閉じる
閉じる
×
3分間エスパー 第九話「プロフェッサー」
1 午後のカフェ
由利と馬渕が向かい合って座っている。
由利 「……」
馬淵 「あのさ」
由利 「はい!」
馬淵 「そういう顔しないでくれる? まるであたしがあんたを脅してるみたいじゃん」
由利 「まあそれに近い状況にはありますけど」
馬淵 「ん、なんか言った?」
由利 「いえ、なんでもありません!」
馬淵 「あんたに聞きたいんだけどさ」
由利 「はい」
馬淵 「あんたプロフェッサーとどういう関係なわけ?」
由利 「どういう関係って、ただの先輩と後輩な関係ですけど」
馬淵 「ただの先輩と後輩なわけないでしょう」
由利 「あのもしかして馬淵さんは先輩の彼女さんかなにかでしょうか?」
馬淵 「は? なんであたしがあんなもじゃもじゃの彼女なわけ?」
由利 「すみません! いやその随分怒っていらっしゃるようなので。あ、でも安心し
てください。あ
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になればこのチャンネルの全記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
執筆集
更新頻度:
不定期
最終更新日:2024-10-07 21:30
チャンネル月額:
¥550
(税込)