うどんやおそばなど、私たちが日常的に食べ、慣れ親しんでいる食べ物に一味添えるのが「一味唐辛子」や「七味唐辛子」。

一味唐辛子は乾燥させた唐辛子の実をすりつぶして粉末にした調味料で、和食だけでなく洋食の辛味づけにも使われる調味料。

七味唐辛子は、一味と同じく乾燥したさせた唐辛子の実をすりつぶしたものに香辛料を加えた調味料。ケシの実、麻の実、青のり、陳皮、シソ、生姜、海苔、ゴマ、山椒、菜種などの中から七種類の香辛料を混ぜて作られることからこの名前がついていますが、必ずしも同じ原料、また七種類の原料で作られるとは限らず、生産者によって少しずつ味わいが変わるのだそう。

食卓に「一味」と「七味」が両方あったなら、ちょっと間違いやすいかもしれませんね。

でも、これなら大丈夫。



224porcelainの「いちみ・しちみ」は、上部が「一」と「七」の形になっている一味唐辛子と七味唐辛子の入れ物。

「いちみ」

「しちみ」

「いちみ」と「しちみ」は、佐賀県嬉野市で作られている「肥前吉田焼」。その開窯は400年前にもさかのぼります。

歴史ある肥前吉田焼の特徴は、決まった様式のない自由なものづくり。そんな既成概念に縛られない発想の中から、「いちみ・しちみ」が生まれました。

日本らしさ、楽しさとスタイリッシュさ、そして、わかりやすさ。この陶器にはそのすべてが詰まっています。

これからもきっと、ワクワクするような陶器が生まれていくんだろうな。

「いちみ」「しちみ」

[224porcelain]

RSS情報:http://www.roomie.jp/2014/10/205531/