食べ進めるうちに味が変化する。代官山「有昌」のしいたけそば【ROOMIEのふつうごはん日記】
【3/31】念願の一杯
・有昌のしいたけそば
食べ進めると味が変わる
ずっと気になっていた「中華有昌 Astage」にようやく行けました。
場所は、代官山と恵比寿の中間くらい。老舗スケートショップ「カリフォルニアストリート」の近くで、少し奥まった建物の2Fにあります。
17:30のディナー営業開始ちょうどに入店。ランチを紹介する連載なのに夕飯の話ですみません。
カウンターのみの店内は明るい雰囲気で、ひとりか2人で行くのがちょうどいいと思います。
「しいたけそば」を注文しました。
『バガボンド』の19巻を読みながらしいたけそばを待つ休日の夕方、最高！
しいたけそば、きたー！スープがキラキラ輝いている！
一口、うまっ。スープはすっきり透き通った繊細な塩味で、鶏ベースだと思います。
麺はストレートな細麺で、椎茸と白髪ネギ、さっと油で炒められた青菜がトッピングされています。
甘くこっくり煮込まれた椎茸は味がしみこみまくり。噛むたびにじゅわじゅわと旨みが広がる。台湾に行ったとき頻繁に遭遇した五香粉のような香りがしました。
油をまとった青菜の食感がいい。甘めの椎茸と一緒に食べるのおいしい。
麺、椎茸、青菜、白髪ネギをそれぞれ、麺×白髪ネギ、麺×椎茸……と少しずつ組み合わせて味わってみたり。そこにスープをひと口含んだり。どう口に運んでも全部おいしい。
椎茸のダシでスープの色が茶色くなってきた！一口目のスープとはまた違う味わいだ……。えー、おいしすぎるんですけど。食べ終わってしまうのがさみしいな〜。
なるべくゆっくり味わって大事に食べたつもりですが、10分くらいで食べ終わってしまいました。
椎茸も麺も青菜もネギも同じスープに浸かって一杯の丼にいるのに、瞼の裏には全員の顔が一切重なることなく見えています。目を閉じて味わうといつもより味わえるので、まだ試したことがない方はぜひ。
テレビで「ラーメンは宇宙だ」とか言っている人を見て、大袈裟だなあと思ってましたけどそうかもしれないですね。
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