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■レース回顧 デイリー杯2歳S/毎日王冠
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■レース回顧 デイリー杯2歳S/毎日王冠

2012-10-12 15:27
    ■デイリー杯2歳S 回顧

    京都競馬場で行われた
    第47回 デイリー杯2歳ステークス 芝1600m(外回り)は、
    メイケイペガスターが一番人気に押されたが、
    意外な伏兵が勝利をおさめる結果となった。

    レースを引っ張ったのは、6番人気のテイエムイナズマ。
    これに続くのは3番人気のクラウンレガーロ
    12番人気のフジノストロング。
    これに対して、メイケイペガスターは中団よりやや後ろ、
    2番人気のマイネルエテルネルはその前を進む。
    レースは淡々としたペースで流れ、4コーナーを迎える。

    ファンの目は当然メイケイに注がれたが、
    テイエムの脚色は一向に衰えない。
    これに追いすがるのはクラウン。
    マイネルも懸命に先頭を追う。
    ゴール前200mあたりで、メイケイの上位進出は絶望的な様相となり、
    また後ろから伸びて来る馬も見当たらない。

    結局、そのままゴール決勝点を迎え、
    テイエムイナズマが見事に逃げ切り、
    暮れの「朝日杯フューチュリティS」に弾みをつけた。

    ■毎日王冠 回顧

    日曜日の東京競馬場には、
    天皇賞馬トーセンレーヴ(3番人気)
    ダービー馬エイシンフラッシュ(2番人気)をはじめ、
    安田記念馬ストロングリターン(5番人気)
    NHKマイルの覇者カレンブラックヒルといったG1馬が顔をそろえた。

    堂々の一番人気の押されたのはカレンブラックヒル。
    レースは大方の予想通り、シルポートが引っ張る形となった。

    カレンブラックヒルはシルポートを見ながらの2番手、
    トーセンとエイシンは中団待機。
    開幕週の芝ということもあって、前半1000mは57,8秒というハイラップ。
    4コーナーでさすがのシルポートの脚も一杯となった。
    そこからじわっと伸びてきたのがカレンブラックヒル。
    トーセン、エイシン、ストロングの古馬勢も前を狙うが、脚色がいまひとつ。
    そんな上位人気馬をまとめて差しきったのは、12番人気のジャスタウェイ。
    そしてもう1頭の青い帽子、9番人気のタッチミーノット。
    2頭は併せ馬のような形でカレンに迫るが、わずかにおよばす。
    3歳馬のカレンブラックヒルが、天皇賞獲得に名乗りを上げた。
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