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広橋 涼『こまごまかいてます』第140回『落語にころり』
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広橋 涼『こまごまかいてます』第140回『落語にころり』

2015-07-04 12:00
    学生時代は邦楽部でお琴をかきならしておりました。邦楽部の部室の隣は落研さんの部室がありまして、演奏会に来てもらったり、こちらが寄席を見に行ったりとなんだかんだ交流を持っていました。

    私が生まれるずっと前に亡くなった祖父はあまり人前で笑う人ではなかったそうですが、ラジオの前で上方落語を聞いているときは笑い声をあげていたそうです。

    子供の頃の日曜日の夕方は笑点を見ていました。林家こん平師匠は新潟の誇りです。

    どうでも良いですが、うちの両親は落語デートに出掛けます。

    そんなわけで、私の中で落語はそんなに特別なものではありません。ただ最近はあまり触れていなかったのです。

    たまたまつけたTVで若手噺家による笑点のような番組をやっていました。みんなが我先にと手を挙げる中、大喜利の答えをじっくり考えておりますという様な噺家さんがいらっしゃいました。

    独特の雰囲気とやっと手を挙げたと思ったら、その回答はか
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