7/19(土)~7/20(日)の2日間、東京ビックサイトで開催されていた「HandMade In Japan Fes 2014」。日本各地で活躍するアート、雑貨、アクセサリーなどのクリエイターが3000人以上が集まる「日本最大級のクリエイターの祭典」です。
各ブースで販売されるのは、世界でたったひとつの「ハンドメイド品」。ここでしか手に入らない小物や雑貨を求めて、多くの来場者で会場は超満員でした。
ビックサイトの広い会場を歩き、お気に入りの一品を見つける。その感覚は、まるで運命の出会いを求めさまよう「宝探し」のような感覚。目で見て、指で感触を確かめ、作家からの制作秘話を聞く。ネットでの買い物が一般化したいまだからこそ、このような一期一会の買い物に心がときめいてしまいます。
このイベントは、ハンドメイド品を対象にクリエイターと購入者を繋げるソーシャルマーケット「Creema」が主催したイベント。今年で2回目だそうです。
会場の構成は、ハンドメイド品が直接購入できる「クリエイターエリア」、屋台フードエリアの側に人気バンドが出演するステージがある「ミュージック&プレイエリア」、クリエイターと作品づくりを一緒に体験できる「ワークショップエリア」の3つに分かれています。
中でも3000人以上のクリエイターが集まる「クリエイターエリア」は、多くの人で終日熱気に包まれていました。ブースの数は全部で2200! もう一日中歩いていても飽きることはありません。
そんな全国から集まったモノの中から、取材に参加してくれたキュレーターが「これは!」と気になったものをピックアップ。それぞれルーミーの個別記事があるので、そちらもぜひ読んでみてください。
「michicusa」
本物の富士山の溶岩から作られたアクセサリー。記事はこちらから。
「サトウタカヒト」
ふわふわとした幻想的な動物画を描くサトウタカヒトさんの作品。記事はこちらから。
「balloon」
独特のタッチがクセになりそうなイラスト。編集部にも好評だった「似てない」似顔絵を描いてくれます。記事はこちらから。
「Maskworks」
樹脂と紙粘土で作られた世界でひとつのオリジナルお面。しかも…え、3000円なの!?記事はこちらから。
「パンプシェード」
本物のようなリアルなパン型のインテリア照明。記事はこちらから。
「yoRos-Factory」
最後はルーミー編集部もハマってしまった「ポロリカード」の紹介。
封筒にしのばせるアニマル型のミニカードですが、なぜかみんなパンツを履いています。実は、内側のメッセージを読むにはパンツを脱がさないといけません。ということは…。
そういうことです。
他にもリトル・マーメイドが…、
アジャパー!
こういう「ゆるい商品」との出会いも楽しかった「HandMade In Japan Fes 2014」の公式サイトはこちらから、「Creema」のサイトはこちらをご覧ください。
今回のイベントは「ハンドメイド」がコンセプトということもあり、即席で似顔絵を描いてくれるアーティストや、名前をその場で彫ってくれる「ハンコ消しゴム」の店前には長蛇の列。自分だけの「オリジナル」という付加価値が手に入るのもハンドメイドの魅力なのかもしれません。
ネットでの買い物も便利だけで、画面上ではどの商品も「フラット」に思えて購入の決め手に欠くことはよくあること。その点、自分の目で確かめながら買い物をしていると、予想にもしなかった「一目惚れ商品」に出会う楽しさがあります。
今年は行けなかったという人も、来年はクリエイターとして参加してみるの楽しいかもしれませんよ。
[HMJ2014]