初めまして!ニコニコサポーターズSmileSのあおともPと申します。普段はいろんなジャンルの動画投稿や生放送をしている傍ら、リアルイベントにコスプレ参加したりしています。今回は「池袋ハロウィンコスプレフェス2023」コスプレのことを学びたくて、カメラマンとして参加しました。また。SmileSコスプレ部および踊ってみた部の対外活動として、事前にインタビュー取材・撮影をお願いしてご快諾くださったコスプレイヤー・踊り手さんに、取材や撮影をさせていただきました。
コスプレ部には、コスプレをするのが好きな人、コスプレイヤーさんを撮影するのが好きな人、女装が好きな人、装飾が好きな人など、いろんなメンバーが集まっています。今回の池ハロ2023では「ニコニコ×コスプレ」をテーマに、ニコニコでコスプレイヤーとして活躍しているユーザーさんをご紹介・PRしたく、取材・撮影させていただきました。
今回の #3 では、コスプレで踊ってみたや、コスプレパフォーマンスで活躍されているきゃべつさんとみゃこ姉さんにインタビューさせていただきました。コスプレで踊ってみたや、コスプレパフォーマンスでの苦労や思い出、活動するに至ったきっかけなどを熱く語っていただきました。ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
──今日のコスプレのキャラクターと、普段どのような活動をしているか、教えてください。
みゃこ姉:
HUNTER×HUNTERのクラピカのコスプレをして遊びに来ました。普段は、踊ってみたの活動と、月1回程度コスプレパフォーマンスをしています。
漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する『クラピカ』に扮するみゃこ姉さん
きゃべつ:
あんさんぶるスターズ!!の椎名ニキのコスプレをしています。踊ってみたの動画投稿と時々コスプレパフォーマンスをしています。
スマホゲーム『あんさんぶるスターズ!!』に登場する『椎名ニキ』に扮するきゃべつさん
──今日の衣装とメイクのこだわりを教えてください。
みゃこ姉:
衣装の自作はしていませんが、手につけている鎖が大好きで大事な部分です。
きゃべつ:
衣装の自作は基本的にしませんが、靴の紐の部分をオレンジに貼ることやピアスを作るといった工作はしています。蜘蛛の巣メイクは薄い色で下書きしてから黒く塗っています。
──池ハロに参加するのは何回目ですか?また、参加するきっかけは何でしたか?
みゃこ姉:
4、5回目ぐらいで、ほぼクラピカのコスプレで参加しています。数年前にTwitterでイベントの情報を見て、参加しようと思いました。
きゃべつ:
初参加です。よく一緒にイベントに参加していただいている方々が、去年楽しそうに参加していたのを見たのがきっかけです。今年はハロウィンの衣装を池ハロで着たいと思い、参加しました。
──初めて池ハロに参加したときの印象は覚えていますか?
きゃべつ:
コミケみたいににぎやかで、普段開催しているサンシャインシティでのアコスタとは違った楽しさがあります。
──コスプレ歴はどれくらいですか?
きゃべつ・みゃこ姉:
2023年で6年目ぐらいになります。コスプレを始めたばかりの頃は、半年から1年に1回という頻度でしたが、ここ最近になって高頻度でやるようになりました。
──これからコスプレで頑張ってみたいことやチャレンジしたいことはありますか?
きゃべつ・みゃこ姉:
普段からコスプレパフォーマンスを舞台で、自分たちの好きな作品を布教しているという結構大きなことをやっているので、やりたいことは叶えられているとは思います。みんなのスケジュールを合わせるのは大変ですが、機会があれば関西などへ遠征してみたいです。
──なぜコスプレパフォーマンスや踊ってみたにチャレンジしたいと思いましたか?
みゃこ姉:
もともとダンスを習ってたわけでもなく、そういった仕事に関わったこともないですが、ずっとニコニコ動画を見て育ってきて、踊ってみたというジャンルがあることを知った時に、コスプレではなく、普通に自分で踊って撮って投稿してみようかな、と思って始めたのがきっかけでした。やっていくうちに、「コスプレで踊ってみた」というジャンルがあることを知って、始めてみて、今に至っています。
きゃべつ:
小さい頃から踊ってみた動画をよく観ていて、金銭面的に余裕が出てきた時に「コスプレで踊ってみた」を見て、コスプレをやりたいと思って、コスプレをはじめました。最初はどのように踊ってみたを始めたらいいかが分からなかったので、コスプレ即売会でのコスプレ参加から始めてみて「コスプレ楽しい!」みたいな感じだったのですが、徐々に「やっぱり踊りたいな」と思うようになりました。関東に上京してきて、「踊ってみたをやりたい(そわそわ)」といった感じで過ごしていた時期がありました。
──踊ってみたをはじめるのと、コスプレで踊ってみたを始めようという二つのハードルがあると思いますが、いかがでしょうか?
きゃべつ:
なかったです。例えば、今日は9cmぐらいのヒールを履いているのですが、ヒールで踊ると決まったら、練習の時からヒールを履いて慣れないといけないと思っていたので、練習の時から履いていました。本番までには「この靴で踊れるようになろう!」という要領で慣れていく、といった感じです。自分が踊れるために寄せていく、という感覚で練習していました。また、ズボンなどの衣装を買う時、破けたらまた新しいものを買うか、破けにくいと思うものを買うようにしました。場合によっては、動きやすい衣装に変えることもあります。
──コスプレパフォーマンスとコスプレで踊ってみた作品の投稿での違いはどんなところですか?
みゃこ姉:
動画の場合、カメラのカット割によって、演出やストーリー性などが決まってきます。パフォーマンスはパフォーマンスで一回きりで、失敗してたとしても、良くも悪くも一回きりなので、毎回一定の緊張感があります。パフォーマンスと動画だと、圧倒的にパフォーマンスの方が緊張します。
きゃべつ:
動画の時とパフォーマンスの時期がかぶって、動画投稿の時期が予定よりも遅くなってしまうことがあったので、動画が中途半端になってしまったことがありました。一方で、パフォーマンスは、「ここに集中しないと!」「失敗したら怖い」といった緊張感があり、そこに集中するので、終わったら解放された気分になります(笑)
──ソロよりもグループで活動することが多いようにお見受けしましたが、その苦労や大変さはいかがですか?
みゃこ姉:
一番はスケジュールを合わせるのがやっぱり一番大変だと思います。結局、本番の日まで全員揃って練習できなかった、といったこともありました。その時のステージは不安が他のステージよりも強かったです。
きゃべつ:
一回だけ衣装の業者を全員で揃えることで、みんなの統一感を出したことがあります。みんなにお金をすぐに集めることができず、立て替えで払ったことがあるのですが、みんなからのお金の徴収がなかなか進まず、時間がかかったことがありました。業者への発注は一括で支払わなければいけなかったのですが、みんな各々の都合でそのタイミングで支払えないことがあり、それ以外にもスタジオ代などを立て替えていたりといったように、金銭徴収に苦労したことがあります。当時の出費はすごいことになっていました…ちなみにその動画は「虹色Passions!」という曲を踊った「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の動画です。カメラ撮影はみゃこ姉さんに担当してもらいました。
──今までの投稿作品の中で特に印象に残っている動画はありますか?
みゃこ姉:
私は今この活動を少しずつみんなに知ってもらえるようになったきっかけが「名探偵コナン」で、転機だったと思います。きゃべつさんにお手伝いしてもらいました。
きゃべつ:
初めて有償カメラマンさんにお願いしたときに、冒頭から最後まで、何回も何回も繰り返しで踊ったのですが、このような経験は初めてだったので、みんなで体力が限界になるくらいヘトヘトになったことがありました。撮影してもらった動画を観てみて、とても画が綺麗だったので、「すごいな有償カメラマンさん!」と思ったのが印象的でした。その方は編集までやってくださりました。ちなみにその動画は「SK∞」という沖縄を舞台の、スケートボードを題材にした作品の動画です。沖縄の曲で沖縄の作品のアニメで踊ってみたを撮りたかったので撮影して投稿しました。撮影が終わった後は筋肉痛にもなりました。
──最後に普段活動を応援してくださっている皆さんへメッセージをお願いします。
みゃこ姉:
私たち「迷探偵チキン」は人数も増えてきて、大型の踊ってみたの動画を投稿したり、大人数でパフォーマンスさせていただく機会も多くあるんですけど、ファンの方、周りの演者さん、会場のスタッフさんといった、本当にたくさんの方に支えられて活動ができています。私も始めたての頃は何から準備していいのかわからない、という状態でしたが、活動を通してここまで成長できたので、始めてみたいと思う人は、あまり気負いせずにチャレンジしてみてほしいと思っています。もっとコスプレパフォーマンスの知名度が上がってくると嬉しいです。
きゃべつ:
これからコスプレや、踊ってみたを始めたい方、パフォーマンスのステージに出てみたいという方は、最初は少し難しいかもしれませんが、一回始めたら絶対にハマると思います。最初の一歩を踏み出してみたら、新しい世界が開けると思うので、是非挑戦してみてください。
いかがでしたか。コスプレパフォーマンスやコスプレで踊ってみたが好きで楽しいことが伝わってくるインタビューでした。これからの活動にも目が離せません。コスプレパフォーマンスやコスプレで踊ってみたがもっと多くの方に届けてくださることに期待したいと思います。ぜひきゃべつさんとみゃこ姉さんのフォローや動画の視聴もよろしくお願いします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!Cosplayer Interviewの記事はまだまだ続きます。ぜひ次回号もお楽しみに!
2024年1月22日(月) 発行
インタビュアー:あおともP、真野 翔(♪ミュツタカ♪)
執筆:あおともP
撮影:ふわっふう
エディター:真野 翔(♪ミュツタカ♪)
発行:ニコニコサポーターズSmileSコスプレ部・踊ってみた部
- 会員限定の新着記事が読み放題!※1
- 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
-
- ※1、入会月以降の記事が対象になります。
- ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。