世間は夏真っ盛り。海外旅行にでも行きたいけど、燃油サーチャージは高いし、長い休みは取れないし…としょんぼりしている人に朗報。この夏、渋谷駅の改札を出れば、そこはもうニューヨークです。

東京・渋谷の東急シアターオーブにて、ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』が上演中。本場ニューヨークのキャストが繰り広げる迫力満点の舞台は必見です。とはいえ、ミュージカルはちょっと苦手…という人も多いかも。ここでは『ドリームガールズ』を観るべき5つのポイントをご紹介します。



その1:親しみのある音楽とストーリー

あのビヨンセも出演し、新人だったジェニファー・ハドソンにアカデミー助演女優賞をもたらした映画『ドリームガールズ』(2006)。今作はその元となった人気ブロードウェイ・ミュージカルで、1981年の初演以来、世界各国で上演されています。映画でストーリーを理解しているし、親しみのある楽曲が次々と歌われるのもうれしい。映画観てないんだけど!という人も大丈夫。ステージ両サイドに日本語字幕が表示されるので、置いてけぼりはありません。



その2:ライブで楽しめるモータウン・サウンドの名曲陣

映画ももちろん良かったけれど、ライブ・パフォーマンスの迫力を超えることはできません。冒頭からパーカッションの力強いビートでオーディエンスを一気に釘付けにする『ドリームガールズ』では、映画でもおなじみの名曲の数々を、生演奏と鳥肌ものの生歌で堪能できます。特にエフィ―が歌う『And I Am Telling You I’m Not Going』や、涙なしでは聴けない『Listen』、多くのミュージシャンがカバーしている『One Night Only』は必聴です。



その3:カジュアルでもドレスアップでも楽しめる

ミュージカルというと、ちょっと敷居が高い印象があります。でも、東急シアターオーブがあるのは、東急線渋谷駅直結の渋谷ヒカリエの中。本場のミュージカルがいつもの街で気軽に楽しめるのです。カジュアルな装いでも場違いに感じる心配はないし、もちろん、思い切りドレスアップしたってOK。インターミッションには、11階のエントランスホールから渋谷の絶景が楽しめます。



その4:心もお腹もいっぱいにできる

劇場が複合商業施設にあるだけに、ミュージカルの興奮が冷めないうちに、建物の外に出ることなくディナーにありつけるのもうれしいポイント。デートでも店や道に迷ったりすることなく、スムーズにエスコートできそうです。ヒカリエ館内にある一部のカフェやレストランでは、鑑賞当日にチケットを提示すると、割引や1ドリンクといったサービスが利用できます。心が満たされた後は、おいしいご飯でお腹もいっぱいに。



その5:誰もが共感できる夢がある

『ドリームガールズ』の舞台は60年代のアメリカ。ある女性トリオのサクセス・ストーリーを基に、華やかなショービジネスの裏側にある人間模様、栄光、挫折、中傷、友情、野望が描かれています。時代や国は違っても、そこには共感できる要素がいっぱい。夢を追いかける彼女たちと一緒に、たまには心ゆくまで笑ったり泣いたりしてデトックスしましょう。

Photo: Levi Walker

LION presents ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ
公演期間: 2013年7月31日(水)〜8月25日(日)
会場: 東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
問い合わせ: Bunkamura 03-3477-3244

ドリームガールズ

[東急シアターオーブ]

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