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ソーシャルメディアでの炎上に関するダイヤモンド・オンライン調べ(2013年10月)によると、「勤める企業や知人が(炎上の)対象となったことがある」人は6%、「自分自身が対象となったことがある」人は2%いた。

炎上の対象となったソーシャルメディアはtwitterが52%と半数以上を占め、mixiと個人ブログがそれぞれ16%となった。

検索対象で誰からも見られるTwitter

前述のように、特にTwitterは炎上が多いことで知られている。では、なぜTwitterで炎上が起きやすいのだろうか。

実はTwitterは鍵をかけない限り、投稿したツイートはインターネット上に広く公開されている。ブラウザでの検索対象になり、リアルタイム検索などを使えば誰でも読むことができる。直接フォローせずに、「お気に入り」に入れて読む人もいる。

子ども達は友だちだけに言うつもりでTwitter上に問題ある投稿をしているが、その投稿が実はインターネット上に広く公開されているため、炎上してしまっているのだ。


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リアルタイム検索でTwitterやFacebookの全体公開の投稿を調べることができる。
図は「飲酒運転」で調べた結果。


ツイート前に見直す習慣を持とう

これまでの事例をみると、大半の炎上は以下のようなことを書いたために起きている。


  • ・他人の誹謗中傷
  • ・著名人のプライベートを勝手に公開
  • ・他人が不愉快に思うこと(差別発言、飲食店なのに商品を粗末にする、アルバイト先等の機密情報漏洩等)
  • ・犯罪・迷惑行為(飲酒運転、未成年飲酒、万引き、キセル、線路内侵入、カンニング等)


そのような理由で炎上した場合、停学・退学処分、内定取り消し、損害賠償請求などの目に遭うことがある。個人情報が永遠にネット上に公開され続ける羽目になることもある。

上記に該当することはネットには決して書かないこと。Twitterは不安であれば鍵をかけて公開範囲を制限すべきだが、鍵をかけても問題発言はしないこと。

そして、ツイートする前に読み返して内容に問題がないかどうかを確認する習慣を持つようにアドバイスするといいだろう。


(高橋暁子)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/08/0803takahashi.html