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タブレット端末でのタイピングは「肩がこる」 その隠された理由とは?
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タブレット端末でのタイピングは「肩がこる」 その隠された理由とは?

2014-10-22 19:00
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    日本人の現代病「肩こり』。厚生労働省による昨年平成25年の国民生活基礎調査によると、自身の健康について「自覚している症状がある」と答えた人は全体の約30%。結果を症状で分けると、「肩こり」は女性で1位、男性で2位(1位は腰痛)という結果が出ています。肩こりを自覚している人の多さがわかりますね。

    ここ最近のスマートフォンの普及も肩こりの一因かと思われますが、どうやら「タブレット端末」もその仲間入りをしそうなんです。

    タブレットのキーボードは肩がこる!?

    米ノーザンイリノイ大学の研究チームが発表した論文によると、タブレット端末上でタッチスクリーン式のキーボードを長時間使用すると、肩に慢性的な問題が生じる恐れがあるそうなんです。

    研究で行われた実験では、タッチスクリーン式・デスクトップパソコン・ノートパソコンの3種類のキーボードを比較しています。それぞれのキーボードで、被験者にグリム童話の一節を5分間タイプしてもらい、腕や肩の筋肉の動きや、キーを押す力を測定しました。

    その結果、従来のキーボードに比べて、タッチスクリーン式のキーボードは筋肉の動きが少ないことがわかりました。


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    動きが少ないのなら、運動量も少なくて省エネなのでは? と思いますが、話は逆なんです。タッチスクリーン式の場合、ちょっとでも画面に触ると誤ったキーを入力してしまうため、常に少しだけ指を浮かせた状態になります。この状態は上背部(肩と腕を支える部分)に長時間負荷をかけることにつながるのだそうです。

    研究ではタイピングの精度にも触れています。デスクトップ型とノート型のキーボードのタイピング速度は平均で1分間63語、タッチスクリーン式が1分間25語という結果になり、入力の正確さも従来のキーボードが上回ったとのこと。

    長時間タイプをするときは、精度を保つ意味でも、健康のためにも、タブレット端末ではなく従来のキーボードを使ったほうが良さそうですね。

    タブレット端末でのタイピング、肩に負担も-米大学の研究論文[The Wall Street Journal]

    photo credit: Sigalakos,biberfan via photopin cc

     

    RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/10/tablet-stiff-shoulders.html
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