「その後継者って、ジャニーさんの意志を継ぐって話でしょう? ぜひ継いでもらってさ。ジャニーさんは、今までどんどん成功を収めてきたじゃない。でも、滝沢は時にはそうじゃないこともあるかもしれない。そういう時に皆で温かく見守って、応援してあげたいっていう気持ちしかないよね」
週刊文春デジタル
「その後継者って、ジャニーさんの意志を継ぐって話でしょう? ぜひ継いでもらってさ。ジャニーさんは、今までどんどん成功を収めてきたじゃない。でも、滝沢は時にはそうじゃないこともあるかもしれない。そういう時に皆で温かく見守って、応援してあげたいっていう気持ちしかないよね」
「タッキー引退」「ジャニー社長の後継」。九月十二日に発表された引退表明は、約二週間前に小誌が報じた通りの内容だった。では彼を引退に追い込んだ理由とは何なのか。そこにはジャニーズ内の深刻な路線対立があった。他誌では絶対に読めない「滝沢引退」全真相。
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「まあ、うちの後輩たち、みんなが言ってるように(滝沢は)すごくマメで気が利くから、最適なんじゃないかと思うけど……うん」
九月十五日、宮城県のレース場で取材に応じた近藤真彦(54)は、言葉を選びながら訥々と話し始めた。
小誌八月三十日発売号が報じたように、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(86)は滝沢秀明(36)を自身の後継者に指名した。
笑顔で取材に応じたマッチ 禁無断転載
小誌は8月30日発売号で報じた
十二日深夜、ジャニーズ事務所は、「タッキー&翼」の解散、滝沢の年内での引退を発表。ジャニー氏は公式サイトで滝沢に対する感謝の言葉をこう綴っている。
〈今般、滝沢秀明がタレントとしての経験と知識を生かし、『ジャニーズJr.たちの育成で、ジャニーさんを手伝いたい』と言ってくれた時、私は驚きと共に嬉しくて涙がこぼれそうでした。このような決断をしてくれた滝沢には心より感謝しています〉
ジャニー氏は滝沢に対し、芸能界を引退しないプレイングマネジャーの道を提案したが、滝沢は「生半可な気持ちで人の命を扱えない」と固辞。「ジャニーさんに人生を捧げる」と退路を断って、裏方に回る決意をしたという。
約九十名のタレントと、約三百名のジュニアを擁する“アイドル帝国”ジャニーズ事務所。
事実上のジャニーズ分裂
なかでもタレントの序列トップに長年君臨する近藤は、「ジャニーさんの跡継ぎ」を自認。そんなジャニーズの“長男”と呼ばれる男が、後輩の大抜擢について語る。
“長男”のマッチ 禁無断転載
「その後継者って、ジャニーさんの意志を継ぐって話でしょう? ぜひ継いでもらってさ。ジャニーさんは、今までどんどん成功を収めてきたじゃない。でも、滝沢は時にはそうじゃないこともあるかもしれない。そういう時に皆で温かく見守って、応援してあげたいっていう気持ちしかないよね」
――ジャニー氏の後継者は近藤さんだと思っていたが?
「誰が? 本当に?」