uma20141214_jpg.jpg 先のジャパンカップ。本命に指名した外国馬トレーディングレザーが第3コーナー過ぎでまさかの競走中止。レース後に右第1指骨粉砕骨折が判明し、予後不良となった。黒とも白ともつかない、何とも後味の悪い結末となってしまったが、今はただアイリッシュダービーホースの冥福を静かに祈りたい。当然馬券は外れ、それ以降はモヤシとハゴロモフーズのみの生活を余儀なくされているが、有馬記念まで残り2週間、何とか立て直せるだろう。

 年の暮れが近づき、娑婆が忙しくなってきた。この時期になるとよく見かけるのが宝くじ売り場の行列だ。むろん年末ジャンボ宝くじを買うために並んでいるのだが、毎年一等が出る売り場には長蛇の列ができ、特に西銀座チャンスセンターでは発売初日は徹夜組をはじめ、全国から宝くじファンが続々と訪れる。十近くある窓口のうち、最も多く億万長者を出している1番窓口に至っては1時間以上待つこともあるという。

 一方それらに対して「どこで買っても同じ」「意味がない」「時間の無駄」などと心無いことをドヤ顔で言う輩が毎年いるが、果たしてどうだろうか。俺はそうは思わない。だったら、お前らが初詣で縁もゆかりもない有名な神社や寺院に行列作ってるのは何なんだって話だし、そこで買うお守りや賽銭箱に投げる小銭は意味があるのかって話になる。生理がきて赤飯炊くのも、節分に太巻きをあらぬ方向向いて目を丸くしながら食べてるのも一体どうしちゃったのって話になるはずだ。そこには目を背け、宝くじ売り場に並ぶ連中だけを非難するのはお門違い。人間は古来よりゲンを担ぎ、何かを信じること、何かにすがることで生きているのである。

 また我々ギャンブラーにとって「当たり券の入ってる箱からクジを引くこと」は鉄則であり、その箱の中のクジの枚数がどれだけ多かろうがとにかくまずは箱の中に当たり券が確実に入ってることが第一必勝条件なのである。つまり西銀座チャンスセンターという箱には毎年必ず一等の当たり券が入っているのだから、その箱からクジを引こうとするのは当然のセオリー。

 カジノには「ツラに乗る」という言葉がある。当たってる人、よく出る目に乗っかるという意味だが、西銀座チャンスセンターは当たりを出し続けているのだからその「ツラに乗る」のはギャンブラーなら定石と言えるだろう。なので我々が宝くじ売り場でアホ面引っさげて並んでるからと言って白い目で見るのは金輪際やめて頂きたい所存である。

 さて、今日の阪神ジュベナイルフィリーズ。一昔前は荒れるレースとして穴党にとって嬉しいレースだったが、阪神競馬場改修後はやや固めの配当に収まっている。ここは新馬戦で強い勝ち方を見せたロカを本命。相手には人気薄のエフェクト、ショウナンアデラを狙う。ここらで手堅く馬券を獲って、年末ジャンボへの投資金としたい。

2014年12月14日 新爆

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