「すべての芸術家がチェス棋士ではないが、すべてのチェス棋士は芸術家だ。」、という言葉を残した20世紀美術に多大なる影響を残した人、マルセル・デュシャン。

1917年に制作した「泉」は、観覧者、芸術家にとって「アートとは何か」、「何をアートと呼ぶのか」という疑問を考えさせる作品となり、それ以降現在に至るまでアートにまつわる考え方の基盤の一つとなっています。その「偉大」な作品を手がけた当本人ですが、「泉」の制作後はアートではなく、チェスに時間を費やしていきました。

チェスはヨーロッパで人気のあるボードゲームですが、実は、古代インドのチャトランカという場所が発祥と言われています。

筆者のようにチェスをしたことのない人間にとっては、難しくて頭の良い人のみに許された少し敷居の高いゲームのように感じます。けれど、一つ一つ役割が異なり、デザインも異なるチェスの駒や、駒を進めていくマス目が美しいボードのデザインには興味が湧いてきます。調べてみると、世界では様々なデザインが施されたものもあり、観賞用として購入する人もいるそう。

今回ご紹介する「GIANT VINTAGE CHESS」は、通常使用されるチェスの駒よりも約2倍のサイズで作られたもの。

だいたい8.6cm〜11.4cmが平均的なチェスのサイズですが、こちらは小さいもので12.7cmから一番大きいもので20cm!駒一つ一つがオブジェのように大きな存在感を放っているよう。

木材がはめ込まれているボードの上に、アルミ製の大きなチェス駒。黒と銀色の渋い色が木の色合いにぴったり。

お部屋のインテリアとして棚に飾っても様になりますね。

こちらから購入できます。

THE GIANT ALUMINUM CHESS SET FIT FOR DISPLAY

[COOL MATERIAL]

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