技術の進歩の弊害ですねー。
iPhoneを使って、キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を簡単に盗む方法が見つかってしまいました。YouTubeの動画によります。
一体どのようにして盗むのか、実際にご覧ください。
いやぁ、これは怖い。ATMのキャッシュカードやお店でクレジットカードを使う時など、暗証番号をボタンで押す機会は多いもの。これでは、安心して使えませんね。
動画のナレーションが英語で少しわかりにくかったかもしれませんので、簡単に解説を。
番号を盗む手口
暗証番号を盗むために使うのは、iPhoneと、スマホ用のサーモグラフィカメラケース。サーモグラフィとは、温かいところは赤く、冷たいところは青く見える画像のことです。
最近は、スマホでサーモグラフィ映像を簡単に撮ることのできるケースが、安く売られています。このケースを使って、一体どのように暗証番号を盗むのでしょうか。
動画内で、その方法が実演されていました。まずは普通にレジに並んで、前のお客さんがクレジットカードの暗証番号を入力するのを待ちます。
自分の番になったら、スマホで音楽を聴いているふりをして、サーモグラフィカメラで暗証番号を入力する機械を撮りました。
この時撮影した映像を後で見なおしてみると、ご覧のとおり。押したボタンに指の温度が伝わって、色が付いているのがわかります。
どのボタンを押したかだけでなく、色の変化から押した順番まで特定できてしまいます。上の画像だと、1、2、3、4、5の順番に押しているのがお分かりいただけるでしょう。
これでは、いつ暗証番号を盗まれるか分かったものではありません。安心してカードを使うことは、できないのでしょうか。
サーモグラフィ対策
ご安心ください。これには、ちゃんと対策があります。方法は簡単で、暗唱番号のボタンだけではなく、他のボタンにも触れればOKです。
これだけで、どのボタンを押したのか分からなくなります。暗証番号を押したあと、各ボタンにぺたぺた触っておけば大丈夫でしょう。
技術が進歩するほど、思わぬところで被害に遭う可能性も上がります。カードを使う際には、細心の注意を払いたいですね。
iPhone ATM PIN code hack- HOW TO PREVENT[YouTube via grape]