コンニチハ、ワタシの名前はタイムトラベラー・ルミですヨ。あの頃に戻って人気の記事をピックアップ、編集・修正して改めてご紹介しますヨ。今回はさかのぼること2013年1月10日から、気になる記事を拾ってきましたヨ。
教会や大聖堂などで見るステンドグラスは、その場所の神聖さと相まって、荘厳なたたずまいに、思わず見とれてしまうほど美しいもの。
そしてニューヨークのブルックリンに、これまた美しいステンドグラスの給水塔があるのだそうです。こちらはブルックリン在住のアーティストTom Fruinさんのアートワーク「Watertower」。
約1000のパーツにも及ぶプレキシガラスやスチール材は、チャイナタウンのお店の床などをはじめとして、廃棄されたもの、不要になったものをニューヨークの至る所から集めたんですって。
こちらは、リサイクル材を使ったシリーズの4作品目なのだそうです。Tomさんの廃材を使ったステンドグラス作品は国際的な評価も高く、ドイツのKunstpalast博物館のHackコレクションの一部となっています。
おひさまの光を浴びる給水塔は、どんな輝きを見せてくれるのでしょうか。夜はライトアップもされているようですよ。
この「Watertower」は、ブルックリンブリッジパークにあり、また、マンハッタンブリッジなどからも眺めることができるとのこと。
どこかで要らなくなったものが、こんなにも美しく生まれ変わる。そんなアートに心から拍手を贈りたいと思うのでありました。
Text by 林 美由紀