許せませんね。
先週自ら命を絶った米国の俳優・コメディアンのロビン・ウィリアムズさんの娘が、SNSのアカウントを削除していたことがわかりました。産経ニュースの報道によります。
ロビン・ウィリアムズさんは多数の映画に出演し、高い演技力に定評がありました。しかし、先週の11日に自宅で自ら命を絶っているところが発見されてしまったのです。
父の死に悲しみにくれるロビン・ウィリアムズさんの娘ゼルダ・ウィリアムズさんでしたが、そんな彼女をさらなる悲劇が襲いました。ネット上の心ないユーザーから、嫌がらせの写真やメッセージが多数届いたのです。
SNSとゼルダさん
元々ゼルダさんは、親子でSNS利用していました。しかし、以前から少なくとも2人のユーザーから、卑劣なメッセージや悪意を持って加工された画像が届いていたということです。
この2名は規約違反によりアカウントを削除されていましたが、そのたびに即新しいアカウントを取得し続けていたということです。悪意あるユーザーによる執拗な嫌がらせというものは、世界中のどこにでもあるものなのですね。
今まではどんなメッセージや画像が届いてもユーモアで切り返していたゼルダさんでしたが、さすがに父の死の後は堪えたようです。Twitterやインスタグラムのアカウントを、閉鎖してしまいました。
米国ではこういったハラスメント行為を続けるユーザーを「トロール」と呼び、問題になっているようです。
インターネット上での声
この件についてインターネット上では、
・SNSによって全く知らない人とも簡単につながるということは、顔と顔をつきあわせてではできない幼稚な悪意に簡単に触れてしまう、と再認識。
・ひでえ事する奴もいるもんだ。あちらでは荒しのことをトロールというのか・・・
・使う人間の良心とリテラシーが悪意と無知に対抗しきれないこの状態を企業や法整備でフォローされる事を願ってやみません。
・実行力のある取り締まりの方法を検討し、すぐさま始めて欲しいです
といった声が挙がっていました。いやぁ本当に、許せませんね。
SNSは楽しいし、とても便利なものです。しかし、顔が見えない相手と簡単に繋がれるからこそ、簡単に心ないことを言える人間も出てきてしまうのではないでしょうか。
SNSによるハラスメント行為の対策が、進んでいくことを願うばかりです。
「心なきSNS、永遠にさよなら」 ロビン・ウィリアムズさん娘に卑劣な投稿[産経ニュース]
(コンタケ)