「そういうかわいげのないところに左大臣さま(藤原道長)も嫌気がさしたのではないか」
 吉高由里子演じる主人公のまひろ(紫式部)からの手紙を他の女に見せていたことを責められて、こう言い返し、灰を顔にかけられる夫の藤原宣孝。NHK大河ドラマ「光る君へ」で女心を解さない“残念な男”を演じるのは佐々木蔵之介(56)。だが、現実は――。 
週刊文春デジタル