわざかつおの節を粉末にしているというこだわりよう。

このだしパックは食品添加物不使用なことはもちろん、塩を入れていないことも私が好きな理由のひとつ。

しっかりと塩味のついただしパックは、味のインパクトで素材の味が感じにくくなってしまうこともあります。

でも、だしは素材(主役)の味を引き出すための脇役的存在。自分好みの調味ができることも気に入っています。

だしのとり方はとても簡単。水500mlにだしパックをひとつ入れ、沸騰したら中火で5分ほど煮出すだけ。袋を揺らすと、だしがよく出ます。

また、具材とパックを一緒に煮たり、パックから中身を出して炒め物に使ったりと、いろんな使い方ができますよ。

だしをとったら、すぐに調味せず、まずはだし本来のまろやかな旨みを楽しんでみてください。

京都の本店でワークショップを体験

そんなうねのさんの京都本店では、だしの奥深さを対面できちんと伝えたいという思いから、だしのワークショップを実施しています(要予約)。1月に私も娘たちと参加してきました。

昆布やかつおなど、いろんな素材を組み合わせただしを試飲。種類や組み合わせによって、驚くほど味が変わるんです。

ふたりがかりで持っているこの昆布、長いでしょう? 昆布の先端の薄い部分と、根に近い厚い部分では、だしの出方も味も違うんですって。

こちらへは外国人観光客も多く訪れるとのこと。日本人よりもむしろ、海外の方のほうがだしに興味があり、知識もあるのだそうです。

身近な一方で「難しい、面倒」というイメージを持たれがちなだしですが、「日本の方に、もっと本物のだしの良さを知ってほしい」とうね乃の釆野社長がおっしゃっていました。

製造工場を見学したり、ふわふわした削りたてのかつおぶしを味見させていただいたりと、とても充実した時間となりました。

釆野社長のお話がとにかくおもしろく、「そんなに?」とびっくりするほどのうね乃のこだわりを知り、だしの世界にすっかり引き込まれてしまいました。

機会があったら、みなさんにも足を運んでいただきたいです。

忙しい毎日のなかに、「これを使えば美味しいだしができる」という安心があるのは幸せなことだと思います。だしを変えると暮らしへの意識も変わるはず。私はそう信じています。

ぜひご自分のお気に入りを見つけて、料理の幅を広げてくださいね。

うね乃京都本店前で、釆野ご夫妻、娘たちと。


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