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2011年3月11日の東日本大震災について、21人の執筆者が書いた本です。東日本大震災といっても、津波や原発、液状化など、問題は多岐に渡りますし、地域も東北地方から関東地方まで広範囲にわたっています。地域を限っていたり、問題を限っている本はありますが、一冊にまとめた本は、新聞社のまとめ本以外は、ほとんどありません。その意味では、いったい何が起きていたのかがわかる本になっています。
この本では40本の記事が掲載されています。このうち、私は以下の項目について書いています。
●第1章 いまも続く大震災を見つめ直す
地域を守る防災センターで起きた悲劇
震災で助かった命が失われていく
●第3章 暮らしの中で見えた光と影
南相馬で暮らす市民を支えた医師達
儚くも消えた国分町のバブル
●写真で伝える三年間
表扉
震災の中の子ども達
●第4章 災害の中で過ごした子ども達
大川小事故検証委員会は検証できない!?
震災遺児としての思いを伝えたい
●第6章 被災地を風化させないために
東北復興へ向けて待ったなし!
医療費の窓口免除が命を左右する
●おわりに
避けられない「風化」のなかで
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