カラフルでかわいらしいビールの王冠。そのブランドの特徴を現す“顔”として、どのビールも色やデザインに力をいれています。

王冠の表のデザインは飲む前から見る事ができますが、実は蓋のウラにもデザインや文字が描かれた、“見えないところにも気を配る”ビールがあること、ご存知でしたか?

今回は、その中でもおもしろいデザインのものをご紹介いたします。

1. Anchor IPA

サンフランシスコの老舗のAnchor Brewing。そのブルワリーから2014年より販売されているIPAの王冠には、表にAnchorのシンボルマークの錨、そしてウラにはゾウが描かれています。

元来IPAは“India Pale Ale”の略称でインドに縁があり、ゾウが選ばれたとのこと。ちなみにラベルにも、ゾウが描かれています。

2. Kona Brewing

日本でもおなじみのハワイのクラフトビールKona Brewing。ここではGolden Ale 、IPA、Pale Aleなどさまざまなタイプのビールを醸造しています。

その全ての王冠の裏には、「HIPAHIPA」、「PELE」、「MAUKA」などハワイ語とその訳を表示。表には鮮やかなブルーやレッドを背景にシンボルマークのヤモリが描かれています。

3. Pacifico

鮮やかなイエローラベルが目を惹くメキシコを代表するビール「Pacifico」。

王冠の表には鮮やかなイエローをバックに「Pacifico」と書かれていますが、裏には何やら数字がずらり。

実はこの数字はGPSの座標。この数字をパシフィコのサイトで入力すれば、アメリカのパシフィックコースからメキシコ全土の中で、ユニークな海のアクティビティーができるその座標の場所の動画を見ることができるんです。

「これをみて癒されてほしい」という思いから始まったこのキャンペーン。メキシコにいきたくなるこの動画を見つつ、パシフィコビールを飲めば、一層臨場感が沸くこと間違いなし。

いかがでしたか? 次に瓶ビールを開けたときには、ぜひ蓋の裏にも注目してみてくださいね。

Discover Pacifico

Photographed by Kana F

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