アプリを実際にインストールできる、「ニセApp Store」の存在が確認されたようです。個人ブログの「情報科学屋さんを目指す人のメモ」にて、詳細にレポートされていました。
アプリが自由に公開できるアンドロイドと違い、「iPhone」では「App Store」以外からは一切アプリがインストール出来ないようになっています。そのため、「iPhone」のほうが、セキュリティー面では安心とされていました。
しかし今回の件により、公式の「App Store」以外からでも、アプリをインストールできることが確認されてしまったことになります。これは、「iPhone」の安全性を揺るがす事件と言えそうです。
見破り方
細かい経緯などについては前述の「情報科学屋さんを目指す人のメモ」を見ていただくとしまして、ここではニセ「App Store」の見破り方についてご紹介しておきましょう。
かなりそっくりに作られたニセ「App Store」ですが、偽物はただのWebページ。公式の「App Store」と違い、Safariで開かれるため上部にアドレスバーが表示されます。
その他、一部のボタンが反応しなかったり、フォントが微妙に違ったりします。少しでも怪しいと思ったら、アドレスバーが出ないか確認すれば大丈夫です。
ただし、こういったものは、時間とともにより巧妙化していくもの。今はアドレスバーを確認すれば見破れますが、いずれ本当に見分けの付かないようなものが出てくる可能性もあります。
アップルの対策にも期待したいところですが、怪しいリンクを踏んだりしないことが重要でしょう。皆さん、十分お気をつけ下さい。
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(コンタケ)