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読書のつづき [二〇二一年三月]人生に相渉るとは何の謂ぞ|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 38ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。今回は二〇二一年三月に綴られた日々の記録です。夏目漱石と同時代にイギリス近代小説に触れた徳田秋聲が、いかに漱石とは異なる日本近代文学の歴史を切り拓く...
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読書のつづき [二〇二一年二月]この自信がよく育つことを希望する|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 40ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。二度目の緊急事態宣言中の二〇二一年二月。弛緩した与党政治家が深夜会食問題で離党させられたり愛知県知事リコール署名の偽造問題が取り沙汰されたりの茶番で...
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読書のつづき [二〇二一年一月]麒麟がくる|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 41ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。依然コロナ禍の収まる見通しが立たないまま明けた二〇二一年一月。年明け早々、SNSで拡散される「紅白歌合戦」をめぐる誤情報への脊髄反射的な反応や、政治家た...
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読書のつづき [二〇二〇年十二月]年の終り|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 42ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。世界が翻弄された一年も淡々と暮れてゆく二〇二〇年十二月。ひたすら残念感ばかりが伝えられる菅政権まわりの仕様も無さに嘆息する一方で、小松政夫、なかにし...
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読書のつづき [二〇二〇年十一月]時代は変わる|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 43ヶ月前
※去る4/22配信の記事に誤りがありましたため、修正して再配信いたします。著者・読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。混迷を極め...
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読書のつづき [二〇二〇年十月] 一寸先は闇|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 44ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。第二波の感染も落ち着き気味で、読書の捗る秋だった二〇二〇年十月。日本学術会議の任命拒否問題やGo To キャンペーンのような利権誘導型政策への懐疑など、発...
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読書のつづき[二〇二〇年九月]長生きも芸のうち|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 46ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。すっかり亜熱帯化した夏の終わりから秋にかけての気候のしんどさに大見さんも体調を狂わされているなか、ほとんど熱量の感じられない菅義偉内閣が発足してしま...
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読書のつづき[二〇二〇年八月]日本の夏、停滞の夏|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 46ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。酷暑と第二波真っ只中の連日の感染拡大の報に、大見さんの読書生活も確実に蝕まれていった二〇二〇年八月。台湾民主化の父・李登輝の死去や香港での民主化運動...
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読書のつづき [二〇二〇年七月]『MIU404』を慰めにする夏|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 47ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。新型コロナ第二波対策のパフォーマティブな喧伝と既定路線の結果しか見えない東京都知事選が進行する一方で、「Naverまとめ」のサービス終了や「ほぼ日」の本社...
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読書のつづき [二〇二〇年六月中下旬] 万年筆とヒッピーと水流|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 48ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。Zoomでの読書会などが浸透して新しい行動様式が生まれる一方、街にはたがの外れた日常感を帯びる人々が水流のように漂ってもいる梅雨のおり。アウロラ、パイロ...
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読書のつづき[二〇二〇年六月上旬] 「明るいニヒリズム」の喪われた国で|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 49ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。ジョージ秋山の訃報から随想する「明るいニヒリズム」の喪失、BLM運動の騒乱、GoToキャンペーンの迷走など、コロナ禍の軋みが社会の空気を鬱屈させていく中で、...
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読書のつづき[二〇二〇年五月第二〜五週] 悪い夢を見ているようだ|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 51ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。八月に訃報の流れた内海桂子師匠の入院に始まり、平田オリザやきゃりーぱみゅぱみゅのネット炎上にまつわる洞察、橋本治の足跡への憧憬、そして検察庁法改正問...
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読書のつづき[二〇二〇年五月第一週] 大型連休に為する事|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 52ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。緊急事態宣言が延長され、例年繰り返してきた読書生活のリズムにも狂いが生じる大型連休。ステイホームで部屋掃除ばかりが捗る中で、往年のテレビバラエティの...
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読書のつづき[二〇二〇年四月中・下旬] コロナ狂騒とメディアを思う|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 53ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。いよいよコロナ狂騒曲が本格化していくゴールデンウィーク前。大林宣彦監督や岡江久美子氏など、昭和人が慣れ親しんできた文化スターたちの逝去の報が飛び交う...
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読書のつづき[二〇二〇年三月下旬〜四月上旬] 非常時の日記文学|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 54ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく日記連載「読書のつづき」。人生の習慣をも悉く中断させていくコロナ禍の拡大が、日常を日常でないものに変えていく令和二年の春。異常と平常とが奇妙な振れ幅をみせる緊急事態宣言前後の...
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読書のつづき[二〇二〇年三月前半] 逝きしものたちの足跡|大見崇晴
コメ0 PLANETS Mail Magazine 55ヶ月前
会社員生活のかたわら日曜ジャーナリスト/文藝評論家として活動する大見崇晴さんが、日々の読書からの随想をディープに綴っていく新連載「読書のつづき」。COVID-19の大規模感染がまたたく間に人々の日常を蝕んでいった世界の変貌をよそに、老舗学術出版社の廃業や故・坪内祐三氏ら、逝きしものたちの足跡に思いを馳せ...