ケータイやスマホって、魅力的な新機種が登場するとつい買い替えちゃって、まだ使える以前の端末が家にゴロゴロしているなんて話、よく聞きますよね。
そんな、まだ使える古いケータイを通話用としてもう一度使えるようにする『携帯電話SIM』が、11月23日より発売されますよ。
これは電話番号の入った『SIMカード』と呼ばれるものの一種で、通話とショートメッセージだけに機能を絞って月額1,290円からという価格を実現した製品。
ドコモから回線を借り受けている事業者(MVNOといいます)の日本通信が提供しているので、ドコモのFOMAに対応した携帯電話ならカードを差すだけで再び通話できるようになります。
月額1,290円のプランSから、月額2,290円のプランM、月額3,710円のプランLの3段階が用意され、ともに月額料金分以上の無料通話が付属。通話料金はプランSで30秒あたり20円、Lなら30秒14円です。
と、いうことは無料通話の範囲内のみで利用した場合
■プランS
月額基本料 1,290円で32.5分まで無料通話可能
(無料通話1300円÷(20円/30秒))
■プランM
月額基本料 2,290円で75分まで無料通話可能
(無料通話2700円÷(18円/30秒))
■プランL
月額基本料 3,710円で178.5分まで無料通話可能
(無料通話5000円÷(14円/30秒))
通話料金だけ見ると本家ドコモのFOMAに比べて割高ですが、無料通話と月々の通話時間とのバランスを理解した上で活用すればけっこうオトクに使えるかも。
手持ちの端末を再利用することで初期費用を安く抑えられることも加味すると、2台目・3台目の携帯電話回線としてなかなか良い選択肢となるかもしれません。
「前のガラケー、今では目覚まし時計として使ってる」とか「なんか愛着があって手放せない」といった理由で家に眠っている端末がある人は多いはず。それらがもう一度通話に使えるようになれば、お子さんに持たせたり仕事とプライベートで電話番号を分けるなどの用途で 古いケータイをまた活躍させることができますね。
選択肢が多いってイイことだ♪
『MVNO』とか『SIM』についてもっと知りたい方へ:
日本通信、第二陣、使っていない携帯電話が甦るSIMを新発売 [日本通信株式会社]
(ワタナベダイスケ)