今日の「わんちゃんストーリー」です。
写真家レベッカさんが撮る「娘ハーパーと愛犬ローラ」の写真が、とても愛くるしいと世界中で話題になっているようです。
このコンビは何をするにもいつも一緒。堅い友情で結ばれ、不平不満をもらすこともない(もらせない)ローラと暮らすハーパーちゃん。やんちゃに成長していく彼女の写真には、いつもハーパーがうろちょろと写り込んでいます。
かわいすぎ…。
実は、この写真シリーズにはちょっとしたストーリーが隠されていました。
レベッカさん夫婦は、長い間の不妊治療の後にハーパーちゃんを授かります。その後、どうしても兄弟が欲しかった夫婦は、もう一度辛い不妊治療を受けることを決意。体外受精まで試みたそうです。しかし、結果は思うようにはいきません。一人でも子供を授かれたことが、すでに奇跡のようなことだったのです。
夫婦はこれ以上子供を産むことができない自分たちを責め、おうちで一人遊びをしているハーパーに申し訳なく感じていたそうです…。
そんなある日。子供部屋からローラとハーパーがそろって出てきました。こんな格好をして。
美女と野獣…? いえいえ、両方ともプリンセスなんです。
夫婦の心配をよそに、ハーパーとローラはいつの間にか友情を育み「かけがえのない親友」になっていました。弟や妹がいなくても、彼女にはローラがいたんです。
レベッカさんは「ハーパーはローラのことが本当に大好きみたいね。ただし、彼女のオモチャを食べない限り」とコメント。
「ローラはいつもハーパーを守ろうとするの。ハーパーが何かをしようとすると、あちこち危険がないかをいつもチェックしてるみたい」
「もしかしたら、ローラはハーパーのことを自分の子犬だと思ってるのかも。ローラは去勢手術を受けていないから」
兄弟を授かることはなかったかもしれないけど、ハーパーはとっても幸せそう。そして、母親のレベッカさんが彼女にできることは「二人の友情」を素敵な写真にして残してあげること。いつの日か、このかけがえのない時間を思い出すために。
母親の愛情が写真から伝わってくるからこそ、多くの人の共感を呼んでいるのかもしれませんね。
A Young Girl Who’s Best Friends with an English Bulldog [mymodernmet] [today]