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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第58回「戦争は……」
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週刊文春デジタル
2週間前
9月1日(火) 今日から9月上席、浅草演芸ホールの夜のトリだ。午前中、急に思い立ち池袋で映画「時には懺悔を」を観る。西島秀俊が酒を飲み、満島ひかりが飯を食い、クドカンがぼやきながら介護をする。座席に座っててガツンと殴られたような映画。昼、王子の北とぴあにて桂文珍師匠と二人会で「茶の湯」。夜、上野鈴本...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第57回「近藤正臣さんと郡上八幡」
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週刊文春デジタル
1ヶ月前
8月20日(木) 午前中、落語協会理事会。夜、上野鈴本と浅草演芸ホールで今日はお盆興行の千穐楽だ。特に上野鈴本は20年以上続いた柳家さん喬・権太楼両師匠のW主任(トリ)の最終回で連日満員御礼。ここ数年私も顔付に加えていただいていた。師匠方、長い間お疲れ様でございました。浅草の終演後、林家はな平さんと蕎...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第56回「イヤッハーッ!」
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週刊文春デジタル
1ヶ月前
8月2日(日) 一昨日から青森、恵庭(北海道)と全国ツアーが続く。朝、JFNラジオ「サンフリ」は札幌のホテルからリモート。半裸でゴロゴロしながらラジオに出演なんて、いい時代になったな。昼、札幌市教育文化会館へ。12時30分という早い開演時間なのは、今夜東京・帝国ホテルでの春風亭一花真打昇進披露パーティに出...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第55回「勉強し直してまいります」
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週刊文春デジタル
2ヶ月前
7月15日(水) 東京は梅雨が明けたかのような暑さだ。昼、家内に「少しはおめかしをしたらどーか?」と小言を言われながらいつもの格好で歌舞伎座へ。「元禄忠臣蔵・御浜御殿綱豊卿」。ダブルキャストのAプロは片岡仁左衛門丈が綱豊卿、松本幸四郎丈が富森助右衛門。終演後に小言が効いてきた。あの綱豊卿の前に出るに...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第54回「一緒に帰らない?」
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週刊文春デジタル
2ヶ月前
7月1日(水) 気づいたら下半期。起きて、飯食って、ぼんやりしてたら弟子6人が「夏のご挨拶です」とやってきた。頂き物のスイカを振る舞い、楽屋のゴシップ話を引き出し、わずかな車代を渡すと帰っていった。末弟が今年入ったばかりで6人揃うのは初めてか。狭い家がまた狭くなった。昼、浅草演芸ホールと上野鈴本で「...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第53回「あっという間に」
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週刊文春デジタル
3ヶ月前
6月17日(水) 新潟県三条に初めてうかがったのは18年前。お寺での落語会でなぜか市長を交えて大喜利をやった。その方はもう国会議員らしい。大喜利のおかげですかね。今日は18年前の落語会の世話人さんが勢揃いする記念の独演会である。みなさん三条近隣の若社長や若店主だったが、時を経ていい感じの初老になっている...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第52回「ボクはサッカー通?」
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週刊文春デジタル
3ヶ月前
6月1日(月) 真夏日。午前中、後輩噺家、吉原馬雀さんを密着した彼の地元局の番組インタビューを受ける。テレビ宮崎のスタッフさんたちも「東京がこんなに暑いとは思わなかった」と喘いでいた。寄席は本日初日。池袋演芸場13時45分上がりと新宿末廣亭の昼トリだ。池袋は兄弟子の柳朝師匠がトリ、兄弟弟子でトリがかぶ...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第51回「笑えるときに笑っとこう」
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週刊文春デジタル
4ヶ月前
5月20日(水) 朝、空腹で目覚めて、布団の中でなぜか家内から映画「プラダを着た悪魔」のあらすじを聞かされる。「週刊プロレスのターザン山本みたいな人の話?」と問えば「全然ちがうわ」と言われたとこまで覚えている。朝からへんな夫婦の会話。昨日の夜から飲まず食わず。本日午後より年一の人間ドック。上野鈴本で...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第50回「ラーケーションです」
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週刊文春デジタル
4ヶ月前
5月4日(月・祝) 昨日の夕方のこと。頂いた歌舞伎のチケットが1枚宙に浮いてしまった。無駄にするわけにはいかず三遊亭天どん兄さんに急遽電話。「明日、歌舞伎行きませんか?」「おーい、貴様はオレのこと暇だと思ってんのかー!」「行くんですか? 行かないんですか?」「行くよー、何時だよー?」「11時開演です」...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第49回「なんでわかんねーんだよ!」
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週刊文春デジタル
5ヶ月前
4月17日(金)「朝晩のスクワット」を始めて1ヶ月経った。前日呑んでも案外体調が良い。午前中、ニッポン放送「あなたとハッピー!」。終了後、上野にて「私の師匠、春風亭一朝について」の取材by共同通信。うちの師匠の名伯楽っぷりについて話す。妹弟子一花の真打昇進に向けたPRにもなるのでありがたい。昼、上野鈴本...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第48回「春三夜、平和を祈って」
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週刊文春デジタル
5ヶ月前
3月30日(月) 春風亭昇太師匠と今治へ。空港で「一之輔くんはカシモドに似てるね」と言われる。昭和の怪奇派レスラー「ノートルダムのせむし男・カシモド」だ。「似てませんよ!」と言いつつ改めて画像検索したら、ちょっと似ていた。師匠は私を一日中「おい! カシモド!」と呼び続け、私も「ウガー!」と返す。カシ...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第47回「息子の1人暮らし、娘の卒業」
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週刊文春デジタル
6ヶ月前
3月16日(月) 昼、新宿末廣亭で13時15分の上がり。客席には「怠惰な空気」が漂っていて最高だ。「代書屋」を一席。その後、4月から1人暮らしをする長男(20)とアパートの内見に行く。大学に近い格安物件。よく見つけてきたなあ。駅前のスタバで一服したが、会話が盛り上がることなく「……まぁ、しっかりやんな」と言っ...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第46回「トキメキの春」
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週刊文春デジタル
6ヶ月前
3月1日(日) 朝、JFNラジオ「サンデーフリッカーズ」。ゲストは文春でもおなじみ、時代劇・映画史研究家春日太一さん。脚本家高田宏治氏のインタビューを纏めた新刊『なめたらいかんぜよ』、読み応えがあり過ぎだ。放送後、そのままの勢いで池袋・新文芸坐へ。新刊発売にあわせた高田宏治特集。10時からの「北陸代理戦...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第45回「メールください」
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週刊文春デジタル
7ヶ月前
2月16日(月) ミラノ・コルティナ五輪が盛り上がっているみたい。高座のマクラで「トリプルコーク1440? なにを言ってやがるっ! こっちはγ-GTP180!」とか言ってたら、舞台袖のスタッフに本気で心配されてしまった。語呂が好きで180って言っただけで本当は100そこそこです。昼、浅草演芸ホールと上野鈴本掛け持ち。...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第44回「鳩サブレーは、ホント美味い」
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週刊文春デジタル
7ヶ月前
2月3日(火) 節分。午前中、我が家にて一番弟子㐂いちに「らくだ」の稽古。アゲの稽古なので1時間近く弟子の噺を聴いてからのダメ出し。汗だくの㐂いちの周りのフローリングが濡れていたのが気になったが、口演の許可を出す。その後、入門したばかりの六番弟子がやってくる。いくつか考えたが名前は「いっ世(せい)」...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第43回「チョコミントは冷たいうちに」
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週刊文春デジタル
8ヶ月前
1月17日(土) 朝から長女の公開授業に参加するため中学校へ出向く。3月には卒業だから恐らくこれが最後だろう。1時間目は道徳の授業で「命の尊重」というタイトルのなかなか重たい内容。2時間目はトランスジェンダーを公表している中学教員の方が来校しLGBTについての講演会 in 体育館。みな熱心に聴いている。次、学...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第42回「あいつら来ねーなー」
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週刊文春デジタル
8ヶ月前
1月1日(木) 年が明けた。今年の抱負は、とにかく[現状維持]と[死なない]こと。噺家の家は元旦から忙しない。いつもより早めに目を覚まし、よく噛んで餅を食う。海苔キムチとチーズをのせて焼いたら実に美味! 9時に妻、長男(20)、次男(17)、長女(15)と師匠・春風亭一朝宅に新年の挨拶へ。家族を伴うのは3...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第41回「燃えました」
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週刊文春デジタル
9ヶ月前
あけましておめでとうございます。今年も話半分でお付き合いください。なんてことを言いながら、去年の暮れの大炎上日記からスタートでございます。12月2日(火) 昨日は富山・魚津での独演会。午前中に羽田に戻って乗り換えて、新千歳空港への機内でのこと。搭乗しキャリーケースを棚に上げる。席に座りトートバッグ...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第40回「九州沖縄・長旅へ」
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週刊文春デジタル
9ヶ月前
11月11日(火) 今日から20日まで「落語協会 寄席普及公演」と銘打った九州沖縄地方、10日間の長旅へ。メンバーは柳家勧之助(真打)・金原亭馬太郎(二ツ目)・ロケット団三浦、倉本(漫才)・[翁家和助(太神楽曲芸)・江戸家猫八(動物ものまね)・林家楽一(紙切り)]の交互出演・森吉あき(寄席囃子)と事務員1...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第39回「めんどくさいおじさん」
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週刊文春デジタル
10ヶ月前
11月1日(土) 静岡県焼津市にて独演会。せっかくなので焼津に縁のある人に同行してもらおう。来春、雷門五郎を襲名し真打昇進予定の雷門音助さん(藤枝市出身元某信用金庫焼津支店勤務)と、実録漫談芸人のコラアゲンはいごうまん兄さん(長いので以下、コラ兄さん)。地方の1000人規模の落語会としては斬新な顔ぶれだ...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第38回「嗚呼、谷村有美」
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週刊文春デジタル
10ヶ月前
10月19日(日) 17日は私が12歳の時からの推し・ミュージシャンの谷村有美さんのお誕生日。ということで、JFNラジオ「サンデーフリッカーズ」の生放送に谷村有美さんが来てくださった、しかも朝6時に! かける曲も全て谷村有美。目の前に1時間半、谷村有美。デロリアンがあれば12歳の私に教えてやろう、「諦めずにやっ...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第37回「日芸芸人、集合!」
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週刊文春デジタル
11ヶ月前
10月1日(水) 都民の日で子どもたちは休校。遅めの朝食は、白ごはんに出汁の素、天かす、青のり、白ごまを混ぜてそこに紅しょうがを加えた「たぬきごはん」。素朴で美味。それを我々に食べさせると家内は国勢調査員の仕事で外出。私は午前中弟子に稽古をつけ、居間でお茶を呑みながら古今亭志ん朝師匠の御命日と気づき...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第36回「可愛くなろう」
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週刊文春デジタル
11ヶ月前
9月15日(月祝)[先々週号に登場した三遊亭ふう丈が来春真打昇進に際し、亡き師匠の名「円丈」を襲名することが10月1日に発表された。みんなビックリ。おめでとう]そんなふう丈を伴い、彼の地元熊本での一之輔全国ツアー。ふう丈は熊本弁の新作落語「どぎゃん?」でウケていた。だいたい「すいませんでしたーっ!」と...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第35回「ははは」
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週刊文春デジタル
12ヶ月前
9月1日(月) いっこうに涼しくなる気配なし。9月には初秋の自覚を強く促したい。がんばれ、9月。午前中、落語協会2階にて鈴々舎美馬(みーま)さんに「がまの油」稽古。前に聴いた時より遥かに良く、若い人は吸収が早くて羨ましい。午後、「VOW」についての取材。昔、雑誌「宝島」にあった街で見つけたヘンなモノ投稿...