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宋文洲のメルマガの「読者広場」

隔月で発行されているソフトブレーン創業者、宋文洲のメルマガを掲載しています。 10万人を超える読者がいる人気のメルマガです。 是非ご注目ください。

宋文洲

  • お天気は変えられない

    東京の自宅に三週間も居て久しぶりに北京の自宅に戻った日に風邪を引きました。 東京の服装のままで子供達と庭で遊んだからです。体は素直に寒いと分かっていましたが、「もうちょっと」という心がいけなかったようです。 ソフトブレーン創立20周年の記念行事もあって私は東京 - 札幌 - 大阪 - 上海 - 北京の順で巡回してきました。それぞれの行き先で古い友人と会うのは楽しみですが、お天気だけはなかなか把握する余裕はありません。しかし、着いてからすぐ着替えるという簡単な対策で風邪を引かずに無事に乗り越えました。 家族の待つ北京自宅に戻ってから風邪を引くとは完全なる自分の安心感によるものです。安心して着替えなかったからです。企業では、若い社員が風邪を引くと上司の方がよく「気が緩んだからだ」と叱りますが、フリーターの私は自分で自分を叱るしかありません。 お天気は変えられません。我々個人が着替えることでその変えられない天気に対応するしかありません。しかし、ビジネスとなると多くの人はこの単純な理屈を忘れてしまいます。 景気はいつどうなるか分かりません。誰がリーマンショックを予想できたでしょうか。政治はいつ...

    2012-12-12

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  • 日本は成熟社会か

    最近、気になる言葉があります。それはよく人々の話に出てくる「日本は成熟社会だ」という「定説」です。何を持って成熟したと言っているのでしょうか。 政治といえばいつまでも政権交代がメインテーマで、地方分権、経済成長と国際化などの前向きの議論になりません。暴動が起きない安定性は羨ましいのですが、毎年総理が変わる政治は果たして成熟政治でしょうか。 政権ごとに過去への解釈と態度が変わり、両国トップ間の約束を「外交文書にしていない」といって無視するような外交は果たして成熟外交でしょうか。今後誰が日本のトップとの会話を信用するのでしょうか。 企業に未だに「年功序列」、「終身雇用」、「男尊女卑」などの古い風習が蔓延り、若者と女性の才能を活かせない経済は成熟経済でしょうか。企業と個人間に未だに契約書すら存在しない雇用関係は成熟した労使関係でしょうか。 ベンチャー精神が後退し、若者が海外に出て行かず、行動範囲がどんどん小さくなる社会は成熟と言うでしょうか。若者の闘争心と競争心の無さを豊かさのせいにするのは成熟社会の必然でしょうか。 ここ30年間、日本は進化したところがたくさんあります。しかし、それ...

    2012-11-28

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  • 経営者の政治

    私が知っている偉大な経営者達はだいたい政治と距離を置きます。政治は経営の邪魔さえしなければよいと考えているからです。しかし、私が知っている偉大な経営者達は見事な政治力を持っています。彼らの政治力は社内の結束と社外のマーケティングに大変な威力を発揮しています。 一見矛盾のようですが、そうではありません。政治家達の政治と経営者達の政治が違うのです。本来、政治には一つの意味しかありませんが、「経済は一流、政治は三流」と言われる中、政治家の政治と経営者の政治がどんどんかけ離れて行きます。 一人でも多くの社員に理解されるように、一人でも多くの顧客に評価されるように、一人でも多くの株主に魅力を感じてもらえるようにと、良い経営者は日々頑張ります。これは政治家の数の原理とまったく同じです。自分側の人数を増やし、ライバル側の人数を減らすことは経営の政治の基本であり、本来、これは政治家の政治の基本とまったく同じです。ただ、経営者たちは知らずにやっているだけです。 サルやオオカミの群れにも政治が存在する訳です。政治は何も難しいことや汚いことではありません。群れで行動する時に、社会が形成する時に必要最...

    2012-11-28

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  • 内向き議論の遠因

    日本と関わってそろそろ30年になりますが、未だに納得できない言葉があります。 それは農耕民族と島国根性です。 13年前、組織営業を助けるシステムを営業する際、よく言われたのは「我々が農耕民族だから・・・」です。この場合、その続きは間違いなく「そんなシステムは要らない」ですので言い始めたらもう結論が分かります。 当時、根性と勘に頼る個人営業を、ネットに繋がる携帯電話システムで組織的営業に変えることは、全く新しい試みでした。理解できない、もしくは理解できてもチャレンジしたくない方々が居るのは普通のことですが、私が嫌だったのはその言い訳でした。 「農耕民族だ」は構いません。「必要がない」も構いません。しかし、この二者を繋げるところがとても強引且つ傲慢に感じました。言っている本人は正々堂々でしたが、提案に来ている私も農耕民族であることを忘れています。 「お前の考えは納得できない。帰ってくれ」と言うならば何の問題もありません。営業は所詮、ニーズのあるところに行かないとダメですから、理解できないからと言ってしつこく説得する暇はありません。 ところがいい年の良い立場にいる方が礼儀正しく私を立派な応接間...

    2012-10-30

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