鰹節を製造して、なんと129年を迎える「林久右衛門商店(はやしきゅうえもん)」の、「鯛茶漬けジュレ」。かわいい見た目だけではありません。
かやくが入っている小さな最中の鯛と、鰹と昆布でとっただし、そして鯛のうまみがつまったジュレがセットになったもの。和食の基本である「だし」の旨味と、縁起の良い食べ物をモチーフにした遊び心を楽しめます。
この2つを温かいご飯の上にのせて、あつあつのお湯をかければ、おいしい鯛茶漬けが完成。もしくはワンランク上げて、鯛などのお魚の刺身をのっければ間違いないでしょう。
この小さな鯛の最中は、全て手焼き。包装作業も手作業でおこなっているそう。そして、化学調味料などは使用していないというから、子どもから大人まで安心して美味しく食べれますね。
食品を選ぶとき、産地と加工場所がはっきりとしていることは大切な要素のひとつ。鰹節は、鹿児島の枕崎で水揚げされた鰹を同社の「枕崎工場」で加工していて、この「鯛茶漬けジュレ」には、「荒削」というカビ付けされていない鰹節が使われています。
水揚げされた新鮮な鰹は、三枚におろされ、煮熟してタンパク質をさせることで旨味を閉じ込め、骨をとって熟成。「荒削」とは別にほかの商品に使われている「本枯節」という鰹節には、そこからカビを付けて天日干し、さらに熟成させていくそう。林久右衛門商店は、この全ての工程をほとんど手作業で行っているというから驚きです。
混じりけのない味は、自然と人間の手によって作りあげられたものなんですね。食べてしまえば一瞬でなくなってしまうけれど、その食品に費やされた長い時間と手間を考えると感慨深い。
創業者の林久右衛門が残した、「ひとの手が百回さわって初めて本物の鰹節が生まれる」という言葉通り、鰹節自体へのこだわりが伝わってきます。
だからこそ、味も見た目も、たべる人を喜ばせてくれる「鯛茶漬けジュレ」に、食べる前から「ありがとう」と言いたくなりますね。(林久右衛門商店の「こだわり」についてはこちら)
2010年6月から販売している、この「鯛茶漬けジュレ」。見た目の可愛さと、鰹節(勝男武士)、昆布(喜こんぶ)の縁起の良い組み合わせ、美味しい味わいに、おかわりをしたくなる「お茶漬け」として好評だそうです。
現在、10食入りと6食入りが販売されていて、何匹もの小さな鯛が箱詰めされている姿に目が釘付け。
鯛茶漬けジュレ(10食入)、32.5×29×4(cm)、5,400円(税込)
鯛茶漬けジュレ(6食入)、29×20×4(cm)、3,240円(税込)
「鯛茶漬けジュレ」のほかにも、鯛の最中のお吸い物「おめでたい詰合せ」があるそう。これもまた、贈り物にぴったりの商品です。
ちなみに、林久右衛門商店の方におすすめの食べ方を伺ってみたところ、「そのまま熱いお湯をかけても美味しいですが、暑い夏に食欲が落ちた時でも食べれるように、冷水でも美味しくいただけるようにいたしました」とのこと! そう、身体の冷える冬にふーふーしながら食べても良いし、夏にはさっぱりと冷や汁のように食べても美味しいんです。ほかにも、リピートされている方の中には、お米と一緒に「鯛茶漬けジュレ」を入れて、鯛の炊き込みご飯を作られる方もいるそう。美味しそうです…。
個人的にはお正月のおせち料理に少し飽きてきた頃に、こんなめでたい鯛茶漬けが食卓にあれば、幸せな気分になれそうです。
「鯛茶漬け食べる?」と言われて、「NO!」と言うひとはそういないはず。しかも、こんなに素敵な鯛茶漬けなら、文句なしだと思いませんか。
問い合わせ先:株式会社林久右衛門商店
電話番号:0120-516-080(問合せ・ご注文)
鯛茶漬けジュレ [株式会社林久右衛門商店]