- キュレーター(記載時:無名太文字表記)
- ベンゾーさん
- 4696さん
- 山葵さん
- エージェントNo.31(以下略称:31さん)
- スーさん
※こちらの記事はPart2となります。Part1(自己紹介・新着枠)での内容は別途Part1記事にて掲載されておりますので、そちらをご確認下さい。こちらは、Part1の続きとなります。
続いて発掘枠へ移っていきます。先ほど同様に選んだ楽曲のご紹介していただき、何故その楽曲を選んだのかという理由をお願いします。皆さんにお聞きした後にフリートークをしていただき、最終的にどの楽曲をイチ推し曲にすべきかを決定していきます。ではまずスーさんお願いします。
スー:私が発掘枠でご紹介させていただくのは、kageyamaさんの【メランコリックガール】です。
スー:この楽曲で惹かれたのが、ギターとドラムの使い方で、本当にうまいなぁと思います。「ソロかっこいい」というコメントがあるくらい、所々のギターソロだったりが本当見応えがあるので、是非聴いて欲しいですね。再生数が少ないんですけど聞きごたえがあるし、もっと伸びてほしいなって思う新人Pさんなので今回推し枠に挙げさせていただきました。是非聞いてみてください。以上です。
はい、ありがとうございます。では続きまして31さんお願いします。
31:はい。私が選ばせていただきましたのは、パピルさんの【ハーモナイザー】です。
31:この曲は春の桜をテーマにした曲で、その桜の木の視点の曲なんですね。私自身、こういう感情移入とは別に、1つの世界観を持っていて、その世界観を楽しませてくれるという曲も大好きなんですね。こういう「モノ」や「植物」などの視点だと、何といいますか…途中でちょっと悲しい展開が挟まったりとか、そういうものだからこそ振り向いてもらえないっていうようなテーマが入ったりするんですよね。この曲は桜の木そのものが最後まで桜の木らしく見守り、これからも変わらずその場所を守っていくよっていう前向きな着地のテーマになっていて、その部分がものすごく私の心に響いて、今回推しとして選ばせていただきました。以上です。
はい、ありがとうございます。では続きまして4696さんお願いします。
4696:はーい。私が選んだのかですね、yadori.さんの【ワンダーガール・ドロップアウト】です。
4696:この曲自体はですね、そんなに明るい曲ではないんですけども、僕が本当に勧めたいのはですね、オープニングからある「雨がバケツに落ちる音」この音がマジですごくて、これを曲に組み込むっていう事に対して、新人がこんなことするのかと。オープニングが終わるとその音は消えるんですけど、また途中からその音が出てくる。この音を使えるっていうのが音作りとしてはすごく上手い、ベースもすごく格好良い、ということで…すごく推したい曲なんです。本当に耳を澄ます…というか、雨音を使うっていうのが如何に難しいか。こういう音は主張が強いから、使いどころを間違うと、どうしてもそっちに気を取られるような曲になってしまうんです。でも上手いこと入れてるもんだから「気にならないけども耳に残る音」っていう曲の作り方がすごく上手いなって思って、これ推させていただきました。
はい、ありがとうございます。では続きましてベンゾーさんお願いします。
ベンゾー:僕が発掘枠の中からイチ推しとしてご紹介するのは、DAICHIさんの【ソラノカナタ】です。
ベンゾー:これは疾走感のある爽やかな曲で、初音ミクの王道っていう感じの雰囲気で大好きです。これも新着枠で選んだ【ユメノアメ】と同じで、出だしを聞いた時に「あっもう好き」ってなった曲なんですよ。「ミクちゃんだ!これぞミクちゃんだ!」って感じです。これを初めて聴いたのが卒業シーズンということもあって、個人的には、卒業ソングなのかなぁと思ってます。今までの日常がガラッと変わって新しい道に踏み出す、そんな歌詞なのかなぁと感じてます。曲調はめちゃくちゃ爽やかで、綺麗な青空とかをイメージするような感じなのに、ちょっと切なくなるような歌詞と言うか別れの寂しさみたいなことを言っててそのギャップがグッときちゃいますね。「あぁ…青春やなー」っていう感じです。まぁ僕の青春時代なんて遥か昔に終わってて、とっくに忘れちゃってるんですけど。それを何か思い出させてくれると言うか、そんな綺麗な青春時代じゃなかったはずやのになんか美化した思い出として思い出させてくれるようなそんな感じです。もっかい言いますけど大好きです。以上です。
はい、ありがとうございます。では最後に山葵さんお願いします。
山葵:はい、わかりました。私の発掘枠は、黄昏Pさんの【狂犬】です。
山葵:この曲は和風ロックっていうのかな?そういう感じのジャンルに近い曲なんですけど、歌詞も語彙力で殴っていくっていう感じの曲でもありますし、それに加えてサビに入った時に変調というかbpmが変わるんですね。アップするんですけど、それがすごい爽快感を与えてくれる。聞いてもらえるとわかるんですけど、こういうテンポの曲って急にbpmあげたりすると違和感が出ることが多いと思うんです。でも言葉で捲し立てていくっていう曲の雰囲気に合ってて、こういうbpm変化を使って曲を作る新人の方がいるってことに驚きました。3月は出会いと別れの季節というイメージがあるんですけど、敢えて外して、こういう曲を勧めてみたいなっていう気持ちもあったので、この曲を推させて頂きました。以上です。
はい、ありがとうございます。では先ほどと同じように自分が挙げた以外の楽曲に対して、お話を聞いていきたいと思います。先程と同じ順番に行きたいと思います。スーさんいかがでしたか。
スー:そうですね。全体的に見て、新人さんってこんな曲書くんだって色々な発見をさせられことが多かったなって感じています。まずベンゾーさんの【ソラノカナタ】これ僕も聞いた時にですね、歌詞に共感する部分もあったし、「あ、これいいな。爽快感あるな」と感じました。ほんと曲の作り方が「新人さんすごいな」って感じた楽曲ですね。
山葵さんの【狂犬】は、結構和風な感じというのは共感できる部分ではあるんですけど、ちょっと曲調が変わる部分もあるんですよね。速くなったり遅くなったりという事で、これはじっくりと聴いてみて欲しいですね。
31さんの【ハーモナイザー】は確かに春の桜、卒業シーズンの曲としてすごくいいなって思います。
4696さんの【ワンダーガール・ドロップアウト】は雨音を本当にうまく使っていて、雨音を使う新人さんてなかなか珍しいと思いながら聞かせて頂きました。
本当に今回は僕の挙げた以外の曲もとても良いなと思って聞いていました。以上です。
はい、ありがとうございます。では次に31さんいかがでしたか。
31:はい。まずスーさんの【メランコリックガール】は爽快なギターメロディと一緒にとても楽しませて頂いた素敵な曲です。手探りで色々悩みながら独白しながら、歌を歌っていく中で自分の答えを見つけていくような、一緒に悩んでくれるような曲として聞けてとても素敵な曲だなと思いました。
ベンゾーさんの【ソラノカナタ】こちらもとても素敵で爽やかなミクさんらしい曲でした。何か辛いことやそういうものを乗り越える曲というだけではなく、乗り越えた先でも乗り越えた心を胸に一生懸命生きていくみたいな、そういう応援を含めた曲であるのがまた素敵だと感じました。
4696さんの【ワンダーガール・ドロップアウト】なんですけども、4696さんのおっしゃる通り、雨音のメロディーがちょっとびっくりしました。雨って言うとザーザーザーみたいなイメージがあったんです。この曲は雨音…水滴がポタポタって落ちる音が言ってみれば木琴や鉄琴のように、それそのものが素敵な音なんだな気づかせてくれた曲でもあるんですね。これから雨音を意識して聞いてしまいそうなぐらい音楽にそういうものを取り入れる曲があるんだっていう新たな発見をさせていただいた曲ですね。
山葵さんの【狂犬】ですけども、この曲も速めのテンポと和の要素を持った曲であると同時に、ちょっと予想できない「次どういう風に狂わせてくれるんだろう、耳を」みたいな感じで、どう歌ってくるのかを楽しみながら最後まで聞かせていただきました。裏切られつつ楽しませつつ踊らされたような曲で、とても楽しませていただきました。
はい、ありがとうございます。では4696さんいかがでしたか。
4696:まず【メランコリックガール】と【ソラノカナタ】は歌から始まって【狂犬】と【ハーモナイザー】は曲から始まるという特徴がありました。歌から始まる方も興味を惹かれていい曲ですし、曲から始まるほうも音楽がまず乗りやすい。一発目の音、冒頭10秒が乗せやすいように作られていて、やはり作り方が上手いなと思いますね。全体的に言えるのが「お前ら本当に新人か?」っていうところなんですけど(笑)
山葵:毎回言ってません?(笑)
ベンゾー:ほんまそれ(笑)
4696:発掘のやつはもうずっと思うんだけど「本当にお前ら本当に新人か?」って言うやつが多くて。
スー:ほんと多いっすね。
4696:その中でもやっぱり【メランコリックガール】はタイトルだけ見るとメランコリックのアンサーなのか、もしくは何かそれを意識した曲なのかなと思って聞いてみたら全然違ったの。
スー:うん。うんうんうんうんうん。
4696:タイトルだけ見て「あぁ、メランコリックでしょ。はいはいはい」みたいな感じで聞いたら全然違って「ふぁ⁉はっ⁉」みたいになった(笑)ギターソロがものすごく心地よくて、新人でここまで作れるのは本当にすごい。ミクの日に投稿されたということで、ミク意識の曲かなというイメージがあります。 【ソラノカナタ】の乗りやすさ。vocarockっていうタグが付いてるんだけど、その通りロックな感じで爽快感があって「あーなるほど。今の時代に合ってる曲なんだなぁ」という感じ。
【狂犬】はこれもVOCAROCKタグが入ってるんだけども、ロックにしてはなかなかにえげつないなと。曲の作り方、作り込みが凄い。転調するのもアホなんじゃねえかなと思うくらい上手すぎる。
【ハーモナイザー】はポップで爽やかな曲かなと聞いてて思った。暖かい風が吹き抜ける感じの曲だなぁと思いましたね。以上です。
はい、ありがとうございます。続きましてベンゾーさんいかがでしたか。
ベンゾー:はい。ほんまに「新人とは?」ってなるくらいのええ曲ばっかりで、皆さんの紹介を聞いてても「わかるわかる、めっちゃいい」っていう風にしかならなくてすごい悩みますね。なんかほんまにもう発掘すごいなっていう感じです。
スーさんの【メランコリックガール】は、すごい爽やかでいいですよね。この感じすごい好き。歌詞が変な比喩表現とか使うわけじゃなく、どストレートにぶつけてくるから感情移入しちゃうと言うか「その気持ちわかるわー!」ってなりながら聞けるんですよね。音楽もギターの軽快な感じとかがすごく格好良くてめちゃめちゃ好きです。
次が31さんの【ハーモナイザー】これ僕も推し曲にしようか迷ったんです。明るくて爽やかなめっちゃいい曲で、ほんまに今の時期ピッタリと言うか春らしい雰囲気でとにかく聴いてて楽しくなりますよね。曲終わりというかMVの最後に作曲ノートみたいなものを広げてる「おまけ」があって、そこで『あ、間違えた』って声が入るんですけど、もうそこが最高に可愛くていいなぁと思ってます。そういう余韻の部分やったりとかストーリーやったりすごく素敵やなぁと思います。
次に4696さんの【ワンダーガール・ドロップアウト】この曲は皆さんおっしゃるように、鍋で雨を受けるような音が混じってたり、転調を繰り返すような感じのメロディーがあったり、歌詞も詩的な表現で、そういう色々な要素が含まれてて不思議な雰囲気やなーっていう感じですね。2番のサビの後に『とか言わせないで欲しいから』ってとこがあるんですけどそこがこうゾクッとすると言うか「おぉ!」ってなりましたね。今作はyadori.さんの処女作ということなので、次の曲もすごく楽しみやなぁと思います。
4696:なるほど!さすがです!!
ベンゾー:最後に山葵さんの【狂犬】なんですけど、おしゃれでかっこいい曲ですよね。山葵さんもおっしゃってましたけど、サビのピッチが速くなるところでグッと引き込まれる感じ。ピッチが途中で変わることで「おや?」って意識がグッと持っていかれるので、さらっとは聞き流せないんですよね。歌詞と曲の雰囲気がマッチしてて、これもすごく好きやなと思います。はい、以上です。
はい、ありがとうございます。では最後に山葵さんいかがでしたか。
山葵:まず【ソラノカナタ】ですね。私が先月発掘枠で推した【情緒不安定でもいいでしょ】と同じ作者さんの新曲ってことで、今回も「あぁ、好き。ドストライクな曲が来たなぁ」って感じてます。作者のDAICHIさんって「エモいコード進行を熟知してるんだなぁ」って思っちゃうくらいエモい進行がめっちゃあるんで、聞いてて本当にいいなって思います。MVもすごくいい曲です。
次に31さんの【ハーモナイザー】これ歌詞もいいんですけど、冒頭のストリングス?弦楽器がすごくいいなって思ったんですね。個人的なイメージですけど…ファーストインパクトでストリングスを使ってるのが凄い春っぽいなと思いました。バイオリンとかのストリングスの音って春っぽいイメージが個人的にはあって、結構その雰囲気が今の時期的にもあってていいなって思います。
4696さんの【ワンダーガール・ドロップアウト】この曲は皆さんおっしゃる通り雨の音ですよね。本当に「雨の音を聞いてたら、いつのまにか曲入ってんじゃん」みたいな感じっすよねぇ…。あとイラストの雰囲気がね、結構デフォルメされてるんですけど、歌詞だと…まあまあ生々しいこと書いてるんですよ。聞くと重く感じる人もイラストと一緒に見るとちょっと軽く感じやすいのかなーって感じてます。
次が、スーさんの【メランコリックガール】これはね、もうイラストが合いすぎだろっていうのを第一印象で感じて、曲の雰囲気と思い浮かぶ映像っていうのが、正にMVのそれなんですよね。深夜とか星の綺麗な夜に女の子が一人で弾き語っている曲がまさにこの曲みたいな感じなんですよ。曲ももちろん高クオリティなんで、是非イラストと一緒に見てほしいです。イラストと一緒に見たい曲ってなかなかない、と言うか私の中では最近だと珍しい。このイラストと一緒だからこそ、音楽の良さがさらに出てきてるいい例なんじゃないかなって思ってます。以上です。
はい、ありがとうございます。では若干お時間がございますので、先ほどの新着と同様にフリートークという形で、語り足りなかったことや推し曲のプレゼンなどをお話していただければと思います。
山葵:【狂犬】って最近あまり見ない「1枚絵+差分」で作っている曲だから、そこも惹かれた部分ではあるんですよね。シンプルなのが個人的には良いかなって。それでいうと【メランコリックガール】も結構シンプルで好きですね。
4696:っていうか新人…新人⁉っていう新人が増えたよね。
山葵:新人ならではの感性ってあると思いますね。
4696:昔の新人と今の新人って本当違うよねって思う。
スー:それは感じます。昔の楽曲の新人さんって「慣れてない部分」って言うのがあったんですけど。
4696:調声とか、音作りがもうちょっとって感じのね。
スー:今は経験してきて調教上手いなって感じる新人さんが非常に多いんですよね。新人さんの楽曲ってなかなか目につかないと思うんですけど、改めて見てみると「こういう新人さんいるんだ」「こういう調教の仕方があるんだ」っていう気づきがあって、びっくりすることが多かったです。
4696:古参とは言わないけど、昔から作ってきた人に比べると今の新人って音作りが上手い。上手いというか今までにあった音作りをしなかったりするから、興味を引かれることが非常に多い。
山葵:今、ボカロ曲を作っている10代とかは、小さい頃からボカロに触れているネイティブ世代ですから、その音楽が当たり前なんでしょうね。
ベンゾー:あぁ。耳が肥えてる感じだったりするんかなぁ。
4696:今は中学生のボカロPもいますからね。
31:曲によるとは思うんですけど、確かに昔のボーカロイドって気軽に入っていったっていう方が沢山いらっしゃった印象があって、ちょっとした思い付きのネタ曲であったりとか実験曲であったりとか、そういうものの投稿にも使えてた気がするんですよね。でもやはり今は気合が入ってるんでしょうね、ボカロが好きなだけに。
4696:有名な実験曲って言ったらね【高音厨音域テスト】とかね。
山葵:でも今、すごい新人さんが増えてるじゃないですか。だから逆に入りにくくもなってるのかなぁと感じていて、これだけすごい曲作れる人がいっぱいいすぎちゃって、自然と敷居が高くなっちゃってるんじゃないかなって感じてます。
4696:だからこそのボカコレがあるんですよ。
山葵:そうなんですよね。他にもネタ曲投稿祭みたいなものって、すごく入りやすい場所ではあると思うんですよね。ある程度ネタ曲だから精度悪くても許されるやろみたいなところもありますし。
4696:もう、誰か企画して。新人投稿祭みたいなやつ。
山葵:確かあったと思いますよ。
31:今ここに挙がっている曲もそうなんですけど、この他にもボカロタイムズの発掘枠で取り上げられた新人ボカロPさんたちが、この4月のボカコレでどう動いてくるのかなって期待しながら今回選曲してましたね。
山葵:あぁ、そうですね。
4696:個人的にはそろそろ小学生Pが出てきてもいいんじゃないかなって。
山葵:おかしくはないと思います。
31:もしかしたらいるかもしれませんよ。
ベンゾー:いるんかなぁ?
山葵:小5、小6辺りはマジでいてもおかしくないと思いますよ。
4696:テレビなんかでもスーパーキッズって5歳の子がドラム叩いてみたりとかがあるから、そろそろ出てくるんじゃないかな?って思ってる。
山葵:初期のボカロを聞いていた人たちが親世代になってるわけですから、子供がボカロに興味持ったって言っても変ではないですよね。
4696:まぁね。ここのスタッフの中にも親戚の膝の上でボカロを見てたって言う人がいるし、親がボカロPで「作ってみるか?」みたいになる可能性も無きにしも非ずだしね。
山葵:2世Pがいてもおかしくないんですよね。
31:そう考えると、どういう曲を作るのかすごく興味ありますよね。例えば年配の方だと出会いとか人生経験から曲を作ると思うんですけど、小学生の世界でどんな曲が生まれるのか気になります。
ベンゾー:その年齢だからこその感性とかもあるだろうし、そういうのをぶつけてほしいですよね。
4696:昔に比べれば、ボカロに触れる機会が増えた気がする。
ベンゾー:日常に転がってる感じですもん。
山葵:増えたというか一般化し始めてるんですよね。
4696:以前の座談会でも言ったんだけど、一般化してきてるんだよね。新人さんが新人さんじゃなくなる日が出てくるのかもね。
山葵:期待の新人タグが片っ端から付けられるような(笑)
4696:もう誰を期待したらいいんだよって話になってくる(笑)
山葵:でもそういう人たちが増えても、クオリティ関係なくあげてほしいって思ってます。
4696:作りこまれた作品は面白いけど、今の時代は逆に拙いのも面白くなってくるのかな。
山葵:拙かったりとか、敢えて雑に作ってみると「あれ?面白いな?」ってなるかもしれない。ハイクオリティ作品が多いからこそできる。
4696:ギターの音だけ打ち込んで作りましたみたいな曲でも流行るんだと思う。そこからRemixしてくれる人がいたりしたら、それはもう流行りますよ。
山葵:【般若心経ポップ】と同じ感じですよね(笑)あれって原曲が出てから一気にアレンジ来たじゃないですか。あんな感じの流れがもう1回来てほしいなぁ。
ではそろそろお時間となりました。毎回この発掘枠は非常に心苦しくなるんですけど決めていきたいと思います。皆さんの推し曲のプレゼン、フリートークを踏まえたうえで、新着枠と同様に自分の推し曲以外の曲の中から1曲決めていただきたいと思います。ではまずはスーさんどれを推しましょう。
スー:僕【ハーモナイザー】と【ワンダーガール・ドロップアウト】の2曲で非常に悩んでるんですよ。【ハーモナイザー】はおまけも含めていいですし、【ワンダーガール・ドロップアウト】は雨音いいなぁって思って。でもすいません。【ハーモナイザー】に入れさせていただきます。
わかりました。ありがとうございます。では次に31さんどうしましょう。
31:どの曲も素敵で悩みに悩んだんですけど、その中で曲を通して持っているテーマに惚れ込んだ【ソラノカナタ】でお願いします。
はい、ありがとうございます。では4696さんどうしましょう。
4696:この中で自分の推し曲以外となるとギターソロの部分が好きなので【メランコリックガール】かな。
はい、ありがとうございます。ではベンゾーさんどうしましょう。
ベンゾー:自分の選んだやつ以外…。僕は自分で選んだのが飛びぬけて好きやったんで、自分以外となると…どれもええ曲ばっかりで悩むとこですよね。うーーーん。どれか1つなら31さんの【ハーモナイザー】かな。聴き終わった時の余韻がすごく自分の中でいいなぁって感じだったのでこれにします。
はい、ありがとうございます。では山葵さんどうしましょう。
山葵:うわ~、これ悩むなぁ…。どれも正直順位付けたくないぐらい悩んでるんですけど、タイムズの巻末に載るんですよね?
そうです。
山葵:タイムズの巻末に載るので、ちょっとエンディングっぽい曲で加えて4月になってちょっと暖かくなってきてるので、プラス思考の曲を入れたいなーっていうのを個人的に感じるんですね。そうなると丁度いい感じの【メランコリックガール】を私は選びます。
はい、ありがとうございます。思った通り割れました(笑)
4696:いつも通りです!
そうなると、私の主観が入るんですけれども、今回選ばれた曲はどれも本当に素晴らしい曲です。タイムズ的な視点で語らせて頂きますと、特にこの発掘枠で重きを置いているのは、初投稿から5作以内の作品ということです。今回選んでいただいた推し曲は来月分のタイムズ巻末に掲載されますが、5月はGW明け、5月病なんて言葉もあるくらい憂鬱になる時期でもあります。
今回挙げていただいた楽曲の中で【ハーモナイザー】と【ワンダーガール・ドロップアウト】の2曲は初投稿作品です。【ハーモナイザー】に2票入っていることと、5月という時期に対して前向きになる非常に爽やかな楽曲であることなどから、タイムズとしては【ハーモナイザー】を推したいと思いますが皆さんいかがでしょうか。票が割れたときに自身が決断をするのは大変心苦しいのですが。
4696:それがキュレーターさんだしね。しかしキュレーターさんが推したい気持ちはわかるんだけど【ハーモナイザー】は「元気になりたい」って言うのに対して押しつけが強くなってしまわないかなって思う。
31:好みがわかれるところですねぇ。
スー:そうですね。
山葵:5月だからというか【ハーモナイザー】って心情的な話をすると「元気な時に更に元気をもらえる曲」だと思うんですよ。
スー:うん、そうですね。
31:確かに。
山葵:【ワンダーガール・ドロップアウト】とか【メランコリックガール】っていうのは、ちょっと気分が落ち込んでたりとか、なんかやる気が出ないなーっていう時にジワジワと上げていくタイプというか、もうちょっとだけ頑張るための曲だと思うんです。もうひと頑張りみたいな時。
4696:そうなってくると【ソラノカナタ】って元気になる歌なんだよね。落ち込んでる時に聞くと意外と明るくてノリやすい曲だから元気にはなりやすいよね。
31:寒色のPVがそう感じますけど、中身はすごく明るい曲ですよね。
4696:【狂犬】は…【狂犬】は「元気になる」って言うのにはちょっときついか。
なるほど。では今お話を聞いた上で決選投票をもう1回させてください。今度は自分の曲を含め、今話したプレゼンをさらに聞いた上で改めてどれを推しますかとお聞きします。
前提としては初投稿から5作以内の作品が、タイムズの発掘枠として1か月…実際は2週間に1回載るようなペースですが巻末に掲載されます。今までの話を聞いたうえで、そこに載せるとしたらどの作品がいいかというのをお聞きしていきます。それではスーさん。改めてお聞きしますが、どれを推しますか。
スー:うわぁ…。正直に言っていいですか?僕的には自分の推した【メランコリックガール】を推したいです。
はい、わかりました。では次に31さんどうしますか。
31:5月に掲載っていう部分を聞いた上での判断と、単純に数字的な意味でもっと伸びて欲しいっていう気持ちも込めて【メランコリックガール】かなって思います。
はい、ありがとうございました。4696さんどうしますか。
4696:そうね。今の話を加味すると…【ソラノカナタ】かな!
分かりました。ではベンゾーさんどうしますか。
ベンゾー:いやぁ…なんかあの割れさせて申し訳ないですけど、僕自分の推した【ソラノカナタ】に入れたいです。
山葵:ちょっと待って(笑)
はい、分かりました。
山葵:ちょっと待って!(笑)
4696:さぁ、さぁ(笑)
では、山葵さんどうしますか。
山葵:ちょっと待ってくださいよ!2:2で割れてるじゃないですか!!
4696:いや、いいんだよ!いいんだよ(笑)
山葵:正直どちらでもいいというか、どっちもいい曲なんですよ。【ソラノカナタ】は落ち込んでる時に聞いてていい感じの曲なんですけど、まだ再起可能なくらいの時に聞く曲かなって感じていて、【メランコリックガール】は本当に5月病とかでやる気出ないというか、新生活が始まって1か月ぐらいで何か躓いた時にズーンって落ち込むじゃないですか。そういう時に聞いてほんのちょびっとだけ元気をもらえる感じで、下手に元気になりすぎない。「反省はしてるけど、落ち込みすぎちゃだめだよね」みたいな感覚なんですよね。なので…【メランコリックガール】にさせてください。
はい、分かりました。では今回は総投票数と皆さんの思いを踏まえた上で、発掘枠に関しては【メランコリックガール】で行きたいと思います。よろしいですか。
全員:はーい。
4696:OKでーす。
ベンゾー:大丈夫でーす。
では、今月の発掘枠推し曲は【メランコリックガール】に決定いたしました。皆さんありがとうございました。
<登場楽曲>
昨年はボカコレ、今年はボカロPが活躍するシーンがよく見受けられました。4月には次のボカコレも控えてます。最後に座談会メンバーからこれからのボカロ文化の未来について、こんな未来であってほしい、明るい希望これからの展望、タイムズへの激励などメッセージを頂いて終了にしたいと思っております。では31さんよろしくお願いします。
31:本日はお招きいただきましてありがとうございました。いつも好きなPさんの曲を聴いたりとか、たまたま目に入った曲を聴いたりしながら日々を過ごしていたんですけども、今回こちらにお呼び頂いて、普段聞かない曲も含めて感想を思い描きながらしっかり聴いたんですね。改めて私の中のボカロ熱が上がって、また新着を漁りまくろうかなという気持ちになりました。
ボカロネイティブ世代なんて言葉も最近聞くようになったんですけども、既にボカロが日常の中で当たり前のように存在する世界になってきています。これからもボカロはこうあるべきとかではなく、表現手段として垣根無く、どんなメッセージでも受け止めてくれる自由な音楽でいてほしいです。それこそ今日、色々な好みの人が集まって意見が思いっきり分かれるような。そういう自由な音楽として、これからもあってほしいなって思いました。
そして本当にたくさんの曲が投稿される大ネットクリエイター時代だからこそ、私も普段から耳が足りないって思います。食べ物に例えるならば、胃袋は1つなのに、美味しいご飯がたくさん並んでいる状態で、どれが自分の舌に合うかもわからないみたいな状況だと思います。そういう状況だからこそボカロ曲を発表する人と、お腹は空いているんだけど自分の舌に合う食べ物がわからないっていう人を繋ぐ上手い食レポのように、素敵な曲を紹介してくれるボカロタイムズのような存在が、これから本当に重要になってくると思うんですね。ボカロタイムズ、ずっと続いていく中で需要にはマッチしてると思うので、これからもどんどん活動を続けていただいて、より有名になっていって欲しいなって心から思います。応援しておりますので今後ともよろしくお願いします。以上です。
はい、ありがとうございます。では続きまして4696さんお願いします。
4696:今回はお疲れさまでした。3回目になると語ることはないんじゃないかと思われるんですが、何の、まだまだありますよ。ボカロの未来はですね、前も申し上げた通り一般化しております。一般化する中では、やはり難しいところとね、楽なところと色々とあると思います。とあるツイートでね、音楽の教科書に初音ミクさんが載るというのを見ました。ということは、更にボカロが一般の人の目に触れる機会が増えるということになってきます。音楽の授業で扱われると、興味を持つ人が増えて新人さんも増えてくるんじゃないかな。
ミクさんが世に出て目に触れて、触ることができる時代っていうのは、今や当たり前になってる。ミクだけじゃなく、色んなボーカロイドやらボイスロイドやらがありましてね。そっから作っていく人たちが増えて、聞く人たちが増えてってなってくると、この時代も面白くなってきたのかなと思うんですが、未来はどうなるかは分かりません。はい、そこはもう神のみぞ知るというやつですかね。やはりどうしても一般的になってくるとアンチが出てくるのは当たり前なんですけども、多分アンチが出たところで、この文化は潰れないのだなと思うんですよ。なんせニコニコがオワコンの老舗なので。13年間やってますもんね。こういうニコニコ動画が潰れないでいるのって、やはりユーザーさん達の力なのだと思います。やっぱりミクさんが盛り上がっていくためは、ユーザーの力が必要なんじゃないかなと。例え拙い曲だろうと作り込まれた曲だろうと、それを聞く人がいる限りはボカロの文化はなくならないと思います。難しいことを言えば「金を落とせ」っていうことになるんですよね。難しいことなんですよ、金落とすってことは。簡単なことは「歌を聴け」これだけなんです。動画を再生するだけの簡単なやつなんですけども、まあ曲がいっぱいあって、わかんないって方はいろんなタグを検索してみてください。色んなものを検索してみると多分バカみたいなタグもあるでしょうが、思いがけない動画やハマってしまう動画に出会えたりもします。たまには変なタグを検索してみたらあるんじゃないかな。まぁおすすめは期待の新人だったり、処女作だったりっていうのを検索してみるのも手かなと思います。
ボカロタイムズはですね、色々と大変だとは思いますけどもこれからも続けていってもらえるとすごく楽しく曲を選べるのかなと。聞くきっかけになるのかなと思います。ボカロタイムズだけじゃなくクロスオーバーの方でもそうですし、踊ってみたRUNWAYでもそうですし、何か1つ目に触れるように物を作り上げるってすごく大変だと思います。しかし、それを続けていく事によって見る人が増えればいいかなと思いますね。座談会も続けてもらって、語りたい人はどんどん語ってもらって、多分私がどんどんどんどん参加していて行くと思いますので、「これからも覚悟してください」っていうのが座談会メンバーの方々とこれを読んでいる方々へのメッセージとなります。以上です。
はい、ありがとうございました。続きまして山葵さんお願いします。
山葵:はい。まずはお疲れ様でした。座談会参加者の皆さん、キュレーターさん、スタッフの皆さんもお疲れ様でした。私は前回も参加したのでちょっと話しにくいところもあるんですけど、まぁこれからねThe VOCALOID Collection 2021 springも開催されるんで、益々盛り上がってきていますよね。今日取り上げられたボカロPさんやタイムズで掲載されているボカロPさん、たくさんの方が今回のボカコレに対して気合入れてると言うか、ここで一発ドカンとバズってやるって気持ちがね、出てるんじゃないかなって思うんです。
でも今のボカロPさんに言いたいのは、自分らしい曲を作っていいんだよってことですね。やっぱりボカロって今人気になって、一般化し始めて、ボカロからメジャーにデビューするところまで見据えている人って結構増えてきてるとは思うんですね。なんですけど、そこを考えて変にウケを狙ったりとか、こういう曲調が人気だから自分もこういう曲調でやろうみたいなことって絶対にやっちゃいけないことだと思う。ニコニコっていう場所は好きを表現するためにある場所だと僕は思うので、その人気になろうとか有名になろうっていう気持ちでやるんじゃなくて、やってたらいつのまにか有名になっちゃったぞって言うくらいの気持ちでいた方が色々やるにしても上手くいくと思う。気負いすぎなんじゃないかなっていうの感じてます。
これから超会議に向けて色々なジャンルから色々な天才が生まれてくると思うんですけど、ボカロからもそんな人がボカコレで出てくることを祈って今日の挨拶とします。そしてボカロタイムズも「バズりたいけどバズれない!何とかして!」って時の一助となってますし、そんな作品のために僕たちが布教するっていう座談会があると思うので、これからも布教活動だったり曲紹介だったり色々なところでタイムズさんが助けになればいいかなと思っています。以上です。
はい、ありがとうございました。では続いてベンゾーさんお願いします。
ベンゾー:皆さんお疲れ様でした。やっぱりこうやって1つのテーマで他の人の話を聞けるって言うのはすごい楽しいですね。同じ曲に対してもいいなぁって感じるポイントが全然違ったり、歌詞とか曲調とか個別の楽器のメロディーラインとか、映像とか重視する点っていうのが人それぞれなんですよね。僕はボカロ曲にも音楽にもあまり詳しくないので、こうやって詳しい人のお話を聞けるのは本当に勉強になります。
ボカロの未来についてなんですけど、ボカロ曲そのものだけじゃなくて、歌ってみた・踊ってみた・演奏してみた・カバー・リミックスといろんな形を含めて、もっともっと一般化すると思います。と言うか既にかなり一般化してると思います。ボカロってのが特別なものじゃなくて、音楽業界としてあるのが当たり前で、特別ボカロ好きじゃない人でも普通に耳にすると言うような。ボカロが出た頃って昔の僕みたいに機械音声に抵抗のある人っていたと思うんですけど、その人たちも少し前から今の僕みたいに慣れちゃったんじゃないかなぁと思います。そこの抵抗がなくなれば、あとは純粋に楽曲勝負なわけで。ボカロ曲っていい曲いっぱいあるじゃないですか。ボカロ曲っていう括りとかジャンルとかじゃなくて、1つの曲としてもっともっと広がっていくんじゃないかなと思ってます。
ボカロタイムズについてですけど、特に発掘枠がすごいと思います。有名Pさんの特集だったり、新着曲の特集ってのは他の所でも紹介されることはよくあると思うんですけど、新人の方の曲をピックアップしてるコンテンツってやっぱり少ないと思うんですよ。新人でも処女作が何万再生いくようなすごい方が稀にいらっしゃいますけど、そうじゃない二桁三桁再生とかの方が大多数の中でその曲をピックアップするってのは、やっぱり多くの視聴者さんに知ってもらう切っ掛けになると思います。これからもどんどんそういう曲を広めるコンテンツとして活躍してもらいたいと思います。ということで今日はありがとうございました。
はい、ありがとうございました。最後にスーさんお願いします。
スー:はい。まずはキュレーターさん、そしてボカロタイムズに変わってるスタッフの皆さん、座談会に招いていただいて本当にありがとうございました。今回初参加でなかなか緊張してね、しゃべれない部分もあったと思うんですけど、皆さんの意見を聞くことによって曲の考え方って人それぞれ違うんだというのを改めて感じました。僕は昔の有名なボカロ楽曲だったり、今の再生数伸びてる楽曲しか聞いていなかったので、新人のボカロPさん達ってこんなにすごい楽曲、誰かに伝える楽曲っていうのを作れるんだなぁって思うと、なんかもうなんだろう…本当に泣きそうと言うか、他の皆さんの感想聞いてる時も泣きそうで、こんな楽曲作ってくれてほんと嬉しいなってすごく感じています。
ボカロ文化ってもちろん初音ミクだけじゃないんですよね。自分のラジオでも紹介してますけど、ボカロって色々なボーカロイドがいて、色々な歌を歌っているので、表現の仕方ってその数だけあると思うんですよ。その色々なキャラクター達が色々な味をいっぱい出せると思うので、これからも新人のボカロPさん達、有名なボカロPさん達も含め、全員で本当に素敵な楽曲をいっぱい作っていって欲しいと思っています。もちろんボカロの楽曲からだけではなくて、踊ってみた・歌ってみた・演奏してみたの二次創作からボカロの楽曲を知ったという方も、今や当たり前になってきています。そんな世の中なので、是非新人のボカロPさん達には頑張って欲しいですし、どんどん伸びてどんどんどんどん有名になって欲しいなって思っています。
正直なことを言うと、文章を読むことが本当に苦手なタイプなんですね。なのでボカロタイムズなかなか読めていなくて、今回じっくり読ませて頂いたらこんな素晴らしい記事があるんだっていうのを知ることができました。これからもずっとこの文化、このボカロタイムズを続けて頂いて、新人さんをどんどんどんどん紹介して頂いて、発掘の人たちもどんどんどんどん紹介して頂いて、ボカロっていうの盛り上げて欲しいなぁって思っています。今回は呼んでいただき本当にありがとうございました。
ありがとうございました。以上で座談会4月号終了させていただきます。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
全員:ありがとうございました。
4回目の座談会。今回も、事前準備を座談会開催ぎりぎりまで行ってきたので、バッタバタの中、人数を今回は5人と参加者を増やした関係上、いつもの収録時間より長めにゆとりをもって計画をしてきました。さすがに時間尺的にどうなんだろうと。計画時には頭を抱える日々ではあったのですが、結果としてちょうどよかった時間となりました。裏話になりますが、今回新着/発掘の議論には各40分程お時間を計画していましたが、議論が止まることなく進んでいくのに、私自身、感慨深くなってしまい、少し涙目でした。
今月の座談会の中で印象的であったのは、どの曲もクオリティーが高く、特に動画として制作しているMVのクオリティーの高さに対する話題が、確かになぁという想いがありました。と同時に、座談会を4回行ってきて毎回そうなのですが、発掘枠の議論は割れます。毎回毎回、本当に新人!?という言葉が参加者から出るほど。最終的に一推し曲を決めるとなった際の皆さんの悩みの言葉の数々に申し訳ない想いしかありませんでした。ただ、こうして悩みの声が出るということは、その楽曲も素晴らしく、全部一推し曲としてPUSHしていきたいという想いはあると感じています。
発掘枠を発見するのは、かなり大変ではありますが、出逢った時のインパクト、衝撃というのが強い曲程、他の人の心にも通じるのかなぁと。今回の座談会を通じて、より感じ、考えさせられました。
- 座談会企画・進行・キュレーター&執筆者:エージェントNo.118
- 座談会参加者:ベンゾー・山葵・スーさん・エージェントNo.31・4696兎
- 文字起こし等編集staff:♪ミュツタカ♪・moG
- ブロマガ掲載/転載フォロー:SmileS組織(運営)の皆さん
座談会4月号。如何だったでしょうか。今回過去最大のPart1/2合わせ3万字超という大ボリュームな文字数となりました。そんな文字数が回を重ねるほど多くなっていく今回も、私一人だけでなく、多くの皆様のご協力により、発行が出来ています。関係する全ての皆様に、改めて感謝申し上げます。本当に本当に、ありがとうございます。そして、何よりも、こうして読んで頂いている方に支えてもらっている部分があります。こちらも、重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。毎回、時間があっという間と感じてしまう座談会はなかなかないなと想いながら進行をさせて頂いています。是非、今回の記事へのご感想等はTwitterで#ボカロタイムズをつけて呟いて頂くか、ブロマガ記事の巻末にコメントを記入出来る場所がありますので、是非些細な事でも書いて頂けると幸いです。ご協力を宜しくお願いします。
SmileSの活動として、展開しているThe VOCALOID Times。全てはクリエイターの為に。その信念を貫いていくことには変わらずに、今後も発行を続けられる限り、していこうと思います。また、タイムズとしては、ほぼ全てのVOCALOIDジャンルの最新情報がここに集まる。『ボカロの今を知るならボカロタイムズ!!』この言葉を信念に、多岐に渡るジャンルの最新情報をフォローしていこうと頑張っていきますので、引き続き、どうぞよろしくお願いします。それでは次回、座談会5月号でお逢いしましょう(`・ω・´)ゞ
提供:2021年4月27日 キュレーター&執筆者 エージェントNo.118
- 2024/11/26The VOCALOID Times #202
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