バンクシーといえばイギリスの覆面アーティスト。社会風刺的なアートを路上のあちこちに作成し、世界から注目をあびるストリートアーティストです。そんなバンクシーのような日本人アーティストが存在するって知っていました?



281_Anti Nukeというアーティスト名で衝撃的な作品を作る彼は今、日本版バンクシーといわれるほど世界のメディアやネットで注目を浴びています。バンクシーと同様、彼の本名、顔、年齢などは誰にも知られていない完全覆面アーティストです。一体どんな人なんでしょうか………。



彼の作品は、日本はもちろん、アメリカ、イギリス、スウェーデンなどあちこちで発見されています。詳しくは彼のFacebookページウェブサイトに載っているのでぜひチェックしてみてください。


渋谷に行く機会があったら、街の壁、電柱、電話ボックスなどに目を向けてみてください。彼の作品は意外なほど簡単に見つける事ができます。

あの東日本大震災からもうすでに2年。あのときの恐怖や不安を誰より強く感じているのはこの281_Anti Nukeさんなのかもしれません。それほど彼の作品は、これからの日本についてのメッセージが込められていて、日本の子供達の将来を見直せるいい機会を与えてくれます。

食べるものが一体どこから来ているのか。この水は飲んでも安全なのか。大丈夫っていうけど、本当に大丈夫なのか。

“Care your food”と書かれた彼の作品から学べる事はたくさんあるはずです。



国会議事堂前のデモでも彼の作品が使われていました。



「将来は政治家、役人、財政家、金持ち、東京電力だけのものではない」



渋谷の街。このレインコートの作品は281_Anti Nukeさんの作品のなかでも一番有名なもの。見たことがある人もいるのではないでしょうか。



アメリカの路上でも彼の作品が発見されています。



スウェーデンの街の一角にもレインコートの作品がありました。



Los Angelesの有名なメルローズストリートでも発見されています。

彼を題材としたドキュメンタリーもただいま作成中。The Japan TimesThe Economistなどでも彼の記事が掲載されています。いま大注目の281_Anti Nukeさん。彼が一体どこまで日本を変えることができるのか、今後の活動にも期待したいですね!

281_Anti Nuke

RSS情報:http://www.roomie.jp/2013/07/84766/