ガーゴイル(デビルマークのように見えますが・・・)がシンボルマークのブルワリー「ストーン」。ビール好きなら誰もが知る南カルフォルニア最大のクラフトブルワリーです。
アメリカのクラフトブルワリーは家族経営でこじんまり醸造しているところから、ボトル詰めをして海外まで輸出しているところもあり、大小さまざま。今回訪れたストーンは後者で、日本にも輸出している大手ブルワリーです。
長い緑のトンネルを抜けて、見えてきた大きなドアはまるでお城の入り口のよう。
さっそく、ブルワリーツアーへ。
約3350坪の広大な敷地にあるメイン醸造所は、「ここでビールを造っているの?」と疑問がわくほどクリーン。チリひとつ、モルトひとつ落ちていない徹底した品質管理が行われています。
醸造所の横には、出来立てのビールを堪能できるブルワリーレストランが併設。
「さすがストーン」と思えるシックでおしゃれな空間。でも大人だけの空間ではなく子供連れが多いのはアメリカらしいですね。週末は家族連れであふれるとか。子供のころからこのモルトの香りに親しんでいたら、ビール好きになること間違いないでしょ!
庭にはリクライニングチェアやテーブルが用意され、リラックスしながらビールが飲めます。
ギフトショップも充実。ストーンオリジナルグッズも多く、お土産に最適です。
ここのギフトショップはタップルームを兼ねており、試飲をすることもできますよ。
有名な「ストーンIPA」や「アロガント・バスタード・エール」をはじめ、その時期にしか醸造されないシーズナルビールも試飲できます。
ここのすごいところは、醸造所やブルワリーレストランだけでなく、自社の農場も持っているところ。この農場で収穫した野菜はブルワリーレストランで使用されています。週末は一般にオープンされ、ここでもビールを飲むことが可能。現在は、醸造所横にホテルを建設予定。部屋の中にタップを取り付ける案も出ているとか。
アメリカはディス二ーランドやユニバーサルスタジオなどのテーマパークもよいですが、衣・住・食が3拍子揃うビールのテーマパークで酔いつぶれるのも楽しいんじゃないかな。