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数百人単位とつながってるんですが... 

Twitter、Facebook、Google+など、最近では何らかのSNSを使っている方は多いと思います。しかし、そんなSNSの使い方について、ちょっとドキッとするようなレポートをシマンテックが公開しました。

16日に発表されましたノートンレポートこちらからどうぞ ※PDF)によりますと、現実では知らない人とSNS上でつながることは、セキュリティ上危険性があるというのです。

ま、マジっすか! 今まで知らな人とやりとりすることに、そういった危険性を考えたことはありませんでした。
 


日本では、66%の人が「知らない人とSNS上でつながっている」とのことです。これは、世界平均の31%の2倍以上の数字。


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このセキュリティ上の危険性は、以前ご紹介しましたFacebookのアカウント乗っ取りこちらからどうぞ)が最も分かりやすい例かと思います。

しかし、上記のようなシステムの穴を突いた危険性以外にも、普通に仲良くなった後に住所や氏名を聞き出してくるといったようなパターンも考えられます。表面上では親切な人も、実はサイバー犯罪者という可能性もあるわけです。


また、「他人とソーシャルメディアのパスワードを共有した」という人も、世界平均の2倍近い数字となっています。これは、ちょっと危険な香りがしますね。

反面、SNSのアカウントをハッキングされたりといった「被害を受けた経験のある人」は1%と、世界平均の12%よりはるかに低い数字になっています。それだけ、日本ではサイバー犯罪者が少ないということでもあるのでしょう。

ていうか、世界ハッキングされすぎ。怖っ。


しかし、こういったサイバー犯罪は、日本では遅れてやってくるパターンが過去に多くありました。これから、日本人の知らない人とでも簡単につながる性質を活かした、ハッキングが増えてくる可能性もあります。

皆さんも、知らない人とSNS上でつながる時は、一度相手の素性などをよく調べるようにした方がよさそうです。私も、これからは気をつけようと思いました。



2013年ノートンレポート ※PDF
プレスリリース[via INTERNET Watch]

(コンタケ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2013/10/sns-nortonreport2013.html