使い方が分かれば、ちょっとフィーリング・ラッキー?
パソコン版Googleのトップページを開くと検索ボタンの横にある謎のボタン、「I'm feeling lucky」(アイム・フィーリング・ラッキー)。皆さん目にしたことはあると思うのですが、1度でも押したことはありますでしょうか。
直訳すると、「私は幸運な気持ち」というような意味になるこのボタン。シンプルな「検索」に対してあまりにも怪しいこれは、一体何なのでしょうか?
という訳で今回は、この「I'm feeling lucky」ボタンについて、簡単にご紹介いたしましょう。なお、スマホからではボタンが表示されませんので、基本的にはパソコンのみでのお話になります。
ボタンを押すと何が起きる?
さて、実際にこのボタンを押すとどうなるのか、適当な言葉を入れて試してみましょう。今回は例として、「Yahoo」と入力して「I'm feeling lucky」ボタンを押してみました。
すると...検索結果の一覧を飛ばし、いきなりYahoo! JAPANトップページが出てきました。一体、どういうことなのでしょうか。
これは、「I'm feeling lucky」ボタンが、「検索結果の一番上のページを直接表示する」という機能なためです。「Yahoo」で普通に検索すると、当然「Yahoo! JAPAN」が検索の最上位に来ますよね。
どんな時に使う?
本機能は、必ず検索のトップに来ることがわかりきっているページを開きたいときに便利です。たとえば前述のYahoo!やYouTube、アップル、ソニー、各銀行などなど。
普通に「検索」ボタンを押すと、検索ボタン→検索結果→目的のページと2段階必要になります。そこで「I'm feeling lucky」ボタンなら、「I'm feeling lucky」ボタン→目的のページと1段階で済むというわけですね。
有名なサイトや企業の公式ページにアクセスするときに、活躍してくれますよ。
ボタンが押せない場合
Googleの検索設定次第では、「I'm feeling lucky」ボタンが押せない場合があります。「インスタント検索」の設定が有効になっていると、一文字ごとにリアルタイムで検索結果が表示されるようになるためです。
これを回避するためには、Googleの検索設定を変更する必要があります。こちらをクリックするか、Googleトップページ右下の「設定」→「検索設定」を押してください。
上の方に「Google インスタント検索の予測」という項目がありますので、「インスタント検索の結果は表示しない」にチェックを入れればOKです。
注意点
本機能を使う際の注意点として、必ず狙った通りのページが出るとは限らないところに気をつけてください。特に、Wikipediaは検索でトップに来ることが多く、開かれてしまいがちです。
例えば、「タブロイド」で「I'm feeling lucky」すると、本サイトではなくWikipediaが開いてしまいます。おのれWikipedia...。
以上、「I'm feeling lucky」ボタンの使い方のご紹介でした。うまく使えばちょっと操作が楽になりますので、活用してみてください。