• このエントリーをはてなブックマークに追加
『ウォーハンマーRPGセッション風景配信』第7回プレイレポート
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

『ウォーハンマーRPGセッション風景配信』第7回プレイレポート

2015-08-04 18:51
    ウォーハンマーRPGセッション風景配信も第7回目。
    今回もプレイレポートをテーブルトークカフェDayDreamの宮音詩織さんにお願いしております。

    7/21配信の回も、この6人のキャラクターたちによる冒険となりました。

    ac995066b12f026be25083b8dfff995ce617eb97aefeaca4edf7d4d0b1893500592dfb6f31c3c07ca12af612b41a7d30e32a32a3edc63326ea6c60eeb1b17b3b89f6f601cdb12dca38cde4c875889230251f4199871bd571a3ff1d58a800c0b7cb3bac613f44eec7d264f73b8c7775c915dd314a5ed5fad5

    ミドンヘイムへの街道を歩くこと数日、一行が立ち寄ったのは、デルベルツという街であった。
    街の東を川が流れている、大きな街である。

    街の広場で、ひとりのハーフリングが、ウドーへ親しげに声をかけてきた。
    彼はファットボーイという名で、ウドーとは旧知の仲であった。
    e34d9a1cc73c4397869cdeefec49e053eb3dfce8
    二人のハーフリングは腕を組んで小躍りしながら、親しげに話を始めた。
    ファットボーイの話では、金持ちである彼の主人が、貴重品警護のために人を雇いたがっているということだった。
    驚くほど待遇のよい仕事に、皆はいぶかしみつつも、ひとまず話だけでも聞いてみようと、その金持ちのもとへ向かうことにした。

    デルブ川沿いにある「鳥肉サラダ屋敷」が、その金持ちの屋敷である。
    道中、その評判を伺ってみると、自称発明家の変人が住んでいるとのことだった。

    立派な屋敷、その呼び鈴らしきロープを引っ張ると、屋内から響いたのは爆発音。
    ファットボーイに案内されて屋敷の中を歩けば、一行には全く意味のわからない装置が、そこらに並んでいた。
    好奇心のままに機械のボタンを押せば、コンベアに乗せられた七面鳥が現れ、装置の腕が羽根をむしるという珍事が起きる。
    e26aac6e51b4031c2980d7220a182366e1ba79c7
    これほど風変わりな屋敷は、皆、見たことがなかった。

    当の本人は屋敷におらず、川の傍にある物置のほうへ、皆は案内される。
    博士は、常軌を逸した感性の持ち主であることが一目でわかる風体だった。
    その名も、ウォルフガング・キューゲルシュライバー博士。
    ce80257b81d6ff09fb6b464decf7135416ef3bc9
    話によると、彼は毎晩のように、たかり屋に金を要求されているらしい。
    それを追い払い、二度と来られないようにすれば、金貨を一人につき百枚、支払うと言う。
    条件の良すぎる依頼だが、断る理由を持たない一行は承諾する。

    彼はもうひとつ、研究の手伝いと称して、発明品である「潜水艇」を見せ、意見を求めた。
    4a30cae4a118ab8f89ce7ad3d63064c609c37169
    真面目に意見を述べる皆を見て上機嫌になった彼は、自分の発明品を持っていくように言う。
    皆は「移動消火器」や「七面鳥羽根むしり機」や「水中呼吸装置」を目の前に、さんざん迷った。
    悩み抜いた結果、バルデマーが選んだのは、ボタンを押すと剣が10ヤードほど飛び出してしまう「早抜き鞘」だった。

    夜になると、空では雷が唸り、激しい雨が降るようになっていた。
    変わり者の博士は、あろうことか雷を集めようとしているらしく、屋根の上に立てた尖塔の装置に、工夫をこらすなどしていた。

    深夜、階下から物音がし、皆が様子を伺うと、黒ずくめの衣服に身をつつんだ怪しい者が、屋根へ駆けあがっていくところであった。
    皆は急いでそれを追い、雷鳴とどろく屋根の上へ出た。
    屋根に置かれた謎の装置へ近づこうとする黒ずくめに、皆は猛攻をしかける。
    雨で濡れた屋根とあって、移動さえままならない者がいる一方、身軽なエルフのウルディサンが剣をひるがえし、相手に斬りかかった。
    その後も、エルフは未だ見せたことのない勢いで白刃を踊らせ、ついに敵を打ち倒した。
    敵の正体を見た皆は驚愕する。
    たかり屋などではない。
    それは、混沌勢力に与しているとの噂もある、ラットマンであったのだった。
    3ddf846b6e9c5c35a0e1cfd418aef63c3b6911bf



    配信やゲームへの感想は dnd@hobbyjapan.co.jp へお送りいただくか、
    下記住所までお送りください。
    114f6a30cc31ce58d56b3b842623b91f9c0a7620
    チャンネル会員ならもっと楽しめる!
    • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
    • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
      • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
      • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
    ブログイメージ
    水曜夜は冒険者! -記事アーカイブ-
    更新頻度: 不定期
    最終更新日:
    チャンネル月額: ¥330 (税込)

    チャンネルに入会して購読

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。