#165 2024年2月12日発行  発行者 ドロイド

【1】はじめに

 こんにちは、ドロイドです。いよいよボカコレまで2週間をきりました。いよいよですね…。今回はどんな新しい楽曲の出逢いが生まれるのか。楽しみですね!!

 さて、今回はクリエイターインタビューの掲載をお届けします。

【2】Creater Interview
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この企画では、毎月放送しているボカロ見るラジオ♪のコーナーを誌面ベースにした内容となっております。各所で活躍されているクリエイターやこれから注目してほしいクリエイターまで、今注目してほしいクリエイターへのインタビューの模様をご紹介していきます。今回は5名をご紹介していきます。まずは、ボカロPの「えいち」さんです。

なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。


Creater Interview #106 えいち
X:https://twitter.com/donkakusense
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/27253704
※宣材写真作成者:一木みはる https://twitter.com/ichinoki_miharu

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

えいち(eighch)です!よろしくお願いします。
ボカロPをしたり、Twitterで訳の分からないことを言うなどをしています

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

高校時代に友人に勧められて聴いた『「メルト」を歌ってみた(男性キー上げver.)』という動画がきっかけです。当時はVOCALOIDやニコニコというものに対して興味はあったものの一歩引いていた(オタク宣言しづらかった)ので、背中を押していただいた作品のひとつです。最近になって「halyosyさん……!?Fire◎Flowerの!?」ってなりました 歌上手すぎやろ

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

自暴自棄と厨二病の合併症を患いまして、それです

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

当時は動画投稿サイトはニコニコかYouTubeしかないと思っており、ニコニコ以外の選択肢はありませんでした。YouTube=外国ニキor陽キャのコミュ力誇示ツールだと思っていたし、今も若干思っている節があります

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

投稿者も視聴者も一緒に楽しめる所が一番の強みだと思います!特に流れるコメントですね......!あれは本当に良いです。投稿する側としては盛り上がりの指標になりますし何より嬉しい、視聴者からすると感動や興奮を共有できる誰かがいる!となって居心地がとても良いです

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

VOCALOIDを知ったのは『「メルト」を歌ってみた』→メルト→初音ミクって言うんだ〜(良いって言いたくない)、でした。
のめり込んだきっかけはじん(自然の敵P)さんの想像フォレストです。王道アンチだったのですぐさまIAを求めてイシバシ楽器へ走った記憶があります。店員さんの「I……A……?初音ミクじゃなくて?」は今でも時々思い出します

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

・薄塩指数さん・youまんさん・可ラッカさん・あだちかすかさん・Tonbiさん・Streetさん

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

詞については浮かんだ言葉や気持ちいい押韻をメモして溜めて、「書くぞ!詞を」って時にぱらぱら見返しています。メモをとっている時に筆が乗ればそのまま作品にする事もあります。

曲作りは無計画で、やけっぱち鼻歌から派生させて作ることが多いです

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

創作から離れてなにかしている時に不意に得ることが多いです。お風呂入ってたり散歩したり、電車に乗っている時や誰かと遊んでる時とかに来ます。アポ切っておいてほしいなとは常々思っています

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

います。IAと鏡音リン・レンです。
IAは前述の通りボカロPとして初めてお迎えしたVOCALOIDなので……!
また鏡音リン・レンは活動に積極的になっていったきっかけになったVOCALOIDなので、思い入れが強いです。鏡音推しの方たちがめちゃめちゃいい人ばかりで、そんな人たちに推されているリンちゃんレンくんはいい子たちなんだろうな☺️などと思っています

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

最短2時間~最長1年、平均1ヶ月くらいです

Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

チェックしています。
近しいクリエイターがカバーしてもらっているのを見聴きして嫉妬したり、カバーしているのを見聴きしてにっこりしたりしています。

有難い事に僕の作品も幾つかカバーして頂いているのですが、涙が出るほど嬉しくて元気と意欲を貰っています、本当に本当にありがとうございます、もっとお願いします

Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

仲良くしてくださっているクリエイターの彩さんのBIGアクリルスタンドです。シンプルに良いです。
またインターフェースやスピーカーの上に設置すると音質が1000倍良くなりますし、創作のアイディアが湧き出る仕組みになっているのでデスクに置くと演奏技術や創作力が向上します。偏差値も40前後上がるため受験生にもおすすめです。玄関に飾ると一生病気にかからず毎月100万円ずつ振り込まれ恋愛成就します。みんなで買おう!

Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

いろんな方々との交流や創作共有を積極的にして行き、交友の輪をどんどん広げて『推しを推し上げることができる人』になりたいです。

Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

普段聴いてくださっている方々へ
いつも本当にありがとうございます。皆様からの応援がめ〜〜〜〜〜ちゃめちゃ大きな原動力となって音楽をすることが出来ています。怠惰な私ですが、どうか今後ともよろしくお願いいたします。もっかい言うとありがとうございます

これから聴いてくださる皆様へ
手前味噌で恐縮なんですが、どんよりしてるけど可愛げのあるめちゃ良い曲をいっぱい作ってますので、軽い気持ちで推してください。コメントで一喜一憂するタイプなので、感想とか呟いてもらうと僕の情緒を乱すことが出来ます。ぜ

Q16:その他、ご自身がお話してみたい内容はありますか?

依頼を募集しています!!!!!!!!!!
納期頑張って守ります!!!!!!!!!!
よろしくお願いします!!!!!!!!!!

 

※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります

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続いてはMIX師の「睦月」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

Creater Interview #107 睦月
X:https://twitter.com/mutsuki_1112

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

睦月です!歌い手とミックス師をやっております。最近は色んな歌い手さんに声をかけてミックスを無償でするボランティア活動のようなことをよくしてます。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

ボカロからの出会いからです。ニコニコで最初に調べたので。

Q3: VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

中学の時友達がカラオケで歌った妄想鑑賞代償連盟からです。
Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

カタムチさんやサカモットゥーさんのミックスは綺麗でとても好きです。サカモットゥーさんは動画でもミックスについて解説してくれるので勉強になってます。

Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

一週間から一か月。リアルが忙しい時も変動するので割とバラバラです。

Q6:MIX実施するにあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

ノイズ除去、音程修正やリズム修正。一番基礎的な部分ですが一番大事な部分だと思って丁寧にやるように心がけています。

Q7: MIX作業を行うに当たってこだわりの機材やソフト、プラグイン等はなにかありますか?

Cubase12 proを使っています。付属のvariaudio とaudiowarp がとても使いやすくて好きです。izotope さんのneoverb というプラグインも理想的なホール感を作り出してくれるので好きです。

Q8:普段二次創作の作品をチェックしていますか?

依頼された作品と同じ作品のミックスでしょうか?よく聞きます。「こんなに加工強くしてもいいのか〜」とか「ここわざと音程変えてないのか〜!」とか発見があって面白いです。

Q9:MIX師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?

二度目、三度目と、繰り返し依頼してくださる方ができた時とても嬉しいです。試行錯誤しながら作った作品を感謝された瞬間も忘れられないです

Q10:ご自身の今後の展望などありますか?

歌い手を、楽しい!ミックスすごい!と思ってくれるような作品を作り、自分の関わった人たちが有名になるようなお手伝いをしたいです。他にも、絵や、映像、ミックス以外の色んなことに挑戦したいです。

Q11: 普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

初回は無料で受け付けているので、歌い手やったことない人も、歌を上げる気はなくてもミックスにちょっとでも興味があったら、遠慮なく話しかけて欲しいです!私にできることがあればなんでも手伝いますので!

Q12: その他、ご自身がお話してみたい内容 (告知等)  はありますか?

今度、ボカデュオ2024にて、「神21%」というグループで、ミックスをすることになりました

 

※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります

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次はボカロPの「駱駝法師」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

Creater Interview #108 駱駝法師
X:https://twitter.com/MonkOnTheCamel
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/117450932

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

ボカロPの駱駝法師と申します。「Camelots」という名義でボーカロイド楽曲を投稿しているほか、同人音楽レーベル「ゆくえレコーズ」やコンピレーションアルバム「合成音声のゆくえ」の運営などをしております。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

生まれた頃から家にパソコンがある家庭で、更に両親がオタクだったので気がついたら自然とニコニコに触れていました。小さい頃は忙しい人のためのシリーズのようなエンタメ作品をよく見ていました。

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

元々ボカロ楽曲が好きだったのですが、ある時ふと「ボカコレ2020冬」の存在を知り、今ボカロシーンは新人でもこんなクオリティの高い人が集まっているのかと驚きました。そこで、自分も参入してチャンスを掴んでみようと思ったのがきっかけです。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

元々ボカロ文化=ニコニコ動画というイメージの結びつきが強かったので、狙ったわけではなく自然と選択していました。

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

YouTubeよりもニコニコ動画のほうがデビューした時にリスナーが作品を聴いてくれやすいというメリットは大きいと思います。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

小学生当時FLASHアニメが好きで、それらの作品を見るために「ニコニコ視覚芸術展」というタグで動画を探していたのですが、その時に見つけた南方研究所が手掛けるハチさんの楽曲のMVを見たのがきっかけです。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

柊キライさんは低域の音作りが突出していてとても尊敬しています。僕の音楽性は低域が重要視されるHIPHOPが下地になっているので、キライさんの作品やいただいたアドバイスをよく音楽制作の参考にしています。

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

まずはドラムの打ち込みから始めて曲の展開をイメージし、そこからメロディや他の楽器を肉付けすることが多いです。作詞はアレンジやメロディが出来上がった最終段階で行います。

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

ふと見つけた絵柄が好きなイラストレーターさんに対して「この人の作品に合うような曲を作りたい!」という気持ちが曲作りのきっかけになったりします。

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

v flowerと初音ミクの二人です。v flowerは僕と忌憚なく意見を言い合える対等な相棒、初音ミクはいつでも輝いている僕の憧れの歌姫という立ち位置が楽曲にも反映されていると思います。

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

だいたい一週間〜二週間くらいになると思います。筆が乗っていて作りたいものが明確な時は4日で作詞作曲アレンジ歌入れなどを終えられます。

Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

ボカロPになる前は二次創作文化で絵描きとして育ってきたので、自分がそのオリジナルの側に立つというのはなんだか不思議な気分になりますが、とても嬉しいです。

Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

AKAI ProfessionalのMPC2000というハードウェア・サンプラーを処女作から愛用しています。ローファイな音とモダンな音のちょうど中間にある音色が程よいザラつきを与えてくれて、ドラムの音作りなどによく使っています。

Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

今までずっと中途半端だったイラストをしっかり勉強し、ゆくゆくはアニメーションなども取り入れてクオリティの高いMVを作ってみたいと思っています。

Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

いつも作品を聴いてくれている皆さんには本当に頭が上がらないです、ありがとうございます。また、これから僕に出会ってくださる方にも魅力を感じられるような作品を作っていきます。

 

※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります

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次は歌い手の「MaCky:」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

Creater Interview #109 MaCky:
X:https://twitter.com/_mackyyade
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/92833219

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

MaCky:(まっきー)と申します!現在は歌ってみた動画の他にも、ラップであったりオリジナル曲の制作をしたりと様々なことをしています

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

高校生になるまで携帯を持っていなくて、唯一のネット環境がNintendo 3DSでした… その中で動画を見ていたツールとして使っていたのがniconicoでした!夜まで見ていたかったので、親にバレないように3DSと一緒に布団の中に潜って見ていたのが思い出です(笑)

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

「歌い手」としてcover動画を投稿するにあたって、やはり歌ってみた動画はniconicoにあげないと‼️という使命感がずっとあって、初めて投稿した「シンクロサイクロトロン・スピリチュアライザー」という曲からずっと投稿しています。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

YouTubeにも投稿はしていますが、色んなプラットフォームで色んな人に聴いてもらいたい!という気持ちでniconicoにも投稿しています

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

「VOCALOIDや歌い手のcover動画が好き!」という人と、自分の作品を通して好きを共有できる所だと思います‼️ 
私もボカロが好きで、自分のcover動画を通して曲の良さであったりを共有したいので、niconicoというプラットフォームの有難みをとても感じています

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

元々兄がボカロを聴いていたのがきっかけです!その中でも40mPさんの「からくりピエロ」が当時の私に刺さってからどハマりしていました笑
ちょうどナユタン星人さんの「エイリアンエイリアン」やバルーンさんの「シャルル」が投稿された頃にハマったので、気づいたら沼にハマってました

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

好きな作品の系統として「女性」が輝くような作品がとても好きで、特にGigaさんの「アタシたち最強!」なマインドの曲が好きです
歌い手さんであったら 、LOLUTEさん の「私は私なの」と投げかけているかのような歌い方であったり作品の構成がとても憧れです

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

ラップのリリックを自分で考えたりするのですが、先にリズムや音ノリから考えてそこから言葉をチョイスしていく感じでやっています!
初めてラップを聴く人がノリノリで聴けるように「言葉の語感」は特に気をつけています。

もう1つ、「リリックの筋を通す」のも気をつけています!「こいつ何言ってんだ?」とならないように気をつけつつ、でも言ってることは理解出来るように難しい言葉は極力控えてます!(自分の語彙が足らないだけです。)

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

ボカロと同じぐらい「KーPOP」も好きで、自分の歌ってみた動画やオリジナルの作品を作る時にはかなりKーPOPの要素やバイブスを参考にしています!

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

ボカロにハマったきっかけが「からくりピエロ」なので、やはりミクちゃんにとても思い入れがあります!ビジュアルでいえばレンくんがめっちゃ好きです。かわいい。

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

歌ってみたであったら、録音するその日の歌のバイブス感で1つの作品を作りたいので、なるべく1日で録り終えています‼️
その後日にちを空けて録音したやつを聴いて修正してを繰り返して…みたいな感じなので、遅くても1週間ぐらいで制作しています!

ラップのリリックを制作する場合であったら、その時々によって変わります…!

Q12:こだわりの機材はなにかありますか?

今は特にないのですが、これからもっと良い作品を作っていきたいので少しずつこだわっていきたいです…!

Q13:ご自身の今後の展望などありますか?

今は「歌い手」の肩書きが強いですが、これからオリジナル作品なども投稿していって「アーティスト」として活動していけたらと思っています!
1人のクリエイターとして世の中を生きている人たちを元気づけたり勇気づけられるような存在になりたいです

Q14:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

いつも私の作品を楽しみにしてくださってる方々には、本当に感謝しています。どうぞこれからも応援してくださるとLoveです。そして私を初めて知ったよーの人は、是非YouTubeやniconicoなどをチェッキングフォーエバーしてください。
これからも私だからこその作品を作っていくので、目ん玉かっぴらいて見ててください‼️

Q15:その他、ご自身がお話してみたい内容はありますか?

作品の投稿の他に、リアルLIVEにも出演させていただくことがあるので是非一緒にブチアゲていけたらなと思います
見てくださった皆様に幸あれ!!!!!!!

 

※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります

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最後はボカロPの「仁科みしま」さんです。なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、動画にて音声公開を行う予定となっております。公開となりましたら、是非インタビューと合わせてチェックしていただけると幸いです。

Creater Interview #110 仁科みしま
X:https://twitter.com/247_m_
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/53957586

Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

仁科みしま(にしなみしま)です! 覚えてもらえたら嬉しいです!
オリジナル曲の制作・投稿とともに、最近は「Ōudon」という集まりに参加し、1stEP"Ōudon"に収録されている「NITO」の作詞作曲を行ったり、他の曲にも編曲の一人として携わったりしています!
昨年はŌudonの一員としてライブにも出演させていただくなど、7年目にしてまだまだ新鮮な気持ちで頑張っています……!

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

中学1年生か2年生の時、YouTubeでまらしぃさんが「千本桜」をピアノで弾いてみた動画を見て、こんな格好良い音楽がこの世にあるのか! と衝撃を受けたのが最初でした。おそるおそる"本家"のニコニコのリンクを開き(当時の私はニコ動をアングラサイトだと思っていた)(間違ってはないかも)、あれよあれよとハマって今に至ります。

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

大学1年生の時、学部(法学部でした)の内容に全く興味が持てずに専門科目を全部落としてしまい、割ともう全部がどうでもよくなっていた頃合いで、当時入っていたサークルの先輩から「有志でコンピCDを作って学祭で売るんだけど、参加しない?」と声をかけてもらったのがきっかけでした。
以前から作曲に興味はあったのと、どうせ勉学では詰んでるんだから音楽で何者かになってやるぞと一念発起できたのとで、無事に曲を完成させることができました。

微妙に質問に答えてない気がする。
上述の「千本桜」との出会いもあって、既にニコニコでボカロを漁る習慣が完成していたので、ボカロ曲を作ったんだから当然ニコニコにも投稿するよね、という感じで投稿したのを覚えてます(折角作ったからにはいっぱい見てもらいたいし)。
サークルの中にもボカロPや他ジャンルの投稿者がいっぱいいたので、そういう環境のおかげもあって、スムーズに一歩を踏み出せたのかなと!

結果、今でもボカロPとして楽しい日々を過ごせているので、あのとき単位落としといてよかったなと思います。
よくはない。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

やっぱりボカロはニコニコでしょ、というのが一つ。
当時のニコニコにはボカロ専門のページ(ランキングとかのコンテンツが充実してる(うろ覚え))があって、ボカロPたちが一堂に集まってわいわいやってる感じが魅力的だなと思ったのが一つです。
今はそのページは無くなっちゃいましたが、リスナーさんとの距離の近さであったり、みんなでわいわいできる空気感は今でもニコニコの魅力だと思います!

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

ボカロPに限った話をすると、「見つけてもらえる可能性」というのはニコニコ動画の強みだと思います。ニコニコは検索機能が充実していて、聴く側からするといろんなアプローチから新しい動画に会いに行ける。作る側としては、いろんな方向からいろんな人が来てくれる。
ニコニコ動画を中心にして"ボカロ曲を聴く""好きな曲を広める"という文化が形成されていることとあわせて、自分の活動を広めたいボカロPにとっては大きな後押しになると思います。私も、見つけてくれて、そこから応援してくれている皆さんに支えられてます。いい時代に生まれてきた……。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

ボカロ曲との出会いは、上でも書いた通り中学生の頃の「千本桜」でした。あとはカゲプロの曲とか、DECO*27さん、Neruさん……挙げるとキリがないですが、いろんな曲を狂ったように聞いていました。
VOCALOID(歌唱ソフト)との出会いはそれから数年後。ホビー方面に造詣の深い父が、誕生日だかクリスマスだかに初音ミクさん(V3)を突然買ってくれました。当時はPC環境があんまり整ってなかった(WindowsXPが入ってる分厚いノートパソコンしかなかった)ので動画投稿までには至りませんでしたが、VOCALOIDの子に初めて歌ってもらったのはその時です。思えば、この時にボカロエディターの操作方法を色々調べたからこそ、いざボカロPになるという時に調声であんまり苦労しなくて済んだのかもしれません(曲を作る方の操作は今でも苦労してるけど……)。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

マジで本当にたくさんいるというか、好きな曲に出会うたびに「こうなりて~~~!!!」と思ってるので悩ましいんですが……あえて挙げるならDECO*27さんだなぁと思います。要所要所でキメてくるメロディもそうだし、人間の言葉で語りかけるようでいて、人一人では到底抱えきれない感情を無理やり内包するかのような歌詞。あの感覚を自分のものにできたら楽しいだろうな〜! と思い続けてます。
ボカロP以外だとBUMP OF CHICKENさんが好きで(「ray」があるからボカロPと呼べるかも)、現状を温かく肯定する優しさと、現状を否定する何もかもに屈しないという確固たる力強さと……(こうした言葉でまとめてしまうと陳腐になってしまうかもですが)、そういう言葉を紡ぎ出せたら良いなぁと思います。
両者は両立しない概念である気もしますが、なんかいい感じに取り込んでいって、仁科みしまのカラーを確立していけたらいいな。

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

①だいたいのテーマを定める
②キーボード(鍵盤の方)をガチャガチャやってだいたいの雰囲気を探る
③仮のメロディを小声で口ずさみながら歌詞で使いたいフレーズをいくつか並べる
④キーボード(鍵盤じゃない方)をガチャガチャやって歌詞を作っていく
⑤歌詞を作るのと同時にメロディも決めていく
⑥歌詞ができたらボカロを打ち込む
⑦ボーカルができたら全部の楽器を入れて完成!
……ざっくり言うとこんな感じです。よく「詞先・曲先」なんて言葉を耳にしますが、どっちとも言いづらい!
①以外は基本的にPCに向かっての作業です。

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

きっかけ、ほしい~~!日頃の会話(DiscordでボカロP同士よく集まっている)で、自分が普段考えてることを言語化したり、他の人の話を聴いたりする中で、自分や他人がどういうことに心を動かされ、どういう感情を抱くのかが見えてくると、それが新しい歌詞を生み出すきっかけになるかも……。
メロディは本当に、キーボード(鍵盤)を叩いてる途中に偶然いい音の並びを見つけたり、何もしてない時にパッと思い浮かんだり、様々です。

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

我が家にいるキャラクター達にはみんな思い入れがあって、みんな可愛くて、みんな大事なんですけど、強いて言うなら……中学・高校の頃からマジカルミライに通っていたのもあって(三重県から東京までわざわざ!)、初音ミクさんのことはひときわ特別な存在として見ている気がします。

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

ほんと~~~に筆が遅くて、どれだけ短くても1ヶ月、長いと3ヶ月以上にわたって悩んでいることがあります。主に歌詞のことで、ああでもないこうでもないと試行錯誤している時間が長いです……。なんとかしたい! と思い続けて早7年。

Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

エゴサの鬼なのでかなりチェックしてます!! 私の中では動画を作ること=登場人物たちの世界を作ることだと思っていて、その世界が広がっていくのを観測するのがすごく楽しいです。あと単純にめちゃくちゃ嬉しい!!
二次創作、作者の反応を求めてる(反応あったら嬉しい)人と求めてない(気まずくなっちゃう)人がいると思うので、反応する/しないであったりどこまで言及するかだったりは慎重になっているんですが……多分漏れなく全部見てます。

Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

こだわり、というのはないんですが、キーボード(鍵盤)はRolandのA-49をずっと使ってます。ボカロPになる少し前、漠然と作曲でもやってみようかな~と考えてた時期に買ったものです(買ってもらったんだっけ? 7年前のことなので記憶が...)。鍵盤の弾力が程良くてGood。
イヤホンはオーディオテクニカのCKR50を使ってます。6000円ぐらいで買った普通のやつですね。ちなみに今調べたらAmazonで3500円ぐらいになってました。損した!
一応モニターヘッドホンとしてAKGのK271 MKⅡを持ってるんですが、長時間つけてると頭が物理的に痛くなってくるのでまだあんまり使いこなせてないです。ボカロPたるもの、モニターヘッドホンぐらいは使えるようになりたいなぁ……と思います。

Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

まずは、もっといっぱい曲を出したい! その上でアルバムとかも作りたいし、ボーマスなどのイベントで売ったりしてみたい! と思ってます。いろんな人に覚えてもらって、いろんな人と仲良くなって、活動をどんどん広げていきたいです!
あとは、いま関西に住んでるんですけど、関東在住のボカロPたちがしょっちゅう集まって飯とか行ってるのが本当に羨ましくて仕方ないので、可及的速やかに関東に引っ越したい。話はそれからだ!!

Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

いつも見てくれてる皆さんには本当に感謝しかないです……。これからもいい曲をお届けできるように頑張ります!!!!
これから仁科みしまの動画を見てくれる皆さんには、いい動画だったなぁと思ってほしいし、願わくば名前を覚えてもらえると嬉しいです……!
コメントやリプライをいただけると、それはもう誇張抜きに飛び跳ねるほど嬉しいんですけど、そういうのって心理的なハードルがちょっとあったりする(人もいる)じゃないですか。でもやっぱり「見てもらうこと」自体がものすごく嬉しいし、いいねを送ってもらったり、RTで広めてくれたり、そういった言葉以外での応援もすごく励みになってます!! いつもありがとう! これからもよろしくね!!

 

※今回のインタビュー内容は一部分となります。全編音声版につきましては別途公開予定となります


いかがだったでしょうか。今後もこうした様々なクリエイターの皆様へのインタビューを通じて、普段の活動や投稿される作品への想い等お伺いさせていただき、クリエイター支援のきっかけにできるように頑張っていければと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

【3】最後に

 #165。いかがだったでしょうか?次週発行号は楽曲紹介を行っていきますので、次週以降も引き続きよろしくお願い致します。なお、インタビュー次回掲載は再来週発行号となりますので、こちらもどうぞ、よろしくお願い致します。


 それではまた次回、#166でお逢いしましょう(`・ω・´)ゞ

エディター(執筆者&構成&発行等) サポーターNO.118 ドロイド