The VOCALOID Times #223

#223　2025年10月28日発行 　発行者 ドロイド

SmileS掲載最終号

　こんにちは、ドロイドです。いよいよSmileSとしての掲載はこれで最終号となります。５年間お付き合いいただき、ありがとうございました。今後につきましては、後ほど記載をさせていただきます。最後までお付き合いください。今回はインタビュー企画と５年間を振り返ってと今後についてというコラムを掲載いたします。

今回は歌い手の「AiSA」さんです。

X：https://x.com/AiSA_vomit
ニコニコ：https://www.nicovideo.jp/user/130636272

Q１：自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

AiSAと申します。普段は歌い手として歌ってみた動画の投稿や配信、ライブなどを通して活動をしています。歌ってみたCollection2025秋ではルーキー部門4位を受賞させていただきました。

Q２：ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

引きこもりだった頃にインターネットサーフィンをしていたら面白そうな動画サイトがある事を知り、それがニコニコ動画でした。当時はボーカロイドや歌ってみた動画、ニコ生に大変元気付けられてました。感謝しかありません。

Q３：ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

小学生の頃、ニコニコの歌い手さんに憧れてうごメモで歌い手ごっこをしてました(笑)
その頃に抱いていた憧れをどうしても捨てることができず、私もニコニコで歌い手デビューするぞ！と意気込んで動画を投稿しました。

Q４:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

YouTubeにはいくらでもクオリティの高い作品がありますが、完成されているものよりも自由な発想や表現をしている作品を見たい！と思っているからです。「クオリティやテクニックよりも情熱を燃やし自分のやりたい事をする。」というのが私の活動ポリシーでもあるので、私の作品を投稿するにはぴったりのプラットフォームだと思いました！

Q５：ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか？

やはりコメントなどから人との繋がりを感じられるところでしょうか。広告やクリサポなどでリスナーさんの熱量を直接感じられるところも魅力です。運営さんも挑戦できる場や交流の場をたくさん用意して下さるので非常にありがたいなと思っています…！

Q６：VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

ryoさんのメルトを聴き、ボーカロイドの存在やニコニコ動画の存在を知る事になりました。
当時の私は、はじめて聞く電子音やかわいらしい世界観に魅力され狂ったようにボカロ曲を聴き漁りました(笑)

Q７：憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

秋赤音さんです！！歌い方はもちろんイラストの描き方にも影響を受けています。
彼女の歌声を聴いたときにものすごい衝撃を受けた事を今でも鮮明に覚えています。こんなにも自由に激しくまっすぐに感情をぶつけてくれるなんて...!私の永遠の憧れです。

Q８：一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

レコーディングから動画投稿まで1ヶ月ほどかけて制作しています。

Q９：いつもどうやって収録をしてますか？

レコーディングスタジオでエンジニアさんにディレクションをしてもらいながら収録する時もあれば、家のクローゼットに閉じこもってレコーディングをすることもあります。意外とクローゼットで収録すると良いテイクが録れたりすることもあるので曲によって収録環境を変えています。

Q１０：こだわりの機材はなにかありますか？

特にこだわりはないのですが、宅録の場合AKG C214とSTEINBERG UR22Cを愛用しています。

Q１１：ご自身の今後の展望などありますか？

メディアへの露出を増やしていきたいです。歌ってみたという形にはまる事なくオリジナル曲の制作や、M3への参加、音ゲーコンペへの参加なども積極的に挑戦していきたいです！

Q１２：普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

AiSAとしての活動を見守ってくださる皆様、今回はじめて知ってくださった方も私と出会ってくれてありがとうございます。
元々自分を救うために始めたこの活動ですが、たくさんの方々のお力添えをいただきここまで続けてこれたと感じています。
私と出会ってくれた方々、誰1人の手も離さずに今後も活動していけたらと思っていますのでパッションと気合いで歌い続ける姿をどうか見守ってくださると幸いです。今後ともよろしくお願い致します！！

　さて…５年間を振り返ろう…と書き始めて見たところ…うーーーん。重い…。5年っていう節目。皆さんはどうお感じでしょうか。こんにちは、ドロイドです。今日で情報調査室時代から数えてSmileSでのブロマガは最後であり、5年間更新し続けてきました。5年かぁ…長いようで短い旅路であったような気がします。振り返ると様々な出来事がありましたが、ここで長く書くのは…と思っている自分がいます。なので、ものすごく簡潔に今の思いとこれからについて記載させていただきます。せっかく、ブロマガ掲載がこれで最後ということでもあるので…。

　そもそもの話をしますと、5年前。2020年はニコニコにとってはサイバー攻撃前であり、コロナショック中であったと思います。そうした中始めたTimes。今、ニコニコで流行しているボカロ曲ってなんだろう。ランキングにとらわれず、新しい曲ってどんなのがあるのだろうと初回のボカコレ開始前にスタートしたのが初号でした。これも内部資料がきっかけではあったんですが、まさか資料からここまで長く継続的に続くとは思いもしない展開ですよね。そう、自分もそう思っています。今もこうして書いているのが不思議です…。

　その後はボカロにとらわれず、歌みたを始め、様々な二次創作にフォーカスを当てたり、動画やイラスト・MIX担当者はじめ、１つの作品を支えるクリエイターにフォーカスを当てるような施策も行ってきました。ここから派生したのが、今のクリエイターインタビューになったのかなぁ…と思います。

　ブロマガ企画だけにとどまらず、月に1回生放送を実施したり、座談会を行ったり本当にいろんなことをやってきました。これらすべてをほぼ1人で行っていたと思うと…なんでしょう…。すごいですね…。勿論、自分以外に生放送では生放送関連のスタッフ陣がいてこそ成り立っていますので、すべて1人で行ったということはないです。ここ大事です！！ただ、ほぼ1人で行っていますので、インタビューも様々な方々にご協力いただかないことには成り立ちません。ここに至るまで300名近くの方々にご協力いただきました。本当にありがとうございました。初期の頃は、認知度が低かったこともあり、お願いをしても…というのが多かったです。ただ、コツコツと継続的に行っていった結果、口コミが広まり、名前が知れ渡るようになりました。特にありがたいのが、業界関係者と言っていいのか、クリエイターの皆様からの認知度が多くなっていったのが大変ありがたいというか、感謝しかないです。ありがとうございます。

　こうしたことがありながら、やりつづけて5年が経過したという振り返りです。改めて関わっていただいたすべての関係者の皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。今後につきましては…一旦…お休みをください。（いいですよね…）また新しい形で再開できるように準備を行っていこうと思います。掲載場所や掲載方法など０から構築しないといけない関係上、頑張って年内か年明け以降に再開をとは思っています。ただ、これも1人ですえて行うので、どこが最短なのかの目処がつけにくいというのが正直な想いです。ただ、再開された際は応援を引き続きしていただけますと嬉しいです。

　こんなに長く書く予定はなかったんですが、改めて5年間SmileSでの活動にお付き合いいただきありがとうございました。また新たな新装開店までゆるーくお待ちいただけますと幸いです。5年間、ありがとうございました。そして、これからもよろしくおねがいします。

　#223。いかがだったでしょうか？

５年間。更新し続けてきたTimes。いかがだったでしょうか。少しでもなにか皆さんとクリエイターとの出会い・つながりのきっかけになったら幸いです。今後につきましては、掲載場所を別の場所に移行して新たな形でリニュアル開始を検討しています。掲載の再開も目処が立ちましたら、Xアカウント上(@TimesPM1)などで皆様にお知らせをさせていただきますので、お待ち下さい。（０ベースで作成を行う関係上、かなりながーーーーーいスパンでお待ちいただけますと幸いです。）

改めてですが、ニコニコ情報調査室/ニコニコサポーターズSmileSとして５年間。様々な企画を運営の皆様のフォローを頂きながら掲載をし続けてきました。すべての関係者の皆様に感謝の言葉しかありません。この場所での更新は終わりますが、新たな場所からの発信がスタートしましたらお知らせさせていただきますので、引き続き、よろしくおねがいします。５年間、ありがとうございました。