“It’s so easy to do nothing. But it’s really good to do something!”
「なんにもしないのは簡単。でも何かをするってのは本当にいいことだね!」がVanis Buckholz君の哲学。
カリフォルニアのCorona del Marに住むVanis君は、7歳の時にEarth Dayの授業でリサイクルをするのがとても大切だと学び、10歳の時にリサイクリングビジネスを始めました。
なにか自分でもできるのではないかと思い、公共の場所にあるリサイクル可能なゴミを集め始め、このビジネスはスタートしました。
『The Recycler』というのが彼のビジネスの名前。最初はスクーターに乗ってリサイクルゴミを集めていたことからこの名前がつきました。
今では自転車に大きな荷台をつけて町中を走りリサイクルゴミを集めています。
友達や家族も手伝って、どんどんビジネスは拡大し、Project Hope Allianceというホームレスの人やその恵まれない子供たちを助けるオーガニゼーションに収益の25%を寄付するまでになっています。その額は、2~3週間に約100~200ドルほどにもなるそうです。
どのように収益を得ているか、というと、
カリフォルニア州ではほとんどの飲料類のコンテイナーが、リサイクル価値があるCRV(California Refund Value)と記載されています。それらのリサイクル可能なゴミを地域のリサイクリングセンターに持っていくと換金してくれます。
それが彼のビジネスの収益となっています。
彼の活動はいろいろな人にも知れ渡りました。そして、彼の住む町の市長も知ることとなり、彼は地方議会に招待され、活動についての話をしたそうです。
一人の力では何もできないと思いがちですが、彼の素晴らしい心がけから、たった一人でも社会に大きな変化を与え、貢献することができることを知らされた気がします。
10 Year-Old Boy Launches His Recycling Business, Donates 25% of Profit to Homeless Children [Inhabitots]
[My Recycler]