「何をしたいのか分からない泉氏の真骨頂が詰まっていた」(中堅議員)
立憲民主党が二月四日に開いた党大会で、泉健太代表(49)が臨んだ演説のことだ。「まず政権交代」と言うと「そうだ!」の掛け声が飛び、「次の総選挙で政権交代を必ず成し遂げよう」と続けると大きな拍手が湧いた。しかし、ここから迷走を続ける。「次の選挙で自民党を上回り、第一党を目指す」と語ると、わずかな拍手が続いた。
ところが、次に「単独過半数を目指して努力を続けるが、単独過半数を擁立していない状況でも解散総選挙はありうる。その場合でも政権交代は可能だ」と述べると、拍手はつゆほども起きない。会場にいた別の議員もため息をつく。