「本当に悔しいという一言。オリンピックという舞台で勝ちきれなかった私自身が弱い」
 五輪連覇を逃した柔道女子五十二キロ級の阿部詩(24)は、目に涙を浮かべながら静かにこう振り返った。 
週刊文春デジタル