週刊文春デジタル
10月7日(月)
私の父の誕生日。朝食が済み、家族が出かける前に実家に電話。受話器を順ぐりに回して「おめでとー」とプラス一言ずつ会話をかわす。毎度それくらいのお祝いなのが申し訳ない、正月には顔を出せるだろうか。午前中、小学館で取材。今年から「自分の落語の持ちネタについて真面目に振り返る」という趣旨で語りだめしている。いつ書籍になるかわからないがとにかく真面目に喋る。神保町から大手町へ徒歩移動。読売新聞本社で、11月末にある「一之輔春秋三夜」についての取材。毎年恒例のネタおろし(初演)の会だ。まもなく私の不機嫌な季節がやってくる。
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