9月から10月にかけてロンドンで開催されたアートイベント[マージ・フェスティバル]では、市内を流れるテムズ川沿いにてさまざまなアート作品が展示されたり、アーティスト達のパフォーマンスが行われたりしました。
その1つの作品の中にアレックス・チンネック氏のロウでてきた家がありました。
イベント終了後もそのロウの家は展示されており、日に日に溶けていくゆく姿を楽しむアートとなっているのです。
ちなみに最初はこんなかんじだったのですが……
だんだんとこのように変化し……
展示から45日後にはこのような姿に!
しかし実はこれには秘密があるんです。普通に考えてみるとロウって水や風で溶けるものではありませんよね?
そうなんです、この作品、夜中人があまりみていないところでちゃんとこのように毎日毎日毎日バーナーで少しづつ溶かしていたのです。
この見えないひと手間がロンドナーたちの目を日々楽しませてくれているのですから、アートって奥が深いなあって感じますね。
[See the melting wax house before it disappears]