以前、インターネットでよく使われている暗号化技術に欠陥が発覚し、大きな騒ぎとなっていることをお伝えいたしました。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
上記記事内のサイトの大半は、すでに問題の対応が完了しているはずです。しかし、この問題はオンラインサービスだけにとどまらず、一部のスマホ自体にもハッキングされる可能性を作ってしまいました。
具体的にこの影響を受ける機種が、毎日新聞にまとめられています。以下の6機種が該当するとのことです。
NTTドコモ
・ギャラクシー・ネクサス SC-04D
・ギャラクシー・ノート2 SC-02E
・ギャラクシーS3a SC-03E
au
・HTC-Jバタフライ HTL21
・インフォバー A02
ウィルコム
・ディグノデュアル WX04K
この内、ウィルコムの『ディグノデュアル』以外の5機種は、問題に対応したアップデートが配布されています。また、『ディグノデュアル』も、5月中にアップデートを実施予定とのこと。
ところで、筆者の使用しているスマホは、auの『HTC J バタフライ』です。そう、今回の問題に、該当している機種となります。
実際にアップデートが来ていましたので、実施してみました。以下、その様子です。
アップデートの通知
昨日、朝起きてスマホを起動してみると、こんな画面が出ていました。
ここで「ダウンロード」を選べば、アップデートに進めます。該当機種でこの画面が出ない人や、「後から」を選んで消してしまった人は、以下の手順でこの画面が出せます。
手動でアップデートを確認する
本体の設定画面から、「バージョン情報」を選択します。
続いて、「ソフトウェアアップデート」を選択すれば、OK。アップデートの通知が出るはずです。
機種によって少し表記や項目の並び順が違ったりするかもしれませんが、近い言葉で書かれているので分かると思います。
アップデートの適用
アップデートのダウンロードが終わったら、以下のような画面が出るはずです。「今すぐインストール」を選択しましょう。
自動で何回か再起動を繰り返しますが、触らずに放っておきましょう。しばらくすると普通に起動して、アップデートが完了します。
これで、「OpenSSL」への問題が解消されました。すぐに終わりますので、ぜひ実施してください。
まだアップデートが来ていない『ディグノデュアル』に関しては、引き続き配布開始までパスワードの入力など控えるようにしましょう。
<OpenSSL欠陥>国内のスマホ6機種 OSに問題[毎日新聞]
(コンタケ)