街に、ちょっとした工夫があれば、みんながハッピーになれる。
IBMが、「スマーター・シティー」イニシアティヴの新たなキャンペーンの一環として作った広告は、雨宿りができる小さな屋根付きだったり、ちょっと座れるベンチ、荷物なども楽々運べるスロープなどが付いた、人々が「利用したくなる広告」です。
ただ単に商品や企業の宣伝をするだけでなく、「気がついたら、利用していた」だとか、「あ、これ、面白い」「便利」という体験を提供する広告なんですね。
IBMのエグゼクティヴ・クリエイティヴ・ディレクターであるスーザン・ウェストルさんは、「このようなアイデアを世界に広めるだけで、どうしたら都市生活が少しでも改善されるようなアイデアや行動を起こせるか、考えてもらうことができると思う」と話しています。
なるほど、確かにこれは素敵で、秀逸な広告だ!
IBM’s Smarter Cities Billboard Campaign[The Cool Hunter]
Text by 林美由紀