毎年のことながら、この季節は毎晩の熱帯夜のため、暑くてなかなか寝付けずに寝不足になってしまう方も多いと思います。そんな時は短いながらも熟睡してしっかり疲れをとりたいもの。
でも、眠りの質ってどうやって計るのでしょうか? そんな疑問を解消しつつ、より良い眠りへのアドバイスもしてくれる、アプリ連動のガジェットがありましたのでご紹介します。
使用前にまずはセッティング。スマホからアプリストアにアクセスし、『ねむり体内時計』をダウンロードしたら、ハードウェア「眠り時間計(HSL-002C)」とリンクさせます。
セッティングが完了すれば、後は簡単。毎晩寝るときに眠り時間計のボタンを押して枕元にセット。これが寝返りなどの振動などを感知して、横になってから眠るまでの時間や熟睡具合などを計測してくれます。
翌朝は、眠り時間計のアラームを消した後でアプリを起動し、トップ画面にある「データを転送」をタップすれば自動的に昨晩の眠りの記録が転送されます。
毎週ごとに、自分の眠りがどんなパターンなのかが出るとのことでしたので、今回は約1週間分の記録をつけてみました。さて、その結果は...
まず「ねむりタイプ」の項目を見ると、私は「きっちりフクロウタイプ」。つまり規則正しく夜更かしぎみとのこと。次のページを見ると、「寝る直前のTV、PCは早めに切り上げて寝るように心がけて」という、ねむりアドバイスもありました。
さらに、おすすめ「ねむりレシピ」へのリンクもあります。こちらはアロマテラピーやマッサージなど、寝る前に心身をリラックスさせる具体的な方法などが記事になっていました。
私はご覧の通りのお休み3秒の体質ですが、上記のグラフで寝つき時間が長くかかってしまうと出た方は試してみると良いかもしれません。
この週の就寝時間と起床時間はこんな感じです。診断にもあったように、ちょっと夜更かしをしすぎですね。確かに週後半は少し疲れが出ていたように思います。
「体内時計」という項目を選択すると、実際の平均睡眠時間とともに、適正な就寝時間「おやすみゾーン」と起床時間「おはようゾーン」が表示されます。
これによれば、私の生活リズムだと11時〜12時には床につき、今と同じぐらいの時刻に起きるのが望ましいということになります。頭では早寝するべきと思っていても、なかなか実践できないものですが、こうして客観的に見ると「明日からやってみようかな」と思えます。
夏バテや夏風邪を防止するためにも、しっかり睡眠や栄養をとって体調管理をしたいものですよね。眠り時間計などのガジェットも現代らしい手助けの一つとして候補に考えてみてはいかがでしょうか。
(高橋ミレイ)